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図書館の魔女
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【この小説が収録されている参考書籍】
図書館の魔女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全138件 101~120 6/7ページ
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題名に惹かれて読んでみましたが、読みづらく、途中でリタイアしました。 主人公となる少年はいますが、文章が客観的すぎて、ナレーション原稿を延々読まされている感じです。 作中世界がしっかり作られている、というのもわかるのですが、それにページをとられているため物語ではなく歴史書みたいでした。 序盤の図書館の性質を語っているところはよかったのに残念でした。 もう一点、人物を書くほうに注力してほしかったです。作中の人物の描写だけではどの人物も魅力が感じられませんでした。 魔女とされる少女が声をもたない、という設定も、代わりとなる方法で普通の会話を難なくこなしてしまっているため、 漫画など絵で表現する場合はともかく、文字で読む上では無意味かな、と思いました。 図書館のみを舞台にして物語を作ってもらえたら読めると思います。 | ||||
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普段小説を読まない人には難しいでしょうが小説読む人なら一度は読むべき。 かなり練り上げられた物語で大まかに2分割し半分読み終わった時と全部読み終わった時に読み直すと文章の仕掛けに気づき、さらに深くはまっていきます。 神林長平氏や香月日輪氏の小説に出会った時の感動と幸せを感じたおススメの作品です。 | ||||
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この人の文章は…どうしてこんな人が賞をとるのか、話題になるのかわかりません。ここまで絵が浮かばないとこの手のジャンルでは成立しないでしょう。整理すれば半部以下の長さになるんじゃない? | ||||
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面白いです。ストーリーは申し分なく☆5。 自分が浅学なだけなのですが 難しい言葉や言い回しが結構あります。 雰囲気を作り出すためだと思いますが もう少し平易な言葉も入れてもらえると読みやすさが増すんですが。 例えば、私の人生で「繙く」という言葉、初めて出会いました。 まあ、読みにくいわけではないんです。 それと同じ内容が繰り返されるのも諄い。 あーもうわかったから早く進んで―と思うことも。 でもでも面白いのでお勧めします。 | ||||
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壮大な世界観を持つこの物語の虜になりました。言葉とは何か、言葉の果たす役割を考えさせられる本です。登場人物もとても魅力的で、キリヒトとマツリカが巻を重ねるにつれて、心の交流を深めていきます。冒頭は静かな日常情景から始まるので、物語の展開を急ぎたい方には間怠いかもしれません。また非常にボリュームのある物語のため、最後まで読み切れないという意見もあり、評価は極端に分かれるようです。でも、物語好きな方へは、敢えてお薦めさせていただきます。 | ||||
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非常に状況説明が細かいです。 ストーリーに付随する詳細にかなりの字数を割いています。 所々飛ばして大筋をなぞって読みましたが、面白かったです。 | ||||
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本屋で帯に釣られて購入しましたが、1巻の3分の1ほどで第1回目の挫折。 他の方も書かれていますが、ファンタジーの割に設定と描写が細かすぎて、読むのが大変です。 文字と情報量が多く、王都移動後は政治的な設定も多いので頭がついていけない状態になります。 おそらく、作家の頭の中の描写がアニメ的な視覚的なものから入っているのかな、あるいは もう固定されたイメージがあってその視覚的な説明にかなりの文字量を使っている状態です。 読者は与えられた情報から行間を読んだり、状況を想像する楽しさがあるのですがこの本はそれを許さない細かさで ファンタジーにもかかわらず、情報処理に疲れ一回は放置。 その後、頭が落ち着いた頃、もう一度説明文はほぼ飛ばし、物語のみに集中すると面白くなってきます。 声を持たず、知識と言葉が溢れているにもかかわずそれを伝える術は限られフラストレーションが溜まっている少女と、 文字を知らず、人智を超えた野性的な能力を持つ少年の組み合わせは在りがちですが、言葉の力をテーマに絆を深めていく所はとても面白いと思いました。 其れ故に文字を量ではなく、質で選んでもらえたら、と思ったのと1巻のみの評価という事で星は二つ減らして3つとしました。 もちろん最後まで読みます。 | ||||
