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悪魔の飽食
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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔の飽食の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 101~120 6/8ページ
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作者の絶えざる努力で最初刊行された1刷本に比べて、修正・加筆箇所が見られる。731部隊の実相に肉薄するレポートである。 | ||||
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先ず、細菌兵器の人体実験には、現在、大きな誤解がある。 そして、中国政府も、これで日本政府・日本人を、一方的に、責めるだけである。 しかし、重要な事は、なぜこのようなことをやってしまったのかの原因を知ることにある。 満洲のハルビンの遠い郊外に、731部隊を設置し、<死刑にされる筈の者>が、送り込まれた。 具体的には、反日義勇軍兵士、スパイ、極悪死刑囚、反日分子、・・・ どうせ最後は殺害される・死刑なのだから、日本兵を救うために、彼らに人体実験を行った。 現在でも、<脳死ならば、死体だから>、まだ生きている心臓や肝臓や・・・を取り出して、他人に利用している。 相手が死んでいるから、これが許される。 だから、 この死刑確定者は、まだ生きているのに、<人格は奪われマルタ・丸太>と呼ばれ、名前ではなく、<番号で、物として>扱った。 このことによって、部隊の軍人だけではなく、医者や研究員や動物飼育員・・・、全ての人の良心が麻痺してしまった。 実験者は栄養良く健康な体にしてから、ペストなどに感染させ、 更に、そこから、血清等を与えて治療回復方法を研究した。 これは、日本兵がペストなどに罹った場合に治す目的であった。 勿論、この病気から治ったら、別の病気に感染させ、一生、731部隊から出て行くことが出来なかった。 輸血において、代わりに食塩水で、どこまで、いろいろな事ができるのか・・・ 凍傷で、どこまでなら、死なないで済むのか、いろいろな事ができるのか・・・ 全て、最終的には日本兵を救う目的のためであった。 反日死刑確定の囚人を人体実験することで、他方、日本兵が救われる、という構造・関係である。 正しい、大きな、大義名分もあった。 だから、決して<悪魔><冷血漢>などが行った仕業ではない。 普通の人間が、知らず知らずに、引きずり込まれていったのである。 石井部隊長も、普通の人で、家族や部下に対しては、良い人であった。 この事実を知らないと、同じ間違いを、繰り返すだけである。 なお、 戦後に、<この時の細菌戦兵器を使用したデータを基にして>東大に博士論文として提出されたものが発見され、 中国大陸・中心部で、細菌兵器使用による戦争犯罪の証拠となっている。 | ||||
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事実誤認であろうが、デタラメ満載であろうが、どんな本であろうと違法性が認められないかぎり出版が許容されるというのが自由主義国の日本。この本がどうかではなく、そのことが重要。つまり、そういう意味での星一つです。本自体(内容)への評価は、評価以前の問題なので、評価のしようがありません。ただ、半分架空にしても、創作力、表現力ともに陳腐で、むかしならともかく角川もよくいまどきこんな本を出したな、勇気があるなと思いました(笑) むかしの栄光よ、もう一度! なのでしょうか。要するに、やはり出版不況ということですね。まさに、悪書は良書を駆逐するの典型。 | ||||
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米国立公文書館が731部隊(関東軍防疫給水部)に関する最高機密文書を含む機密文書10万頁分を公開。731部隊は細菌戦研究はしていたものの、人体実験を行ったり細菌戦を行った証拠は全くなく、戦後に言われた事は全て根拠なき捏造であったと証明された。 | ||||
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そもそもが赤旗で連載してたんです。 本として出された最初のころは「ドキュメンタリー」って売り込みでした。 しかしながら証拠写真の捏造などが明確に裏付けられると光文社は第一部、第二部を全てを回収。 角川書店から出たこの第三部も回収されました。 すぐにリニューアルして出されたわけですが、 その後の版では指摘されていた証言や証拠の矛盾点が矛盾しないように書き換えられています。 私は初版も持っているのでその整合性の無さに呆れました。 間違えがあったりしてそれを間違えてましたしと追記するのならわかりますが、 指摘された間違えをバレないように書き換えた改訂版なんて話になりません。 それでもこの本を読んで信じられますか? | ||||
