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悪魔の飽食



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悪魔の飽食の評価: 3.22/5点 レビュー 154件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全154件 41~60 3/8ページ
No.114:
(5pt)

石井四郎は山口県岩国市1892出身かもしれない

石井四郎の18920615誕生日から
岩国市出身かもしれない。
千葉県では無いと思われる。
岩国市の地図を眺めると
いしい記念病院という病院が有る。
もしかしたら、石井四郎の実家
かもしれない。
あくまでも、推定だが。

天皇がすでに偽物だから、
これくらいは当たり前にありそうだ。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.113:
(5pt)

人間がここまできるのか

と思うほど731部隊は酷い実験を行った。
戦争時の異常な世相とはいえ二度としてはいけないと思いました。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.112:
(1pt)

捏造オツ

日本を貶めるプロパガンダが数多く存在していることを知るにはいいかも知れません。
無論、読む価値などありません。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.111:
(5pt)

悪魔は現代にもいる。

緑十字、そして現在のコロナウィルスへ繋がる系譜?
感染研が現代の731部隊か。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.110:
(1pt)

フィクションです。

フィクションだと作者本人も認めているのにサヨクがノンフィクションだと広めているダイメイワクナ本。
悪魔の飽食 (第3部) (角川文庫 (6110))Amazon書評・レビュー:悪魔の飽食 (第3部) (角川文庫 (6110))より
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No.109:
(5pt)

若い人たちこそ読むべき本

戦争とは。悲劇を繰り返さないように、今の若い世代の人達こそ読むべき本であろう。全て実話であり、歴史が繰り返されない事を祈りたい。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.108:
(1pt)

ホラー小説としては面白いかも…

そもそも人体実験をしたものとして前提からやったとなっているし、証言だけしか証拠にしておらず匿名も多い。
使用されている写真も意図的に誤用したものとしか思えないものばかりのミスだった。
現実としては客観的には民主主義の法治主義で行くなら推定無罪。
あまり参考にはならないな…
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
4041365651
No.107:
(2pt)

決め手にかける。

真実か否か、という論点は私には根拠を認められなかったため、触れることはできませんが、しかし、ナチスドイツから逃れたり、シベリア抑留生還した人びとの事実から推察するに、あってもおかしくないとは思いました。
決め手にかけるのが、残念でした。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.106:
(4pt)

人道というものが無かったということが良くわかります。

正直に言って、最後まで読んでいません
あまりにも、良心の欠落、悲劇、残酷な事実
気がおかしくなっていたのだろうと思いますが
日本軍には、人道というものが無かったということが良くわかります。
しかし、人間というものは、こういうことをしてしまうということです。
だから、日本人は本気で反省しないといけない。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.105:
(5pt)

題材が題材だけに

元731部隊の隊員は、膨大な研究データと引き換えに戦争犯罪人にならずにすみました。しかし、その後その経歴は隠しての生活と当然なりますので本書でも、部隊長以外はほぼ匿名のため、取材に協力したという30名あまりの元部隊員がいたかどうかすら分からず、真相がわかるのは元幹部だけです。作者の森村さん含め読者もわかりません。この本は真偽はわかりませんが、よくまとまっていると思います。ひとつ言うとすれば昔の、大日本帝国憲法原文のようなカタカナと漢字の混ざった文は、現代の若者の私には少し読みにくかったです
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.104:
(5pt)

731部隊の闇に光を当てたノンフィクションの白眉

本書は、丹念な取材に基づいた、れっきとしたノンフィクション作品である。
文体が小説風なので、小説と誤解する人もいるだろうが、資料に立脚して書かれている。
写真誤用の問題もあったが、著者が誤りを訂正したうえで再出版している。
731部隊に関する先駆け、パイオニアのような存在である。
80年代の著作なので、現在から見れば、種々間違った箇所もあるだろうが、本書が
その後の731部隊の研究を後押ししたという功績は不朽である。
実際、研究・調査が進んだ結果、現在では731部隊の残虐行為を疑う人間はいなくなった。
本書の正しさが実証されたと見て良いだろう。
グロテスクな描写が多いので、通読には注意を要するが、日本の負の歴史を知る上では
欠かせない本である。

追記
731部隊がただの防疫給水部隊であった、という主張がある。
全くのデマである。
防疫給水部隊は第三部であり、その他にも様々な部に分かれていた。
以下、常石敬一著『消えた細菌戦部隊』から引用。
「石井部隊」本部の構成

部(通称)