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長編です。長いのですが、飽きません!引き込まれるストーリーに、魅力的な登場人物たち。衣装や所作に表情まで、目に浮かぶようです。読みながら、まるで映画を観ているかのように、その場面のイメージが膨らみます。それでいて、この作品は絶対に映像化できない代物なのです。(もし映像化したら、ヒロインの魅力が半減したとても残念なものになるでしょう) 言葉や言語学の講釈だったり、ミステリーっぽく謎を追ってみたり、政治的な駆け引き、アクション、それから恋…のようなもの。ファンタジーらしい魔法は出てきませんが、誰にでも使え得る“言葉”という魔法の力に飲み込まれるのが心地よい…。そんな作品です。 あ。飽きないと書きましたが、とある装置の説明が出てくるのですが、その部分だけは少し飽きます。多分、科学や物理好きの人には面白いネタなのだろうと思いますが。ちなみに、装置の仕組みがきっちり理解できなくても、話の流れ的には問題ないと思います。 | ||||
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知識と言葉の力だけで国を牛耳り「魔女」と呼ばれる少女の物語。主人公2人のキャラ設定や舞台設定自体は大好物です。 長い小説ですが、後半になるほど面白くなるという触れ込みもあったので、期待しつつ最後まで読みました。が、この本の売りと思っていた「人智を越えた頭脳戦・言葉の力」的な部分では、魅力はそこまでは感じませんでした(ジャンル違いですが「デスノート」みたいなの期待してたので)。 綺麗な伏線の張られたどんでん返しは幾つかありますが、どちらかというと意外性なく淡々と進む部分がやたら長い事の方が気になります。このテーマでこんだけの長編にしては物語の畳み方も中途半端すぎます。 冗長なバトルは省いて頭脳戦に徹してクオリティを高めてくれたら良かったのにと思いました。 | ||||
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外交ファンタジーということで興味を持ち書店で購入しましたが、読んでいて疲れました。 指輪物語にしろハリーポッターにしろ休憩を挟めば先を読みたくてしかたがないのにこれは 違うんです。うーん、好みの問題ですねきっと。 | ||||
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あくまで私個人の感想です。 読んでいてとても疲れる文章でした。 小説がどうこう設定がどうこう筆力がどうこう、というのではないです。 文字量のわりに話が全然進まないから疲れる。 これに尽きます。 一挙手一投足が解説されているような地の文で、登場人物が腕一本あげようものならその解説が始まります。 私が登場人物なら、身動きできなくなりそうなレベル。 世界観はとてもよく考えられているようで、建物や衣服などの世界観の解説的な文章もたくさんあります。 それは伝わります。 ファンタジーで衣食住がちゃんと書かれているのは素晴らしいと思います。 どんな世界か想像が膨らみますし。 でも、その上で登場人物の言動ひとつにも長い解説が入るんです。 もう文章長すぎてなにがなんだかわかりません。 例えば、とある登場人物の場合、この先にその人が待ってます、から始まって本人が出てくるまで15ページ以上かかり、その後その人物と二言三言会話して終わるまでのシーンに五ページ程かかりました。 もはや主役がこれから何をしようとしてたのか忘れそうでした。 半分ほど読み進めましたが、話が進まなすぎて読むのをやめました。 ハードカバーで上巻ぶっとおしで読めば面白いのかもしれません。 文庫で買うのはおすすめしません。 | ||||
