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七瀬ふたたび
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七瀬ふたたびの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 21~40 2/4ページ
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お手伝いさんを辞めた七瀬は、夜汽車の中で二人の超能力者と出会う。前半は二人を始めとする超能力者達との出会い。後半は超能力者を狙う警察組織との攻防。 七瀬の超能力者としてのプライドや使命感、バレないようにするための行動力が、前作より高まっていると感じる。 七瀬シリーズは3部まであるが、この本の最後から次へどう繋がっていくのか期待と不安がある。個人的にハッピーエンドで終わって欲しい。 今までの七瀬の努力や苦労が報われて欲しい。 | ||||
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本屋で見つけて『家族八景』と共に再購入し、一気に読みました。 最初読んだ当時は高校生で、ラストはもっと派手な戦いが繰り広げられるのかと期待して、期待外れに終わった感が強かったですが(当時の友人も同じ感想でした)、今読むとこんなもんかなと思いました。 (↓以下ややネタバレありです) それぞれ孤独感を抱えた超能力者達が、その生を終える間際に七瀬にメッセージを送るシーンでは涙が溢れました。 高校時代に読んだ時にはあまり何とも思わなかった箇所ですが、超能力者故の孤独感を持ちながらも七瀬に同志としての最後の役割を果たそうとし、そしてその生を静かに終えるシーンは、イイ年になった自分にとって充分に胸につまされる内容でした。 最後のシーンでは七瀬自信に自分を投影した結果、また涙腺崩壊。 その瞬間「お父さんお母さん、生んでくれて育ててくれてありがとう」という何故だか思いがこみ上げ、また涙チョチョ切れ。 普段あれほど「毒親」と非難してた(自分の胸の内だけですが)のに…、最後の瞬間てそんなもんかもしれません。 …て書きながら、また涙腺崩壊しました。笑 | ||||
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自分は筒井康隆は大好きだけど、この作品はお奨めしない。 筒井作品に『乗越駅の刑罰』というそれはそれは恐ろしい傑作短編がある。自分が初めて読もうとしたのは高校生の時。 怖くて怖くて最後まで読めなかった。その後、幾ン年や流れまた読んでみようとこんどは最後まで読んだが、やっぱり怖かった。 『乗越駅の刑罰』の発表年は1972年。『七瀬ふたたび』も同年。 しかし同時期に発表されたものなのに『七瀬・・』は文章が拙く思うのだ。実験的な文章の書き方は差し置いても。 本作でヘニーデ姫が倒れるシーン。なにが書いてあるのかとっさに分からなかった。 「ふーん、倒れたんだ。何があったんだろ?」と思ったら〇んでいた。 はあ・・?としか。 後半、七瀬とエスパーたちは敵対する組織に狙われるのだが、ここがまた意味が分からない。 筒井は『大いなる助走』(※『大いなる助走』はおもしろいからお奨めする)SF作家が虐げられていたことをネタにしているけど、この作品を読むと「そりゃそうだろ」と思ってしまうんだよね。だって文章がヘタクソなんだもの。 博学博識の筒井大先生に「ヘタクソ」なんて言える立場じゃないけど、ほんとにそうなんだから! あと、SFに限らず「先駆者が偉い」かという問題だね。 例えば人の心を読む能力・時間を巻き戻す能力。←こんなのは今なら誰でもやってることだ。 「SFの黎明期を支えた人の作品を知りたい」それなら読んでみるといい。 でも、言葉と文体は古いよ。 | ||||
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前作と違い、超能力者が七瀬以外に登場。前作の家族の風景とはかなり物語としては異なる。アクション映画的な展開の仕方である。個人的は前作が好きである。 | ||||
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「家族八景」に続いて、30年ぶりに再読。今現在の目で見ると、何の説明もなくいきなりこの話を読んだら戸惑うだろう。明らかに前作を読んでると言う前提での書き方で、若干不親切。まあタイトルからして続編とわかるので、ほとんど問題はないだろう。問題は、続編ありきで終わらせていること。当然続編の構想もあったのだろうけど、不完全燃焼の感が強く、読者をやきもきさせる終わり方だと思う。何しろ今巻で初登場の味方キャラをアッサリ使い捨ててしまうのだから、この後どうすんだよ、と正直不安に思ってしまった。が、読者におもねらないのが作者らしい。 さて前作とガラリとテイストが変わり、他の超能力者と組んで敵の組織と戦うバトルものになっていたのには驚いた。その中で、超能力者の存在意義についてヒロイン七瀬が哲学的に悩むのだけど、普通なら何巻もかけて書きそうな内容を一冊でスピーディーに処理したのが凄い。筒井康隆ならではの才気を感じた。 | ||||
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一気読みしてしまいました。続編があればな~・・・。言葉回しに時代を感じますが、今、この続編がでたら、そのあたりの言葉回しはどうなるんだろう?と思いながら・・・。 | ||||
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前作は家政婦だった七瀬が、今回は家政婦を辞めており、様々な超能力者と出会い、謎に包まれた組織と戦うことになる。 前作よりも超能力の部分に重点が置かれており、超能力者であるが故の悩み等が描かれている。 前作の終盤から七瀬が魅力的な女性として描かれているが、今作も七瀬の魅力に磨きがかかっており、男性読者は七瀬のファンになってしまうだろう。 | ||||