第一部(研究部) 各種細菌(ペスト菌、コレラ菌、ガスえそ菌、炭疽菌、腸・パラチフス菌)の細菌戦使用のための研究および培養。構内監獄の管理。
第二部(実験部) 細菌兵器(爆弾)の開発・実地試験。安達の屋外実験場での実験およびその管理。部隊保有の飛行機の運行と管理。ノミの培養。
第三部(防疫給水部) 防疫給水および病院。一九四四年からは、濾水機製作工場で、細菌爆弾の容器を製作(ハルビン市街に置かれていた)。
第四部(製造部) 各種細菌の大量生産の工場。細菌の貯蔵。
教育部(練成隊) 新入隊員の教育。細菌戦要員の養成。
総務部 庶務部と呼ばれることもあった。事務部。
資材部 細菌爆弾の製造。細菌生産のための材料(寒天等)の準備・貯蔵。
診療部 部隊員用の病院。(81ページから)

上記の内容で明らかなように、第一部が主として人体実験を、第二部が実戦研究を、第四部が細菌製造を
行っていた訳だ。
もう一つデマがある。アメリカ国立公文書館で公開された731部隊に関する10万ページの文書の中には、
人体実験や細菌戦を行った記録は全くなかった、というものだ。
この元ネタはあるネトウヨのブログからだが、731部隊に関する知識がほとんどないのだろう。
実際は、2007年にアメリカで公開された10万ページの文書の中には新たな証拠はなかったというだけの話だ。
それ以前にフェル・レポートやヒル・レポート、ダグウェイ文書など、有力な証拠は数多く存在する。
それでは、公開された文書の中身はどうだったかについて見ていこう。
近藤昭二『米軍接収資料の返還と七三一・細菌戦資料の行方』(下)
この結果は二〇〇七年になって公表された。七年に及ぶ作業で八〇〇万頁の文書をチェックしたという。
二〇〇七年一月、三種のガイド・約一〇万ページ分の以下のリストが発表された。
*Japanese War Crimes and Related Records:A Guide to Records in the National Archives compiled by Greg Bradsher. 日本の戦争犯罪と関係記録:国立公文書館の記録ガイド(一七〇〇ページ余)
*Researching Japanese War Crimes Records : Introductory Essays by IWG 日本の戦争犯罪の記録探求(二三〇ページ余)
*Selected Documents on Japanese War Crimes and Japanese Biological Warfar 1934-2006 compiled by William H.Cunriffe 日本の戦争犯罪と生物戦の記録選(一七〇ページ、一二五〇件)
 結果は、この中には、先のフェルやヒルの報告書は含まれていたが、しかし、七三一部隊から吸い上げた一次資料は含まれていなかった。(53、54ページから)

『戦争責任研究』2012年春季号より
上記の記述からも分かる通り、10万ページの文書の内容は、日本の戦争犯罪がメインに据えられており、
細菌戦はごく一部でしかなかったのである。
それなのに、公開された文書の中に731部隊の悪事はなかった!などと主張するのは支離滅裂である。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.103:
(5pt)

身の毛がよだつ

人体実験の残酷さに心底恐怖を感じました。「私の意図するところは、日本陸軍の一派遣軍のそのまた一支部隊の戦記ではない。七三一を戦争悪の象徴として、軍国主義と戦争悪の構造の解剖にある」ということもあり、また関係者の口が重いこともあり、石井四郎ら幹部の動向が詳しくないのは残念です。著者は侵略戦争を憎んで人を憎まずの立場をとり、石井四郎以下をかばっているところもありますが、こんな残虐行為は末端の実行者も含めて責任があると思います。何でも戦争を始めたやつが悪いんだ、上が悪いんだでは済まないです。一人ひとりの意志が重要ではないでしょうか。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.102:
(3pt)

アメリカの傀儡の始まり

いろいろ取りざたされている資料の真贋や著者の見解については他のレビュアーに譲るとして、私は第11章にある、戦後のアメリカと石井四郎との関係を示す記述に興味を持ちました。
<一部抜粋>
 石井四郎は終戦直後、(中略)アメリカ占領軍の呼び出しを受けた。(中略)極東軍事裁判開廷にあたって、ソ連は満州第七三一部隊石井四郎部隊長以下、指導的幹部の取り調べと処刑を要求した。だが、石井四郎はいち速くGHQに取り入り、密かに持ち帰った七三一関係資料をアメリカに軍に提供、自己の保身を図った。
<抜粋おわり>
 いかに極東軍事裁判がアメリカの恣意的なものだったか、本来の意味を成さないものだったかが表れています(今に知ったことではないですが)。アメリカは、自分たちに利益になれば悪魔の親玉をかばう(泳がす)のをいとわないわけです。A級戦犯の岸や児玉を釈放したりもそのひとつ。ヤクザまがいの取引を国としてやってのけるアメリカの恐ろしさを感じます。
 ※資料の真贋にいわくがあるので星は多くつけません。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.101:
(5pt)