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友達が進めてくれたので読んでみたいと思い、レビューでも興味を持ったので、サンプルをダウンロードしたのですが、そのサンプルが目次と登場人物の説明のみで終わってしまいました。電子書籍でのサンプルの意義は、「本を実際に手に取ることができないので、著者の文体と自分が合うかどうかを購入する前に確認する為にあるもの」だと思っていました。 たとえ人気のある作品で興味があっても、自分が読みにくいと感じる本は読まないし買いません。逆にどんなに文体が硬くても、自分が読み進め易ければ「読みたい」と思い購入します。 今回、この本をほとんど買うつもりで、最後の確認としてサンプルを配信してもらったのに、一巻も二巻も、著者の文章を一文も目にすることが出来ないまま、サンプルが終わってしまったので、怒りすら覚えました。 How to本の場合は、目次だけでも内容を確認できるのでサンプルの意味があるかもしれませんが、小説でこれはないでしょう。 著者、出版社どちらの方針かは分かりませんが、考え直していただきたいと思います。 この評価、本の内容についての評価ではないので申し訳ないです。もし、サンプルで本文も確認できるようになったら、削除するなり、読んで評価を変えるなりしたいと思っています。 少なくとも、私はサンプルで著者の文体に触れることが出来ないなら「読みたいけど」買いません。セールで200円未満だったら考えますが。 | ||||
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から続く海峡を挟んだ三国会議は,脚本をはじめ,監督,演出,その他もろもろ, 全てが魔女の筋書き通りに事が運ばれ,ちょっとした窮地もアドリブで切り抜けるなど, アクの強い役者が揃う中,名女優ぶりまで発揮と,その才覚には改めて唸らされるばかり. また,ほんの小さな変化や違和感すら見逃さず,よじれた紐を手繰るように情報を整理, 核心に迫る『名推理』がここでも冴え,世界を変える真実を導いていく姿がたまりません. 一方,自身を縛ることになった魔術師との対決は,後ほど語られる複雑な事情も絡み合い, 『お出迎え』や『先客』たちを交えての,追いつ追われつとなる緊張感も息をつかせぬほど. そして,魔女の少女と彼女と守るべき少年,二人の物語も長い旅とともに終わりを迎え, 二人だけの直接的なやり取りは,第一,二巻の頃から比べるとやや少なめではありますが, 旅や戦いの中で生まれた繋がり,無言で身を寄せ合う様子には言葉以上のものを感じました. 何より,この広い世界を変えていくこと,さらには少年が変わるための前向きな結末は, 彼の旅立ちで始まったこの壮大な物語が,また彼の旅立ちで閉じられていくのが印象的で, 高い塔とその主は,時に彼の進む先を照らし,帰る場所としてそこに在り続けるのでしょう. 全四巻,難しい言葉や言い回しも多く,決して読みやすい作品ではありませんでしたが, 言葉や書物への強いこだわりは,その理解度はともかく,存分に味わわせてもらいました. | ||||
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一の谷、ニザマ、アルデシュの三国はマツリカ達の活躍により、同盟を結ぶ事に。 その後、ニザマの資格・双子座に奪われたマツリカの左手の自由を取り戻すために、双子座の根城に向かいます。謎の化物に双子座が仕掛けた罠をくぐり抜け、無事に左手を取り戻せるのか?! 4巻の見所は、マツリカとキリヒトの絆はもちろん、一の谷とアルデシュの交流かな。 共に困難を乗り越えた物同士、言葉が通じなくとも分かり合う様が丁寧に書かれています。 図書館の魔女を読むと言葉とは何なんだろう?と深く考えさせられます。 世界は不安定ですが、希望を感じさせるラストになっています。 次巻は「図書館の魔女 烏の伝言」です。 こちらは番外編となり、ニザマが治めていた都市が舞台になります。 マツリカら図書館一行は殆ど登場しませんが、重厚なストーリーになっていますので、ぜひぜひ読んでみてください!! | ||||
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での終わりの様子から,少年と少女の二人の物語がより深くなるのかと思いきや, 序盤はこれまで通りとでもいうのか,文字や言葉,書物を巡る濃厚なやり取りが中心で, そこを越えると今度は大陸をまたいでの政治の話へと移り,やはり二人の話はありません. とはいえ,三つの国を舞台にした玉突きの駆け引き,特に間に挟まれた弱国の事情や, もう一方が抱える痛い部分を嗅ぎ取り,『火中』へ微笑とともに踏み込む彼女は剛胆で, さらにその先を見据え,敵国の分断,崩壊すらも見込んでの動きは何とも狡猾に映ります. また,思わぬ形でこの動乱に介入する二人の『先代』らの意図,そして再会が気になります. 一方,寝惚けた彼女が少年の手を握る様子は,思わずの最後を思い浮かべてしまい, 彼女には言葉や思いを伝える手でありながら,彼にとっては彼女を守るための手でもあり, 強い彼女の『意思』を察し,『決意』を新たにした彼は,果たしてこれにどう応えるのか…. 一冊,一巻の書物も,長い歴史の中ではその一欠片に過ぎないというやり取りが印象的で, 目の前で綴られる物語は,この一瞬にどういう姿を見せるのか,最後のが楽しみです. | ||||
