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悪魔の飽食
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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔の飽食の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 121~140 7/8ページ
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全くの虚構なのを真実味のある話とする筆はさすがですが、フイクションです。 間違っても,真実があると思わないことです。731部隊は細菌部隊でも、人体実験部隊でもありません。 流行性感染症の予防や兵隊の水を浄化したりした研究部隊です。安倍首相が731の番号の飛行機に乗っていたのを けしからんとか言う国もありますが、虚構に乗じる二流国です。 | ||||
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日本帝国陸軍が、満州国で行った人体実験。同じ人間でありながら、中国人、ロシア人、朝鮮人をマルタと呼び、様々な人体実験を繰り広げる。誰も反対せず、戦後になっても口をつぐんでいた。 現代の日本で行われている放射能拡散も、為政者から見たら国民はマルタとしてしか見ていないのだろう。重い本で、目を背けたくなるが日本人であるなら、全員が読まなければならない。 | ||||
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普通に著者の作品が好きなのでどんな本かと手にして見ました。 ノンフィクション、と題うっているので、そのつもりで読み進めましたが、途中で意図的に読者の感情を意図的な方向へ向かわせるような「個人的な」隠喩や直喩が使われていて驚きました(直喩ならまだしも隠喩はドキュメンタリ・ノンフィクションでは使ってはいけないでしょう)。おまけに根拠となった生き証人の証言が、同一人物にもかかわらず都合のいい部分だけ「下級兵士」という理由でそれ以上詳しいことをしらないと言ったり、また別の場面では「下級兵士」なのに上級将校でしか知りえないような高度な内容を証言していたりと、なんだか読んでいて(この著者のファンとして)悲しくなりました。 捏造どうこうの論議よりも、感情的になってとにかく読んだ人に思い込みを刷り込むような巧みな文体が使われていて、ちょっと角川怖いな、と思ったのが正直な感想です。よって3分の2くらい読んだところで塩を振ってゴミ箱に捨てました。 | ||||
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戦後何十年もアメリカと日本では秘密にされていた満州第731部隊の惨い事実は現在明らかである。読んで、悲しんで、参考にすべき本だと思います。 | ||||
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なぜこうも日本人は、卑屈なのか。世界各国戦争では必ず起きていることを、自国の人間が非難してどうする? 全く、理解不能。 この本自体、捏造を反省も謝罪もない左翼の手先の内容。中学生の娘でも、首をひねるしろもの。 | ||||
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初版で、捏造を暴露された内容の続編であることを忘れてはならない。相変わらずの展開、相変わらずの自国批判。読んで損した | ||||
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旧日本軍の残虐行為を暴いた書という事で興味深い作品なのだが、違和感がある部分が多い。 「戦争を知らざる世代にその実相を伝え、日本人が同じ轍を踏むのを防ぐ」のが執筆意図だというが、 基本的に、悪魔!悪魔!と感情的に煽り立てていて客観性に乏しい印象の文章なので、 731部隊員だけが極悪非道な異常人間であったかのような印象を受けてしまい、その意図が達せられるのかは疑問。 序文と第四章のみは、悪魔でも何でも無い普通の人間が任務として残虐行為を平然と行ってしまうという事が戦争の真の恐怖だという、戦争犯罪を考える上で必要なスタンスで書かれているのだが、 そこだけ取って付けたようで、後から書き足したのか他人が書いたのかと思えるくらい浮いている。 共産党の機関誌「赤旗」に連載されていたということで、読者受けを考えたのか、一般的にはちょっと妙な表現が散見されるのも偏った印象を強めている。 読後にネットで調べたところ、本書の内容の真偽については論争があるらしいが、 731部隊というものを知る上で欠かせない一冊である事には間違いないだろう。 | ||||
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写真や証言、書かれている残虐行為が、全て事実なのかどうかは論争があり、私自信、ひとつひとつ調べてないので分かりません。 おそらくは誇張やねつ造が混じってるかもしれません。 かのアウシュビッツも誇張があるとかないとか・・・(これを書くとユダヤ人団体からクレームくるかもしれないけど) でも、アウシュビッツはあったし、これもあったと思う。 人体実験をおこなったと証言する元隊員は何人もいるのに、積極的にそれを否定する証言者はでてこない。 米軍との免責取引したこと自体、なにか人には言えないことしてたとする証明でしょ?帝銀事件やミドリ十字のときもたびたび噂されたこの部隊。 否定派は証拠のない陰謀説か重箱の隅をつつくような資料ミスしか挙げることしかできないし。 | ||||
