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魔女が笑う夜
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魔女が笑う夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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前にこの本を読んだ人は、几帳面だったのか、きちんと本らしい体裁をしているから。 | ||||
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ディクスンでは大好きな作品です。「どうして」とか「どこが」などという意見は受け付けないのでよろしく。読んで床に叩きつけるかゲラゲラ笑って許すかは人次第。 | ||||
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1950年発表のカーター・ディクスン名義、第24作の本作品は、「バカミス」「愚作」等の芳しくない評判が聞こえてくる作品ですが、その感想は…。<ストーク・ドルイド>は、「あざ笑う後家」という名称の巨大な石像のある、イギリスの片田舎。そんな村で、「後家」と名乗る人物からの手紙が次々と村人達に届く。内容は、恋愛沙汰や、前歴などについて中傷したもの。ある日、コーデリア・マーチンという婦人が、川に飛び込んで自殺。村を訪れた、ヘンリー・メリヴェール卿は、手紙の主を探っていくが…。さて、肝心の「密室」に関する事件ですが、何となく「殺人」を想像していましたが、そうではありませんでした。やがて、「後家」と名乗る人物が、大佐の娘、ジョーン・ベイリーに、「日曜日の真夜中に寝室を訪れる」と手紙を送ってくる。H・M卿達がジョーンの眠る部屋を見張る中、「後家」は部屋に侵入し、忽然と姿を消してしまう。−−「人体消失」に関する謎が、本作品の密室トリックです。私は、最後のH・M卿の密室トリックの解明の部分で、笑いをこらえることができませんでした。これは悪い意味で申し上げているのではありません。そもそも、本作品は、ドタバタ劇の場面も多く、「笑劇(ファース)」を狙ったものだと思われるのですが、一番の笑い所が、密室での犯行の手口を解明する場面だと思うのです。犯行現場は、「惨劇」ではなく、「喜劇」です。犯行の状況を想像すると、思わず笑いが込み上げてきてしまいます。もっとも、さすがにミステリを読み始めの方や、カー作品をこれから読もうという方にオススメできる作品でないとは思いますが…。絶版状態の本作品、中古品の価格は、やや高めですが、カーの作品世界をこよなく愛する方は、読んでおいて損はないのではないでしょうか。 | ||||
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1950年発表のカーター・ディクスン名義、第24作の本作品は、「バカミス」「愚作」等の芳しくない評判が聞こえてくる作品ですが、その感想は…。 <ストーク・ドルイド>は、「あざ笑う後家」という名称の巨大な石像のある、イギリスの片田舎。 そんな村で、「後家」と名乗る人物からの手紙が次々と村人達に届く。 内容は、恋愛沙汰や、前歴などについて中傷したもの。 ある日、コーデリア・マーチンという婦人が、川に飛び込んで自殺。 村を訪れた、ヘンリー・メリヴェール卿は、手紙の主を探っていくが…。 さて、肝心の「密室」に関する事件ですが、何となく「殺人」を想像していましたが、そうではありませんでした。 やがて、「後家」と名乗る人物が、大佐の娘、ジョーン・ベイリーに、「日曜日の真夜中に寝室を訪れる」と手紙を送ってくる。 H・M卿達がジョーンの眠る部屋を見張る中、「後家」は部屋に侵入し、忽然と姿を消してしまう。 −−「人体消失」に関する謎が、本作品の密室トリックです。 私は、最後のH・M卿の密室トリックの解明の部分で、笑いをこらえることができませんでした。 これは悪い意味で申し上げているのではありません。 そもそも、本作品は、ドタバタ劇の場面も多く、「笑劇(ファース)」を狙ったものだと思われるのですが、一番の笑い所が、密室での犯行の手口を解明する場面だと思うのです。 犯行現場は、「惨劇」ではなく、「喜劇」です。 犯行の状況を想像すると、思わず笑いが込み上げてきてしまいます。 もっとも、さすがにミステリを読み始めの方や、カー作品をこれから読もうという方にオススメできる作品でないとは思いますが…。 絶版状態の本作品、中古品の価格は、やや高めですが、カーの作品世界をこよなく愛する方は、読んでおいて損はないのではないでしょうか。 | ||||