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第二部の始まりとなりますが,の終盤から続く楽しげな序盤があったかと思えば, 国内外での陰謀に対して,何気ない一言から見事な道筋で黒幕を暴くミステリ的な中盤, 予想外のバトルをきっかけに少年の背景も明かされ,緊張と興奮が加速していく終盤など, 一冊の中でさまざまな表情を見せる物語は,良くも悪くもまだまだ掴み所を図りかねる印象. とはいえ,木訥で素直に映っていた少年が,ガラリと雰囲気を変えて自身を語る様子は, 却って薄気味悪くもあり,反面,ふと見せた悲しげな仕草は切なさと哀しみを抱かせます. 一方で,彼に心を開きつつあった少女が,恐怖や怒り,戸惑いから見つけたのは慈悲であり, 自身にも重ねた彼女が,その『答え』へとたどり着いたのは自明の理だったのかもしれません. また,『告白』の少し後,暗闇の中での再会とそこで交わされる二人のやり取りが美しく, 彼女のために悲壮な決意を固めた彼の手を,静かな泣き声とともに包み込んだ彼女の思いは, どんなに大きな声よりもハッキリ,強い言葉よりも優しく,少年の内へと確かに語り掛けます. しかしながら,彼らだけではなく,周囲の人物や国の動きも次第に活発になってきており, 少女の采配と付き従う者たちの意思,相手の出方と,そちらの行く末も気になるところです. ただ,先を窺わせる演出の多さや『読者』といった呼び掛けには,やや違和感も覚えました. | ||||
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第45回『メフィスト賞』受賞作の文庫化で,単行本の上下巻を四分冊した第一巻です. 図書館という閉じられた世界での物語かと思いきや,巻頭には大陸地図が用意され, 実際に国同士の関係や歴史も語られるなど,思いの外に舞台は大きい印象を受けます. また,魔女も書物だけを相手にしているわけではなく,国の内外へ思惑を巡らせており, 政治的な動きもチラリとでしたが窺わせ,こちらもさまざまなやり取りが見られそうです. このほか,流れる景色や何気ない所作,感情が浮かんでくる落ち着いた文章が心地よく, 時代設定はわかりませんが,東洋と西洋を混ぜ合わせたような雰囲気も魅力的に映ります. 反面,ひらがなのみで綴られている各章題は,ほとんどその役割を果たしておらず, 終盤の冒険(?)パートも,それまでの流れから急に逸れたようでピンとは来ません. ただ,一方では何かが起きそうな予感もあり,始まったばかりだけに楽しみの方が先に. 何より,文字や言葉などに対し,時に目がくらむほどに力強い描写が挟まれており, 簡単ではなく,禅問答的でもありながら,スルリと入ってくる感覚はまさに『魔術』. 気がつけば,当たり前のように使い,触れているそれらに畏怖と関心を抱かせられます. | ||||
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久しぶりに読み応えのある本に出会えました。。読んだ後、他の物語が物足りなく思えました。 | ||||
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上下巻合わせて1500ページ近くある上に、難しい言葉や漢字が多用されていて読みづらさがある・・・ 上巻で挫けそうになったけれど、こちらで「下巻に進めば面白くなる」というレビューを見て頑張りました。 そのレビューどおり、上巻の読みづらさはどこへやら?三国の論戦と駆け引き、刺客の館での戦いにハラハラして、一の谷に戻った後の図書館のメンバーと衛兵たち、アルデシュの様子に和んだり感動したりと、あっという間に読み終わってしまいました。 図書館の魔女では言葉の持つ力が如何無く発揮されていました。 言葉が武器で癒しのファンタジーです。 | ||||
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馴染みの無い言葉・漢字が沢山出てくるので、意味が分からなかったり読めなかったりでモヤモヤ・・・ なので☆-1です。 | ||||
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