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すべてが真実間違いないことであるならば、非常に怖いことです。731部隊にいた医者がの一部の方たちが、すごい役職についた事、勲章をもらった事など大変勉強になりました。香港の監督がこの本を元に映画をとりましたが、非常に残酷な映画になり、目に焼きついてしまいます。今なおたまに新聞で731の事がでますが、この本の森村さんの功績は大きいと思いました。 | ||||
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信憑性が色々と言われている本。 個人的に題名が本当に惨いと思った。 ほとんどオカルトの興味本意な題名なのである。 日本軍の戦争犯罪を追及するなら、もっとシンプルな題名の方がいい。 中身も虚偽があまりにも多くて、売らんかなの著者と出版社の意図が透けて見える。 全部嘘じゃないもんの著者の言い訳は却下w だってこの題名が三流オカルト誌。 内容もナチの収容所の人体実験の焼き直し。 ふつーの読者の「私」ですらそう思える作品なのだw そういえば誰だっけ? 小さな真実に大きな嘘(逆もまたしかり)をまぶせば国民は騙せると言った方は? | ||||
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戦争というくくりだけで人間はここまで行えてしまうのか・・・ 知らないだけでは済まされない人間の怖さを読むことができました。 医療という人間を助ける技術がこのようなことに使われていたなんて・・・ 戦争がそしてこのような残酷物語が二度と二度と起こらないことを願わずに入られません。 | ||||
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本書は、本書によって731部隊を有名なものとした森村による、中国での証言を集める一種の 旅行記である。意味不明なレビューが載っているが、かかる著述を読んだ他者に対する配慮 に欠け、日本人として恥ずかしい。本書では、731に関連する村や事件または作戦が行われた 地において、中国人に対し森村が取材したものだが、金銭(取材費)を払ったと言う事実は 無根である。確かに玉石混交で、現在ほぼ通説となっている事実と照らし合わせると、場所 が異なっていたりするが、直ちに全くの虚偽の事実を述べ立てていると判断してよいかは 疑問が残る。何より本書が明らかにした功績は、戦争中のことはおいておくとして、日本軍 撤退後にも731による被害が発生したという事実にある。ある意味で、原爆症を患いながら 戦後も生きた被爆者、不発弾や地雷により怪我をしているベトナムや日本人(当然に沖縄も 含む)などに対するものと同等の危害が発生したわけである。現地におけるもっと早期の 聴き取りや、ソ連や朝鮮人に対する聴き取り(生きていたら)をしておくべきだった。東京 裁判で731を訴追せず、戦後間もない米軍による731関係者への調査でも人定実験や生体解剖 を行っていないとしている以上、アメリカが本件を掘り下げることは期待できない。調査 結果はハバロフスク裁判、中国による裁判上の証言と明確に異なるがいすれを信じるか、 資料の成立過程なども含めて判断しなければわからない。 | ||||
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光文社カッパ・ノベルズで初版が出たとき(1981年)の衝撃はものすごかった。それまでごく部分的にしか知られていなかった旧日本軍の細菌戦部隊(七三一部隊)の概要が、これ(『悪魔の飽食シリーズ全三部作』)によってほぼ明らかにされ、一般読者にも知れわたることになったからだ。 『第一部』は七三一部隊元隊員からの聞き取り調査、『ハバロフスク公判記録』、医学雑誌等に発表された七三一部隊の元上級隊員による論文、などをもとに書かれた。つづく第二部の『続・悪魔の飽食』では主としてアメリカの資料(「トンプソン・レポート」など)に基づいて著述され(この『第二部』の巻末にはアメリカ側の資料につての松村高夫氏による解説がついており、理解の助けになる)、最後の『第三部』では中国の現地調査に基づいて書かれている。すべて各文献資料やインタビュー等の信憑性を相互にチェックし、執筆された。これを「左翼のプロパガンダ」などと呼ぶことはできない。 その後の研究の進展により、細菌戦部隊の人体実験、実戦の実態がよりいっそう明らかにされている。『続・悪魔の飽食』で「写真誤用問題」が発生したが、これについては『第三部』の最後の章で事実経過が報告されている。「写真誤用問題」のほか、部分的な訂正はいくつかあったが、内容の大枠について訂正をせまられることはなかった。歴史事実の解明に大きな進展をもたらした本書の価値は貴重である。 本来なら歴史の空白を埋めるのは歴史学者の仕事と思うが、歴史学者だけがこれをなしうるというわけではない。本書は本多勝一『中国の旅』などとともに、作家やジャーナリストによって(聞き取り調査などの「オーラル・ヒストリー」の手法で)歴史の穴埋めが行われることのひとつの典型作品とも言える。 | ||||