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未だこういった事実は日本国内ではあまり知られておらず、このように過去の事実を一生懸命に伝えようとしている方たちに敬意を表します。 何より日本の若者がこういった真実の情報を接することができ、世界の人たちと向き合ってほしい。 | ||||
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情報源、証言者となるものが提示されず一方的に「これが真実である」と主張するだけの本著 ”日本軍が完全に隠蔽をしようと建物まで破壊した”と主張する一方で、実際には731石井部隊が使用していた建物が現存しているという揺るがない事実 「情報が残らないように徹底的に隠蔽した」という主張は70年代ー80年代で左翼が好んで使った「証拠を用いない」論法だった しかしこれらの主張はキチンと研究者が調べ、「矛盾だらけのデマ話」ということが分かっている このフィクションに書かれている与太話を鵜呑みにせず「実際に存在した防疫部隊である731石井部隊を登場させた架空の物語」として読むといいだろう これを歴史書、史実という輩は歴史研究者が「史実ではない」ときっぱりと否定した話への反論でも出して欲しい | ||||
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読んでいるとややストレスを感じてしまい、実像の表現についてもまあまあでした。 | ||||
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大変な記録です。多くの日本人が読まなければならないならない書だと思う。 | ||||
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歴史上の事実を記述するのであれば淡々と事実を記載すべきで、感情的な記述は避けないと事実を客観的に評価できなくなります。この本はそういう意味で良くない。また取材による証言が多数引用されていますが物証が示されているとは考えにくい。敗戦時に施設を破壊した、実験材料にされた捕虜達は死亡しているので証言が得られないなどの理由はあるでしょうがこの本を読んだだけでは納得できません、疑問が残って落ち着かない本です。それに引用の写真に当時のものでないものが使われていたとか、記述に科学的にあり得ないことが書かれていたなどで一度絶版になり、他社から再出版されたという経緯がありますのでそのことも気になります。 なお、京大医学部病理学教室が731部隊について詳細な論文集を出しています。これは京大に残る資料からわかる事実を淡々と叙述しています。それで731部隊のことがわかるかどうかは別問題ですが歴史を語るのであればそうあってほしいものです。 この本を歴史書として書いたのだというわけではないのかもしれませんが多くの人は歴史として読むでしょう。スタンスを明らかにした上で書くべき・読むべきと思います。 | ||||
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あろうことか本書に五つ星をつける人間がいる。 この本の誤りなど散々指摘されているにも関わらず、だ。 強弁などしていてはあまりに見苦しい。 ここにわざわざ書くこともないと思ったが、高評価レビューがあまりに酷いので、指摘させて頂く。 ・人間が入るほどの遠心分離器で体液を搾り出す(全身骨折で死亡しても、凝血するだけで血液は出てこない) ・注射針で体液を吸い出してミイラにする(現代でも不可能)。 ・真空室にほうり込み、内臓が口、肛門、耳、目などからはみ出し破れる様子を記録映画に撮る(現実はこうならない。記述を否定する実例として、ソユーズ11号の事故が存在する)。 ・非現実な内容もさることながら、35枚中20枚の写真が偽写真だった事が判明し、結局これらの問題で、光文社は絶版とした(1983年に角川書店から、問題点を削除し加筆され再出版) ・元隊員と称する匿名証言の情報提供者から、下里正樹(しんぶん赤旗の記者)が取材し、それを基に書いたので、森村誠一(作家)は、情報提供者との直接取材ではないと主張している。 ・1945年8月、ソ連軍が満州に侵攻すると、撤収作戦が実施され731部隊はその施設のほとんどを破壊して徹底的な証拠隠滅が図られた。という設定にされている。しかし、“完全破壊”されたはずの建物の大半は残っている。石井部隊の本部棟は原型はそのままに、最近まで小学校として使用されていた。 