真実を目撃してきた方 挙手とお名前をお願いします❗️

この本は 日本人の真実の記録です。戦時中とはいえ 私達の想像を遥かに超える狂気に満ちた犯罪の詳細な記録です。 知らずにいるのは 恥ずかしい 重大な真実です。この本が かつて誰も明かさなかった真実を公表した為 また 記載に誤りがあるとの指摘により 激しい風評被害を受けてきましたが 731部隊が存在した事と 731部隊が人を実験材料とみなし 国からの十分な援助の下で 悪魔の所業の数々が行なわれていた事は 恥ずべき真実です。
フィクションだと 罵られようが 731部隊により 殺害された 夥しい数の外国人捕虜が実際に存在した事も 恥ずべき真実です。真実というのは 証拠の隠ぺい 情報操作 証人の買収など様々な策により 世に出られないという特徴がありますが それでも この本が生き延びて 今も警鐘を鳴らし続けてくれている事を誇らしく思います。

個人的な話ですが 戦時中の話を聞かせて下さる知人がいます。その方が まだ軍医に成り立てだった若い頃の話です。「経験を積め!」
と上官が言った直後 たまたま居合わせただけの人の脚は 銃で撃ち抜かれました。「 処置しておけ!」との命令に驚愕しながら従った と伺いました。真実の話です。

森村さんが 伝えたい真実は この比ではありません。
何故 この本を書きたかったのか 。誹謗中傷を受けつつも 何故 書きたかったのか 。熟考すべきです。
本文中には書かれていない事に目を凝らした方が 見えてくるものがあるのかもしれませんが。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.100:
(2pt)

これでも戦争をしたいですか

戦争は人としてのモラルをすべて無くしてしまう
同じ日本人としてこのような酷い事が平然と行われたことに驚きを感じます
どのような事があっても戦争や侵略をしてはいけない
私も直接の戦争体験は有りません しかし父や母から厳しい時代の話をきくことは有りました
全く戦争を知らない人たちが興味を膨らませて面白がって戦争に向かって行くのではと不安になります
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.99:
(2pt)

とりあえず構成と語り口がよくない。ルポとしては三流

真偽はわかりませんので置いときます。
読んでみた感想は、「下手くそ!」です。
構成が散漫でわかりにくい。
感情的・感傷的な言葉での印象操作が多すぎて脚色に見えてしまう。
情報収集の過程がなく、取材に応じた元部隊員とのやりとりがほとんどない。
インタビューによる本人の目撃情報、伝聞から得た情報、資料から得た情報、これらをきっちり区別しないと
そもそもルポの体裁にならない。
どれが事実なのか著者の想像(ないし感想)なのかすら、わかりません。

構成が拙いのは、目次のページを見るだけでわかります。
タイトルの付け方が下手なのも手伝って、情報がどのように整理されているのか見えない。
見出しをいくつか拾うとこんな感じ。

残酷オンパレード 死夢のマルタ 外道の彩色 残酷な給養 怨嗟の陳列 悪魔の死に水
絶望の解剖室 悪魔の同族経営 特設監獄の間引き 死への導管 ワルプルギスの踊り

ここまで修飾語や比喩を付けると、印象操作していると言われても仕方ない。
事実は事実のままでよく、事実しか述べないからこそ真実味があり、迫力があるのに。
「同族経営」「陳列棚」「死に水」にしなかった編集者のセンスがなさすぎる。
修飾は著者の感想であって、最小限にすべきところ。
しかし、呆れることに全ページにこれがされています。

「幽霊の出る細菌工場」見出しはこれですが、もちろん幽霊は出てきません。
章の終わりに「隊員らの間に「幽霊が出る…」と噂されていた」とあるだけです。
スポーツ紙の見出しじゃないんだからさ。
それを言ったのが誰かってのも書かれていない。

この本が批判された一因は、単に著者が下手くそだってことも大きい。
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.98:
(1pt)

著者が「(画像の)誤用」を認め、「謝罪」まで行ったフィクション小説

あくまでもフィクション(架空)であり、史実では無い

もとは、共産党機関誌「赤旗」に連載された図書
 → 著者・森村誠一自身のバックに、共産党や反日左翼が後ろ盾している

チャイナの文化革命(1981年頃)まで
日本の731部隊など話題にも問題にもなっていない

事実上の731部隊の正確な役割(防疫)を伝えず、史実を歪め、
大日本帝国を貶める目的で用意された捏造プロパガンダです

人体実験と、臨床実験は別のもので、区別される必要がある
(一緒くたにして、論じてはならない)

ハバロフスクでは、敵国・スターリンが4年かけて
シベリアに抑留した日本兵を洗脳し、たとえ嘘でも
敵国に利敵証言をした者から、順に日本に帰国できた
(もし敵国に逆らえば、命の保障すら無かったのです)
新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)より
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No.97:
(1pt)

