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魔女が笑う夜



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魔女が笑う夜の評価: 3.40/5点 レビュー 20件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

ドタバタ喜劇だけは評価できる。

本書は村中に「後家」の署名による匿名の手紙がばらまかれ、それにより自殺する者まで現れるという陰湿な内容で、その展開だけ見ればクリスティーの「動く指」を思わせる。しかし、「後家」という村はずれの石像(奇岩というべきか)のイメージにより、陰湿さにかけては本書の方が上回る。
そして、その陰鬱さをH・M卿のドタバタぶりが吹き払っており、序盤のスーツケースレースと特に終盤の泥合戦は抱腹絶倒もので、本書で読む価値があるとすればこの点だけと言える。

推理作品としての本書は、その密室トリックは作者作品の中でも特にひどいもの。犯人の動機もイマイチ説得力に乏しい。
唯一、H・M卿がある人物の何気ない言葉から犯人に着目したという点だけは、名作「皇帝のかぎ煙草入れ」を思わせるが。
魔女が笑う夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-8)Amazon書評・レビュー:魔女が笑う夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-8)より
4150704082
No.2:
(2pt)

カーの作品の中で丙丁争う出来とは聞いていたけど……。カーと言えど人の子か。

 カーの作品の中で丙丁争う出来とは聞いていたけど、本当に酷いね……(笑)。
 犯人の意外性だけが救いか……。と言っても、その伏線も出来が良いとは言えないし……。
 ま、カーも人の子、時にはすっぽ抜けもあるでしょ。ただ、驚くのは、この作品が晩年の作ならともかく、油が乗りきった頃の作というのが……。
 登場人物の一人が柔道の使い手なのだが、それが「舶来の技」と呼ばれているのが笑えます。
魔女が笑う夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-8)Amazon書評・レビュー:魔女が笑う夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-8)より
4150704082
No.1:
(2pt)

カーの作品の中で丙丁争う出来とは聞いていたけど……。カーと言えど人の子か。

カーの作品の中で丙丁争う出来とは聞いていたけど、本当に酷いね……(笑)。
 犯人の意外性だけが救いか……。と言っても、その伏線も出来が良いとは言えないし……。
 ま、カーも人の子、時にはすっぽ抜けもあるでしょ。ただ、驚くのは、この作品が晩年の作ならともかく、油が乗りきった頃の作というのが……。
 登場人物の一人が柔道の使い手なのだが、それが「舶来の技」と呼ばれているのが笑えます。
魔女が笑う夜 (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:魔女が笑う夜 (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7KR8Y

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