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戦争ってのはね、こういうもんでしょう。 戦争が起これば、何国人だって敵国民に残虐なことをやるんですよ。米軍も日本軍もフランス軍もインド軍も何国軍も。2700年前にはアッシリアの軍隊が敵の頭を切り取って城門に積み重ね、敵国の王の生皮を剥いで壁に張った。十字軍はコンスタンチノープルで、都市が数百年立ち直れないほどの蛮行を繰り返した。つい最近では米軍兵士がイラクで死んだ振りをした兵士を容赦なく撃ち殺した。それが「戦争の狂気」でしょう?きれいな戦争もきれいな軍隊も存在しないんですよ。日本軍は崇高な神の軍隊で解放者、欧米は野蛮な軍隊で侵略者。 そんなこともありえないんですよ。日本軍だって米国より先に原爆を手に入れていたら、躊躇なく敵に使用したでしょう。英軍だってソ連軍だってオランダ軍だって。それが「戦争の狂気」なんですよ。戦争が人類にとって「悪」である根拠はそこに尽きるんです。戦争は善良な市民を狂わせ、人殺しにしてしまう。何国人でも同じ、戦争は人を狂わすんです。悪は「戦争そのもの」であり、日本軍も米軍も罪はありません。 | ||||
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左に捻じ曲がった人が大絶賛し、狂喜乱舞した本です。史実を作り出した負のエネルギーには驚嘆する。その姿は今の中国政府の記録や史実を捏造しプロパガンダする様とどこか被る。 | ||||
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難しいところだよね 軍事機密という性質上 確証が取れている資料が少ない上に 歴史的背景が違いすぎるので その当時の心証がわからない上に センセーショナルに取り上げられがち また とらえる人によって 資料の見方が変わってしまうし 証言する人も インチキくさい人がいる。 だいたい 昔のことを誇らしげに語ったり 自分のやったことをべらべらしゃべったりする 人に限って いい加減だったりする。。 真剣な人は 死んじゃっただろうし 老兵ただ去るのみと 口は重いだろうと思う。 昔のことで金を稼ごうという人はろくな奴 いないよね。 となると もう 掘り返しは その財産を 受け継いだ アメリカにゆだねるのがいいのでは?? | ||||
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物議をかもした悪書の典型。 ノンフィクションをうたっておきながらの虚偽、捏造。 新版になり、以前絶版となった原因の捏造写真、矛盾証言は綺麗になくなっている。 しかしながらいまだに「内容に脚色があります」の一言もない。 特定の政党に傾倒していた小説家による、ドキュメンタリールポではないドキュドラマ。 これを読んですべて真実だと考える人間は、ヤコペッティの「世界残酷物語」をも真実だと思うのであろう。プロパガンダの良い教科書と言うことはできる。 | ||||
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731部隊・医療従事者がここまで冷酷な人体実験を行った事に対して背筋が凍る思いです。人を人と思わない非道きわまりないものです。 でもこのことは、戦争があった時代にあった問題だけにとどまらないのではないかと思っています。731部隊に在籍していた3人が日本ブラッドバンク(旧ミドリ十字)を創設しているのです。今、新たな問題となっているフィブリノゲン製剤(C型肝炎をひき起こした製剤)は、旧ミドリ十字で製造されています。しかし、このような問題は、今に始まった事ではありません。16年前にも同じような問題をひき起こしています。旧ミドリ十字の非加熱製剤で、エイズウイルスに感染した方々がいるのです。731部隊の精神が現代まで引き継がれているのではないかと、思われてしかたありません。 | ||||
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おはずかしいことに、つい最近になってようやく読みました。それにしてもよくここまで調べたものと感動しました。大平洋戦争中、旧日本軍は多くの残虐行為をアジア諸国で行ってきました。しかし、その事実は小中学校の歴史教科書からは抹殺されています。仮に掲載されていても、授業で取り上げられることはほとんどありません。そのために、例えば南京事件のように「そんな事実はなかった」などという極論までがまかり通ってしまっています。森村さんは、眼を背けられがちな加害者としての日本を直視して、このような歴史的事実を永遠に風化させないために、極限まで調べ尽くしました。まぎれもなく、すごい本です。日本が再び加害者の立場をとろうとしている今、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。戦争は普通の人間を悪魔に変えてしまいます。 | ||||
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おはずかしいことに、つい最近になってようやく読みました。それにしてもよくここまで調べたものと感心しました。太平洋戦争中、旧日本軍は多くの残虐行為をアジア諸国で行ってきました。しかし、その事実は小中学校の歴史教科書からはほとんど抹殺されています。仮に掲載されていても授業で取り上げることは、全くといっていいほどありません。そのために、例えば南京事件のように「そんな事実はなかった」などという極論を言い放つ人間までが現れる始末です。森村さんは、多くの日本人が眼を背けがちな加害者としての日本を直視して、このような歴史的事実を永遠に風化させないために、極限まで調べ尽くしました。まぎれもなく、すごい本です。日本が再び加害者の立場をとろうとしている今、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。戦争はごく普通の人間を悪魔に変えてしまいます。 | ||||
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