森村誠一のフィクション本。七三一部隊は治療部隊であり、人体実験出来る装備を持っていない。今では安全に嘘がバレ、資料的価値も無い。

以前書店で購入し、最初読んだ時は全て事実のみと思い込み記憶していたのですが、関東軍防疫給水部について調べていくのちこのプロパガンダ本の嘘を知り、今では部屋の本棚の奥にしまっています。
七三一部隊関東軍防疫給水部は、人体実験が可能な装備を持っていない単なる軍の医療部隊です。七三一部隊は満州の伝染病対策をする部隊でした。七三一部隊が活躍した時期はノモンハン事件の時に、多くの日本軍将兵が現地の劣悪な川の生水を飲み、赤痢や下痢等の伝染病などに掛かっていました。そこで七三一部隊がそのような伝染病を防ぐ対策の為に導入されました。七三一部隊隊長の石井四郎軍医中将が開発した石井式蘆水器が多くの将兵を赤痢などの病気伝染病から助けました。石井式蘆水器は人間のシッコを蘆水器の投入口に入れ、又綺麗な静水に変えて飲める蘆水器を作った優秀な軍医であり、発明家でした。石井中将は今では極悪非道な軍医と言われていますが、実際この様な功績を残している、伝染病対策のプロフェッショナルだったと思います。
七三一部隊はそのほかにも当時の満州、シナ大陸で国民党軍が使っていた毒ガスなどの対策や、風土病などが蔓延していたので、それらの治療を行なった部隊です。七三一部隊が作っていたという細菌陶器製爆弾などの細菌兵器『今で言う生物兵器』は、実際に七三一部隊内で開発され一部製造されていましたが、満州の現地シナ人を使って人体実験などはありませんでした。七三一部隊に強制的に連れてこられてガス室や減圧室に入れられて、人体実験の被害者になった人間の決定的な第一級資料は一つも今現在出てきていません。証言だけなら誰でも、人体実験されたなどと簡単に嘘を言えます。七三一部隊はモルモットネズミを使った生物実験はしていたと思いますが、ですが、ネズミやウサギ等の小動物を使った解剖実験等は日本の医学部で当たり前にして居る事です。小学校の理科の授業のカエルの解剖と同じでしよう。七三一部隊による生体実験、減圧実験や凍傷実験などは医学的にあり得ないですし、部隊本部の隣に毒ガスや病原菌、ウイルスを扱った実験場を造る馬鹿は居ません。ウイルス、病原菌を扱う厳重な施設は普通人間の住む場所から離れて作る事が原則です。大した防護施設でもなかった七三一部隊本部、施設は細菌兵器を使って現地人を人体実験する事など出来ません。
戦後、七三一部隊解散後に中国共産党に捕まり、捕虜になった七三一部隊員が洗脳教育反日自称史観を植え付けられ帰国した中帰連と呼ばれる人達の証言ばかりの書籍です。中国共産党の戦犯刑務所で洗脳教育を受けた、一部の元七三一部隊員が人体実験という嘘をばら撒いたのでしょう。森村誠一が取材した元七三一部隊員は中帰連の方々だと思います。悪魔の飽食の怪しい七三一部隊の人体実験の写真とされる写真も違いました。
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No.96:
(5pt)

読み継がれるべき本

中国を攻撃したり根拠レスな憎しみを向ける前にまずこういうことがあったということを知った上で考えてほしい。読んでいてため息が出るけど読む価値のある本。
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4041365651
No.95:
(4pt)

全てを信じるべきではないが、一読の価値あり

731部隊について書かれた書物は多数あるが、その中でも代表的なものが本書であろう。筆者は、元隊員数十名へのインタビューを基に本書を書いており、さすがに作家だけあり、文章の流れが巧みで、ドキュメンタリーとは思えないほど読みやすい。証拠の誤用や流用が発覚して、本書は厳しく批判されたらしいが、それを差し引いても一読の価値はあると思う。

私は、731について特段の感情を抱いていないが、純軍事的な観点から言えば、細菌戦に着目していたという点では、当時の日本陸軍の先見の明は、世界の中でも際立っていたと言える。731が世界屈指の研究施設を完備し、日本軍屈指の生活環境を有していたとは知らなかったが、このように、先進的な分野に重点的に予算を配分していたという点においては、純軍事的、組織論的観点に立てば、評価されてしかるべきであろう。無論、法的、道義的観点からは、731は責任を免れない。筆者が指摘するように、戦争という狂気がごく普通の人々を豹変してしまうことが恐ろしいのである。本書が描くのは、先の戦争の一断面に過ぎないが、今なお読む価値はある。
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