■スポンサードリンク
生存者ゼロ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
生存者ゼロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全178件 101~120 6/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店の平積み・帯を見て購入し1日で読了しました。 「アンドロメダ病原体」、「首都壊滅作戦」などが同様のテーマを扱った作品でしょうか。 序盤から終盤に掛けてなぜかな?と読者に頭を働かせ様とする作品は初めてでした。 この作品で気になってしょうがない点があったものですから、下記について是非作者に伺いたいですね。 ・TR-102での事故調査があまりに杜撰、事故内容から防衛省・厚生労働省が徹底調査するのではないか? ・遺体の病理解剖で強毒性ウイルスによる死因か否かは即判明するのではないか? ・シロアリに喰われたのなら、必ず遺体に死骸も含め痕跡は存在するのではないか? ・シロアリの痕跡は死骸以外にも分泌物、体液、糞などが遺体周辺にも大量に存在するのではないか? ・上記を全く無視するほど思考停止、怠慢な無能しか官僚・研究者しか作品世界にはいないのか? シロアリが一切の証拠を隠滅するほど優れているのか? ・パンデミックであればWHOどころかアメリカ政府の圧力は福島原発の比ではないのではないか? ・通常、官房副長官が必ず省庁間の事前調整に入り、予め方針を出すはずだが、一部閣僚のみで重大事態に対処するのはなぜか? ・女昆虫博士が隠密行動中の自衛隊員の直通電話を知ったのは組織がザルか本職が凄腕スパイwだったからか? ・サーモバリック弾と燃料気化爆弾を誤ってないか?そもそもB-2で爆撃って、アメリカ空軍に自国民を殺させるのか? ・シロアリを火炎放射器で燃やすより殺虫剤を撒いた方が良いと判断する人間が誰一人いないのはなぜか? etc いやー、ボケ防止にはとても良い作品でしたね! あとはブックオフでいくらで下取りしてくれるのかが楽しみであり不安ですね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯のスリリングで一気に読める!の触れ込みは本当です。 ラストまで一気に読めましたし、810円の価値はあると思います。 ただ前半の結末への期待に対して、後半が何か残念でした。 自衛官が主人公の小説は何故こうライトノベルやコミック寄りに感じてしまうのでしょうか。 それならそれで娯楽として楽しめるのですが、本作の主人公ではキャラクターが薄くて・・・今どこにいるのか忘れる位。 電撃文庫的な無敵のワンマンフォースヒーローでもなければ、有川浩氏の作品のような朴訥自衛官×勝気女性の恋愛要素もなく。 反面、これでもかと言わんばかりに無能な事務屋達、感染症の正体は○○○○とどうも漫画的。 立ち位置が非常に中途半端なせいでアイデアはすごくいいのに残念な印象です。 骨太ミステリーで行くのか、コミカルにいくのかもう少しカラーをはっきりさせるととてもよい映像化作品になったのではと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定に無理がありすぎ。 ウイルス感染症の疑いによる大量死を主軸に話が進み、途中で真相が明らかになるのですが、最初に被害を受けた町に何も痕跡がないのはどう考えても不自然。 ラストで自然発生的に犯人の天敵が現れるのも都合いい。 主人公と思った学者は途中から狂いだし(ドラッグ中毒)、代理的に主役浮上した自衛官はキャラが薄すぎてどこでなにしたか読者が覚えられない。 最初に発見されたウイルスも解析はひとつの研究機関だけが任され、その担当者の適当ぶりがストーリー内関係者と読者をミスリードする安直な展開。 ラストは欧州の出血熱感染をちょろっとほのめかし、結局何が言いたいのかわからない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は中盤で「要するに○○モノかよ!」と本を床にたたきつけた。「じゃあ、○○業者に電話して処理して貰えばいいだけじゃねぇか!810円返せ!」と四つん這いになって泣いた。ネタバレになるので、詳しく書くことはできないのが残念だ。 宣伝には「誰か映画化して」なんて書いてあるが、こんなの映画にしたら、映画館で暴動が起きるだろう。ご都合主義満載の酷い作品。こんな作品に賞を与えるなんて正気とは思えない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
電車のなかで一気に読んだ。 北海道根室沖の採掘プラント。そこの職員との連絡が途絶え、テロの恐れがあるとして、自衛隊のチームが調査に向かったのだが。肉塊と化した無惨な死体が転がっているばかりであった。バイオテロか?未知のウィルスなのか? 伝染病だとしたら、なぜ症状の進行が早いのか。感染源は何なのか? やがて「感染」は、北海道に上陸する。 被害を食い止めることができるのだろうか。 途中からの話の展開と、クスリの使い方にちよっと驚かされた。 危機に対して無能な政府と、責任回避の政治家たち。現場で黙々と働く自衛官との対比が、物語の中盤から顕著である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
始めはかなりスリリングだったが、原因がシロアリだとわかってからはあまり面白くなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自衛官は伊藤英明。昆虫学者は加藤あい。狂った細菌学者は・・・と空想してしまう。おもしろかった・・・と思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テロなのか ここまでひどい感染症はないでしょうが、現実に起こらないとは 言えない内容に、恐怖を感じながら、またどのような結末になるのか、わくわくしながら読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー大賞という肩書きがなければもしかしたら楽しめたかもしれないです。 前半はダスティンホフマン主演のアウトブレイクを思い出させるパンデミックもの。幾つもの謎がでてきて、自衛官や科学者など、事件に関係する登場人物を悩ませていく。そして、ミステリーは前半まで。 