原爆空爆大虐殺60万人の負い目を持つアメリカは、払拭に匹敵する日本軍の悪行を、必死になって探していた。731部隊の情報に当然米軍はとびついた。人体実験や細菌兵器攻撃が事実なら、わずかな捏造で原爆投下の負い目払拭可能なので、石井四郎をはじめ731部隊の幹部を徹底的に調べた。結果は、捏造不可の真っ白だった。さらに、東京裁判で731部隊の関係者は1人も裁かれていない。 本書は再出版されたものだが、それでも客観的証拠が見当たらないことには唖然とする。 関係者はすべて匿名であり、その証言の裏付けがとれない。二転三転する証言により、証言者の信頼性に疑問符が付く。 偽証に関して、ある意味では慰安婦問題より酷いものかもしれない。 史料として、本書をどう扱うべきかは言うまでもなかろう。 与太話に騙され本書を出版するという、真の「悪魔の飽食」を行った著者こそ責められなければならない。 | ||||
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まず言っておこう。この著作は間違いなく、日本人の良心より生まれた、日本文学史上、屈指の名著である。 レヴューにおける不自然な「星一つ」への大賛同を見ても明白なように、 未だ日本において、卑しくも執拗に暗躍する、不当な反共「逆」謀略、軍国主義日本へのまさに「悪魔的」回帰願望が、 どのように醜く蠢動しようとも、作家森村氏がこの名著を表すことによって示した普遍的な倫理的精神は、 人間理性の希望として、永遠にその輝きを失わないだろう。 序文を一読すれば、氏が作家として、いかに客観的に(不偏不党も含めて)、 そして真摯に731部隊という「悪魔」の存在に向き合ったのか、 明々白々という以外に言葉がない。 無論、この本が、ノンフィクションとして一切の批判を免れているなどと言うつもりはない。 しかし、少なくともこのレヴューにおける多数の「似非批判」に、 妥当性、正当性のかけらもないのは、この書をきちんと通読すれば、 コモンセンスとして理解できるはずである。 一種の倫理的な知恵遅れと、愚かな信条的バイアスに基づく中傷に対し、 氏は序文に言う。「同じことを中国が日本で行ったら、黙っていられるのか?」と。 そしてこの著作の倫理的意義から見れば、ほとんど重箱の隅をつつくが如き、 一部の誤謬をも、氏は誠実に誤謬として認め、訂正し、陳謝さえしているのだ。 この一点を見ても、いかに森村氏が作家として、この作品に自信を抱いているのかが分かるだろう。 繰り返す。一部の似非国家主義者、皇国史観者、反共主義者、それらへの付和雷同者に、 騙されてはいけない。それらの精神の「細菌戦」に汚染され、屈する前に、まず本書を通読して欲しい。 この本は、日本人、いや全人類に対して、人間が人間に何をなしうるのか、 いかに「悪魔」になりうるのかを突きつける、良心の書であり、歴史的な告発の書なのだ。 それは、福島の原発問題などに通底する「悪」をえぐり出しているとも言え、 3.11以降の現代に生きる我々にも、決して遠い過去の所業のルポルタージュに終わるものではなく、 また歴史認識にのみ関わるものでもないのだ。 この一書をもって、森村氏は日本文学における不滅の巨星となったと言っても過言ではない。 必読の一冊である。 | ||||
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歴史に一片の傷もない清廉潔白な国など存在するはずもなく、当然日本も例外ではない。本当に国を愛するというのなら、自国に都合の良いところだけを見て、汚れた歴史に目をつぶるようなご都合愛国心に陥るべきではないでしょう。ご都合愛国心などは愛国心ではなく、ナルシズムの類だから。 本当にこの国を愛するのなら、こうした目を背けたくなるような歴史に目を向け、清濁併せ呑む事が出来るほどの強さを持たねばね。 ネトウヨ諸氏自らが自身の精神の弱さを告白したレビューが目立つ本書は、己の愛国心の強さを知る上でも必読の書。 | ||||
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細菌・毒ガス兵器の実験を行った七三一部隊関係者の証言をもとに構成された作品。実験記録は戦後、米軍に引き継がれたという。何とも複雑な思いだ。 ロシア、中国人の政治犯らが実験に利用された。そうした行為に踏み込んだ背景を、本書は偏狭な民族主義と軍上層部の歪んだ選良意識に求める。国家に守られるべき個人と家族の幸福がある。その意識は戦争下にあっては敵国民を顧みず、同胞が生き延びることを第一と考える。戦争を遂行した軍上層部のモラルにもまた問題があった。唯我独尊の言動をはばかることなく、裏では好色遊蕩や不正腐敗を平気で行っていた。民族間の緊張がもたらす自己防衛の観念、組織を統率する幹部の特権意識と蔑視、無規律。いつの時代も非道な振る舞いはこんなところから生じるものだ。 政治犯が独房から逃亡し、施設内で暴動を起こすシーンがある。怒り叫ぶ屈強な政治犯たちに威圧されて日本語でやりとりする隊員のくだりを、私は政治犯ではなく隊員の方に共感して読んでいた。驚いた。事の善悪の判断よりも日本人としての共感の方が勝っていたのだ。自分自身を危ういと思った。 元隊員らは心に重荷を秘めて戦後を生きてきたに違いない。証言は勇気が必要だっただろう。本書が残念なのは、俗情におもねるような軽率な表現があることだ。厳しいテーマだからこそ、とことん真摯に向き合うべきだったと思う。 | ||||