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なぜ星4つにしているかは一応のこの名義の作品らしく相変わらずすってんきょうな行動の限りを尽くしているからです。最初にスーツケースの件でまたもや通常の登場はしてくれてはいませんからね。事件の派手さの割にはかなり真相部分が平凡に感じてしまいました。と、言うよりもこの作品自体残念ながら「後家」の発想がまあまあ意外性を突いているかな、程度で終わってしまっているのですよね。最初の溺死事件についてもなんだか平凡に終わってしまってしまっていますしその次の殺人事件も像が崩れたが優先順位が上になってしまって殺人の印象が薄くなっています。しかも真相はといいますと…これはミステリーファンがブチぎれるかも知れません。これはいただけません。読ませた割にはかなり薄い感じが否めませんでした。面白いのはH・M卿が相変わらずというところか。それ以外この作品は読むべきポイントがありません。 | ||||
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なぜ星4つにしているかは 一応のこの名義の作品らしく 相変わらずすってんきょうな行動の限りを 尽くしているからです。 最初にスーツケースの件で またもや通常の登場はしてくれては いませんからね。 事件の派手さの割には かなり真相部分が 平凡に感じてしまいました。 と、言うよりもこの作品自体 残念ながら「後家」の発想が まあまあ意外性を突いているかな、 程度で終わってしまっているのですよね。 最初の溺死事件についても なんだか平凡に終わってしまってしまっていますし その次の殺人事件も 像が崩れたが優先順位が 上になってしまって殺人の 印象が薄くなっています。 しかも真相はといいますと… これはミステリーファンが ブチぎれるかも知れません。 これはいただけません。 読ませた割にはかなり薄い感じが 否めませんでした。 面白いのは H・M卿が相変わらずというところか。 それ以外この作品は 読むべきポイントがありません。 | ||||
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村外れに異形の石像〈あざ笑う後家〉がそびえる ストーク・ドルイドは、奇怪な事件で揺れていた。 石像にちなんだのか〈後家〉と署名された根も葉もない 中傷の手紙が次々と村人たちのもとに送られてくるのだ。 そのあまりの内容に、自殺者までが出てしまう。 やがて、ある若い娘のもとに〈後家〉が送りつけた予告状通り、 その娘が眠る鍵のかかった寝室に〈後家〉が現れ、忽然と姿を 消してしまう。そしてその数日後、今度は石像で事件が起こり……。 カー全作品の中でも、屈指のバカミスと名高い本作。 メインとなる密室トリックは、その世評を裏切らない――記述上のアンフェアまで 犯した――かなりトホホなバカトリックで、身体中から力が抜けていくようでしたw (とはいえ、本筋とは関係ないと思われた、冒頭のH.M卿のドタバタ騒ぎの中に、 さりげなくトリックの伏線を張っているあたりは流石です)。 本作では、“中傷の手紙”というかなり陰湿な犯罪が扱われ、そのために 村人たちは隣人を疑い、相互不信に陥り、鬱屈を溜め込んでいる状態です。 H.M卿が本作で演じるベタなドタバタは、村中に垂れ込めた そうした“暗雲”を吹き飛ばす祝祭の意味があったのでしょう。 そして、結末で示される〈後家〉の孤独と哀しみもなんとも印象的で、 “面白うて やがて悲しき”とでもいうような独特の読後感を残します。 | ||||
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村外れに異形の石像〈あざ笑う後家〉がそびえる ストーク・ドルイドは、奇怪な事件で揺れていた。 石像にちなんだのか〈後家〉と署名された根も葉もない 中傷の手紙が次々と村人たちのもとに送られてくるのだ。 そのあまりの内容に、自殺者までが出てしまう。 やがて、ある若い娘のもとに〈後家〉が送りつけた予告状通り、 その娘が眠る鍵のかかった寝室に〈後家〉が現れ、忽然と姿を 消してしまう。そしてその数日後、今度は石像で事件が起こり……。 カー全作品の中でも、屈指のバカミスと名高い本作。 メインとなる密室トリックは、その世評を裏切らない――記述上のアンフェアまで 犯した――かなりトホホなバカトリックで、身体中から力が抜けていくようでしたw (とはいえ、本筋とは関係ないと思われた、冒頭のH.M卿のドタバタ騒ぎの中に、 さりげなくトリックの伏線を張っているあたりは流石です)。 本作では、“中傷の手紙”というかなり陰湿な犯罪が扱われ、そのために 村人たちは隣人を疑い、相互不信に陥り、鬱屈を溜め込んでいる状態です。 H.M卿が本作で演じるベタなドタバタは、村中に垂れ込めた そうした“暗雲”を吹き飛ばす祝祭の意味があったのでしょう。 そして、結末で示される〈後家〉の孤独と哀しみもなんとも印象的で、 “面白うて やがて悲しき”とでもいうような独特の読後感を残します。 | ||||
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カーのファース物ほとんどのひとが思いついても小説にしようとは思わないトリックで長い小説を組み立てました | ||||
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カーのファース物 ほとんどのひとが思いついても 小説にしようとは思わないトリックで 長い小説を組み立てました | ||||
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