■スポンサードリンク
きつねのはなし
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
きつねのはなしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『宵山万華鏡』から、 つづけて読んだので、 自分が飽きただけかなと、 ずっと我慢して読んでましたが、 いや、どうやら違うぞと。 文章力とか情景描写力は、 さすがの力量だと思いますが、 内容があまりにも退屈すぎます。 誰かがなにかをしている。 誰かと誰かが喋っている。 誰かがなにかを思った。 感じた。そしてこうなった。 読んでいる箇所は、 まあ、文字を追えば、 なにをしているかはわかる。 でも過ぎると、すぐ忘れてしまう。 ていうかもう、 眠たくて読んでいられない。 ただの文字の羅列。 目から入って、 文字の形状のまま、 消化されずにこぼれ落ちていく。 心にあるもうひとつの胃袋は、 あれ、今たしか、 なにか読まなかった? と首を傾げては眼球を見上げる。 胃に傾げる首があるのか、 見上げる目があるのか知らんけど。 もう読むのは諦めました。 楽しめるひともいるかもだけど、 ぼくは二百ページくらい耐えて、 虚しくなってやめちゃった。 目の前のゴミ箱に、 今、文庫本が捨ててあります。 さっき交換したばかりの、 クイックルハンディと一緒に、 ゴミとして顔をのぞかせてます。 まあ立派にゴミになって。 思ったよりもちゃんと、 ゴミっぽく振る舞えています。 娯楽でない読書なら、 それはなにか役に立つ、 実用書でないと意味がないでしょ。 そんな無意味なものを読んで、 ほんの僅かにでも視力が落ちたら、 もっと面白い本を読んでおけばと、 後で後悔するかもしれない。 本を捨てる瞬間は、 いつもとても悲しい。 これも当然、 ちゃんと新品で買った。 だからこの料金は、著者へと入る。 が、ぼくは支払っただけで、 楽しませてもらっていない。 自分で判断して買ったので、 買ったこと自体は、 まったく後悔していない。 でも買ってよかったなとは、 1ミリも思わない。 この気持ちの単位が、 ミリでいいのであればだけど。 どうやらぼくが買ったのは、 燃やせるゴミの一種です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いい点、とても勉強になった。悪い点、人類に良くない。 怖かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういう話ってワクワクしながら先がどんどん読みたいと思うものだが、そうではなかった。 残念ながら3分の1ぐらい読んだところで本を閉じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の作品のような小気味のいいテンポがなかった。ヘンな夢みたんだけど・・という話を聞かされてる感じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的にはかなり好きな作家の1人である。軽快なテンポ、繋がっている世界、リアルと幻想が混じり合った京都の舞台、さらにはちょっと現実離れした、けれども良く目を凝らしてみれば何処にでもいそうな主人公達。これらが私の森見作品のイメージである。 決してこうしたイメージを本書は破壊しない。けれども何かが足りないと思ってしまうのは、欲張り過ぎが原因なのだろうか。重々しく描く京都は、不気味で幻想的であるかもしれないが、その不気味さとリアルが混じり合っているとはいえない。目を凝らす必要もなく、通りに出れば誰もが出会える主人公達。繋がっていそうで、糸はほどけていると言わざるを得ないストーリー。 そのような感覚を抱いた。しかし、森見作品にしてはという点を考慮するべきなのかも知れない。けれども何かが足りない。読み終えた後、もう一息欲しかったと思うのが残念だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の作品とは全く違った「妖しい京都」を、 他の作品と同じように京都すきなんだなって感じさせるよーな筆致で描いている作品。 夕の公園で読んだのでぴったりだった。 怖くは無いけど「ケモノ」は想像すると不気味だったし、 オチ無しで暈し気味なストーリーもイイ意味で不思議な世界に迷い込ませてくれる。 森見さんはやはり独特な魅力を持っている。 38/100点 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店で幾度か見かけて、 不思議大好きっ子にはたまらない題名と表紙につられて買いました。が、 ・・・ん〜 全然文章とかもうまいしいいと思うけど 読んでくうちに”続きが読みたい!”という衝動にかられないんですよ。 はじめて本を読んでいて退屈になりました。 ストーリーもたぶんものスゴく深いと思うんですけど、わからない。 自分の読解力がたらないのもあるとおもうんですが、 それ以上にストーリーにひきつけられない。 これといって怖くもないし、楽しくないし、 けして人にすすめられるような本ではありません。 でも、表現力がすごくて、その本の舞台の情景が目に見えるようです。 それが、唯一この本のいいとこかな?と思います。 ホラー系と思っている方は、たぶん満足されないと思います。 ん〜、これが文学というやつなのでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「太陽の塔」、「四畳半神話大系」は面白く読めたのですが・・・。これらの作品とはタッチが違っていて、ああ、こういうものも書けるのか、と納得して読んだのですが、全4話のうち面白かったのは1作目だけですね。あとは好みではありません。ただ、この作品はこの雰囲気を狙っているのか、失敗しているのかよくわかりませんでした。しかし、残りの3作が書下ろしであることから考えて、やはり構成不足であると考えます。これまでの作品は荒削りだけど面白かった。この作品は、うまくなったけど面白くはなくなった、という感じでしょうか。 あえて、辛口の星2つにしましたが、応援しています。次回作を期待しています。細かいことは考えずに思いっきり書いてください。カーブを得意とする投手が覚えたばかりのフォークボールで勝負している感じです。ゆるいカーブでいいんですよ。バッターは打てないんだから。また、観客もそれを望んでいるんですから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何かの雑誌で面白いとあったので期待して読んだのですが、 半分くらいで読むのを辞めてしまいました。 こういった不思議なストーリーは嫌いじゃないです。 好んで読んでいるほうだと思います。 ただ、この本は登場人物の気持ちが全然伝わってこないのです。 見たままを文字にしただけで、 ナレーションのないドキュメンタリーを見ているような感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
幻想怪奇譚というジャンルであるのにミステリ的な要素を期待しすぎて読み始めたわたしが間違っていたと気付いたのは第二編の「果実の中の龍」に入ってから、でした。 第一編の「きつねのはなし」はそこそこ読めて、「骨董屋」を狂言回し的にプロットして展開していく・・・おっ面白そうじゃないですかと感じたのですが、伏線があって何か一つ(複数でもよいのですが)の謎解きや筋に収斂していく、という展開ではなく、それぞれのエピソードが「ゆるく」繋がって、物語の流れとして何となく「怪奇譚」。何せ「幻想」ですので。 ん?これは前の話(後の話)とどう繋がるの?と思っても微妙に繋がらなかったり、著者が終始読者を幻惑するような、そんな本。こういう「ユルさ」を楽しんで、かつ「放っておかれ感」がお好きな方なら楽しめるのかも。ぼくの趣味ではないです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!