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(短編小説)

本日、サービスデー



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【この小説が収録されている参考書籍】
本日、サービスデー
本日、サービスデー (光文社文庫)

本日、サービスデーの評価: 3.82/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

駄作

朱川湊人先生の作品は大好きでたいていの作品は読んでいるのですが、これは紛れもなく彼の作品のうちでは「駄作」に入るでしょう。
「本日、サービスデー」はしがないサラリーマン風の天使とセクシーな女悪魔が登場したりとまるで赤川次郎の作品のようなノリ。この世界では全員「願い事が全て叶う日」が充てがわれている。今日がサービスデーだと知った主人公は普通に「大金を下さい」「世界平和が実現してほしい」みたいな願いを叶えようとしない。ヒネリもなく、まるでウェブ小説を読んでいるかのような出来。他の方も書いている通り、「世にも奇妙な物語」に出てきそうな話(しかし記憶に残らないような出来の奴)。
「東京しあわせクラブ」はまだキャラクター描写が優れていたが、これもオチが在り来たりな作品。悲惨な事件現場の物を見せ合うクラブの話。
「あおぞら怪談」は右手だけの幽霊と一緒に住んでいる男性の話。彼の友人である主人公は取り憑かれてしまうと心配してなんとか除霊しようとする。この話はまだ作品としては完成度が上だが、先生の作品ではもっと優れた作品集があるので、生粋の朱川ファン以外は手に取ることをお勧めしません。
本日、サービスデー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:本日、サービスデー (光文社文庫)より
4334763219
No.1:
(2pt)

やや物足りなさを感じます。

表題作は、一生に一度だけのサービスデーだというのに、私利私欲に走ることなく主人公がイイ人過ぎ。。
もっとブラックでも良かったかも。
ブラックな「東京しあわせクラブ」は、他の短編集で既読だったので再読。
この作品の方が、朱川さんらしいかも。
「あおぞら怪談」が、この本の中では一番面白かった。
ラストもいい感じ。
「気合入門」は、作者の子供時代の体験が反映された作品でしょうか。
この作品集、さっくり読めますが、さっくり過ぎて、ちょっと物足りないのが残念。
本日、サービスデー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:本日、サービスデー (光文社文庫)より
4334763219

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