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江戸時代に西洋の医学、恐らく公式に唯一、海外と接触がある出島からオランダの医学の文献を手に入れて外科手術を始めたのでしょう、東洋では病気や怪我の治療は漢方薬や自然治癒や民間伝承だったらしい、当時の江戸時代は士農工商の職業階級の他に賤業身分の穢多非人身分もありその頭目もいました、勿論現在の東京に限ったことです、また日本の国境警備は昨今の北朝鮮の拉致事件から類推するに緩いとすれば当時も密入国者はいたと思います、当時の医師は海外の外科手術の文献を読みましたが、女性の生理も忌み嫌うほどそのような物に接したくなかったので道端で死んでいる馬の解体作業等をしていた賤業身分の者から動物の身体内部の構造の実地指導を受けたそうです、日本の今の医療業界はここから始まり731部隊を経て現在に至ります。 | ||||
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捏造本 写真は全くのデタラメ 七三一部隊と一切無関係な人間に対するインタビュー 医学的に有り得ない描写 旧日本軍防疫給水部を貶めるくだらない偽書 | ||||
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捏造本 写真はデタラメ 無関係な人間に対するインタビュー 医学的に有り得ない描写 旧日本軍防疫給水部を不当に貶める偽書 | ||||
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悪魔の飽食は、掲載写真がでたらめだと云う事は早くから指摘されていたが、素人が素人に聞き書きした胡散臭い資料を元に書かれた稀に見るインチキ本。 その続編とはね〜恥の上塗り。 | ||||
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いつの時代もどの軍隊も残虐行為を行うから日本軍には罪はないとコメントしてる人がいるがこれは悪い開き直り。神の立場からではなく人間の立場から残虐は残虐と正しく指摘し続けることがいつの日か戦争を無くする道でしょう。それをしてないと自分や自分の子孫が同じ目に合わないという保証はありません。2013年時点で内戦が繰り広げられている中東みたいに。 | ||||
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まず、この本を読む前に2010年から人からの暴力脅し脅迫コントロールで精神も外部もボコボコにされました。それが権力なんでしょうかね?もう見ざる言わざる聞かざるは卒業です。これも権力の本ですよね。だから納得です。中国の血が入ってる者には絶対に許せない行為です。うーん。1を知って100%を知りつくし絶句です。本文は殆ど流し読みして?箇条読みだけで十分理解できましたが こんなものは受け入れる内容ではなく。(読み物でもない。?)ただひたすら事実だという事ですね。被害者にはまず無償制度の永久のケアー 補償 保証 賠償 です。勿論 ビジネスも。個人的にこういう犠牲者は加害からはやられるのが馬鹿なんだと加害側は所詮その程度の思考しかありません。人の痛みを知らないゲテモノです。だからスパイクで蹴られたら 斧で頭からぐじゃぐじゃにこ○してやるといい。そして その後 案山子にしてさらし者にすれば上等。中国人の誇りがあるので低級な脳みそは関わりたくない。どっかから出てけば良い。逆に頭を下げて感謝しなきゃいけない人間に対しての行為だから特に悪質 後は 何だかんだいっても 日本にしか居られな奴ら 理解に悩みます。がど?とかどっかでそういうのあるらしいがだから なんでしょ?さっぱり だから?は? ならば母国にいきゃー良いのにと、 この本わからないです。逆に解釈すると反対な事をされたいのでしょうきっと。そう 誰かがゆってます。因果応報 次は スパイクする。嘘つきこそこういう目に合ってし○でもらわないとこまる。即刻処刑に回したい。気分でした。不快度悪湿度数字がだせないほど気持ち悪いし 反省なんてレベルではない。考える事だ。誰かが元気に活躍そして元のように美しく成る事だけ祈ります。 | ||||
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