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中学の時TVドラマで観てAmazon検索たら有ったので読んでみた。能力の設定がそこまで現実離れしてなかったらもっと引き込まれたかも。でも懐かしく読ませて頂きました。 | ||||
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20代前半ぐらいに家族八景を読んだ時は、その内容の重さ暗さに辟易して闇に落ちた時期があり、 「もう七瀬には関わりたくないな」と思ったのですが、それから数十年の時を経てたまたま本作を手に取る機会があり、ちょっとわくわくする感じで一気に読み通しました。 家族八景と違って面白かったですね。半分ぐらいまでは。 マカオあたりからいきなり正体不明の秘密組織が出てきたりして、エンタメ要素をもっとふくらませて ファンタジーな冒険活劇になっていくのかと思いきや、一気に終焉まで進んでしまった。 どうなんでしょうね、こういう終わり方っていうのは。 その後「エディプスの恋人」でオチをつけたような感じなんですけど、 個人的には、もっと物語を続けてほしかったなぁという印象ですね。 続き物になると、大先生的には「つまらん」てことなんですかね。 面白いけど、消化不良気味なので星3つです。 | ||||
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いわゆる「七瀬三部作」の二作目で、シリーズ中核と目される作品ですが、三作とも傾向が違うので単独作品と考えたほうがいいかもしれません。SF作品で主人公が超能力者なので、「超能力者」対「非超能力者」、「個人」対「国家」という形で書かれていますが、あまりそれにとらわれない方が良いのでは無いかと思います。本作品は悲劇的な結末を迎えますが、本当の意味での結末なのかどうか考えさせられます。ぜひ読んでみて下さい。損はしないはずです。 | ||||
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七瀬シリーズ②。念動力のヘンリー、時間遡行の藤子、予知能力の恒夫。 前作「家族八景」と趣をがらりと変えてSF冒険小説へ。ただ通奏低音は超能力者の悲哀。 超能力者でないヘニーデ姫のキャラクターが一番キュートで魅力的。 | ||||
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もうかれこれ40年近く前にこの全集を購入した。 毎月1冊ずつ発売されて24カ月かけて集めたものだ。 所が誰かに貸したのだと思うが、この17番目だけがどこに行ったのかわからなくなったのだ。 これを買ったからといったすぐに読むわけでもないのだが、1冊欠けているというのは非常に 気になる。 これで全冊揃って元通りになった。 | ||||
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筒井康隆の小説は常に日常や社会問題といった現実と接している面があり、そこから非日常の不条理な世界へとスッと移行していく。 ただの非日常(たとえばホラー映画)ではなく、日常に接してるからリアリティーを感じて怖い。 日常の裏に紙一重で非日常が存在するのではないかという錯覚を起こさせる。筒井康隆の独壇場であろう。 | ||||
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中学生の時に一度読んでますが、今読むとまた違った感じです。 おもしろいと思います。 | ||||
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家族場面・七瀬ふたたび・エディプスの恋人、3部作ではこれが一番面白い(と思う)。 高校生の頃、通学時その他で読んでました。 | ||||
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なぜか?私は、3部作であるのに、「七瀬ふたたび」から読み出して しまいました。 昔、TVのドラマで見た記憶が残っていたからでしょう。 七瀬の超能力者としての悲劇、次々、殺される仲間たち。 その背景は?、、、、彼女の命は? という気になる所で続くです。 残念! 「家族八景」も読んでいないので、もうひとつ、ピン来ない 所もあり、そちらも読んでから、「エデイプスの恋人」と 読まねばなりません。 やはり、名作、グイグイ惹かれます。 | ||||
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30数年前が最初でしたが、何度読んでも面白いですね。久しぶりに読み、離れて住む次女にも同じ感動をと思い、アマゾンで贈りました。 | ||||
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面白い!おもしろすぎる!最高級のエンターテイメント小説といっても過言ではないでしょう! ---------以下多少ネタバレ------ しかし、前作でなかなか能力者に出会えなかった七瀬が、ボコボコ出会い始めるのは少し困惑しました。 | ||||
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七瀬は、本当に死んでしまったの?七瀬と関わった人たちが死んでいく。悲しい。。こんな結末だなんて。。。 | ||||
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昔 文庫本で夢中になって読みました。 読み返すたびに面白い。素晴らしいSF作品です。 | ||||
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