後半は、ある生物と遭遇することでそれまで分からなかった謎が一気に解け、展開もガラッとホラーパニック変わる、といった感じでした。 この時点までの展開はよかったです。もしかしたらミステリー大賞に選んだ人もここまでしか読んでないのかも知れません。 パニック物で期待するのは、人類が未知の脅威に遭ったとき、どの立場のどんな人物がどんな行動をするのか、だと僕は勝手に思ってます。残念なことに、この作品はその部分が一番面白くなかったです。 特に大臣とか部長とか、主人公の上司にあたる人物の描写が単純というか一面的というか...。 まるで、物分かりの悪い平社員の愚痴を延々聞かされているようなそんな印象でした。 これのせいで終盤はもう流し読みで、最後まで読みました。 逆に事件のパンデミックの正体の描写は驚くほど細かくて、Wikipediaをまるまる写したかのごとく細かい説明でした。正直なにを言っているのか分からなかったです。引用するのは構わないですが読者にも分かるように噛み砕いて説明してもらわないと、どれだけ設定を作り込んでいても小説ではとても伝わらないです。 あれを理解できるのは理系の限られた分野の人だけです。 おすすめしません | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください) タイトルに惹かれて購入しました。面白くて、買って数時間のうちに読み終えてしまいました。ウイルス・パニック系の小説はたくさんありますが、このジャンルの本の中ではスピード感とスリルに溢れた作品だったと思います。 筆者は現在建設会社勤務とのことで、小説家ではないのでしょうが、発想や情景描写が良くできていて、荒削りな感じが私は楽しめました。B級のパニック映画を楽しんで観られるような人にはおススメできる一冊だと思います。 海外を舞台としたウイルス・パニックものでは、政府が軍と共謀して根回しし、どれだけの数の人が犠牲になっても事実が隠ぺいされてしまうところですが、本書に登場する日本政府の閣僚は、全員が揃いに揃って事なかれ主義者で、事実を隠し通す悪知恵すら働かせることのできない無能ぶりをさらけ出しています。文民統制を反映してか自衛隊側の主人公達と衝突する描写も、良くも悪くも日本らしい設定だと感じました。 残念な点は、専門用語や説明的な文章が多く、読み込むのに時間が掛かってしまうところと、被害が起きる条件となる「新月(太陽ー月ー地球の直列)」があまり重要に扱われていないところでしょうか。終章も、廻田が新月の空を見上げるという何やら含みを持たせた終わり方なので、なぜ新月になると狂暴化するのか、もう少し納得のいく設定があれば良かったと思います。 ストーリーが「パウロの黙示録」の内容に沿って進んでいく感じも、少し強引な印象がありました。日本らしい設定なのに、ここだけキリスト教の神を持ってこられても、ピンとこない人は多いと思います。 とはいえ、単なるウイルス感染かと思わせておいて、古代の層から掘り出された新種ウイルスに感染したシロアリが人間を襲うという設定は斬新で良かったです。人々が狂暴化したシロアリに皮膚を食い破られ、食い殺されるシーンは、読んでいて肌がムズムズ痒くなってきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても期待して読んだのですが、 「滅びの笛」とか「蒼茫の大地、滅ぶ」には及びませんでした。 残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
専門用語多すぎてわかりづらいし 難しい漢字のふりがなが少なすぎて 最悪でした。 後半から読むのがダレるし 人物像が浮かべづらい。 内容も大賞とった割りには全然面白くありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本語が酷い。すべてのページ(掛け値なし)におかしな表現があり、読んでいられない。赤ペンを持って添削するゲーム本だと思えばいいのかな。極めつけは「パンデミック」の意味すら分かっていないこと。情景描写、キャラクター、構成の酷さはいわずもがな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
息子に頼まれ購入、商品内容不明のため申し訳ありませんが、★4つの評価にしています。 本人の希望で購入していますので、この評価にしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
という賞の受賞作だったら納得した。 ミステリ小説好きという人にはとてもおすすめできない作品だと感じる。 ミステリ小説好きにおすすめできない理由は、 序盤~中盤に提供される本作一番の謎である、生存者ゼロの大量死の原因が、 6割くらい読み進めたところで完全に解決されてしまうからである。 まだ先は長いからこの後どんでん返しが来るのかと期待して読み進めるのだが、 戦闘シーンやパニックに陥る群衆、狂人の妄言、無能な政治家をこき下ろすなどのつまらない表現に終始してそのまま終幕する。 読者に対してさらなるミステリが提供されることもないので、 終盤でのカタルシスなどを期待してはいけない。 謎解きに対しても納得出来ない。 大量死の原因がアレであるならば、現場に多くの痕跡が残っていて然るべきだと思う。 死体の肉塊や血溜まりに痕跡が残っていそうなものだ。 そういうところが気になり出すと、もうミステリとしては読めなくなってしまう。 他の方のレビュにもあるとおり、 序盤~中盤はそれなりに読み応えがある内容になっているだけに、 中盤~終盤にかけての内容はとても残念。 ミステリ枠ではなく、パニックホラー方面に振り切った方がよかったのではないかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後まで読むのが苦痛になる小説。 理由は3つ。 1:メインの人物がいずれも魅力的でなく、感情移入できない。 2:1と相まって人物の会話が実につまらない。 3:地の文と人物の感情を反映した箇所の書き分けが不十分で、 状況の説明なのか、主観的な人物の感覚を通じた描写なのかがはっきりせず、 しかも人物を通じて発せられる感情の吐露や、会話が作者の趣味と思われる ハードボイルド風味の台詞や、わかりにくい比喩でさらに状況の理解が阻まれる。 逆に良かった点は、導入部は期待感が持てた点。 最初に数ページ立ち読みして、面白そうなら買うというスタンスなので、 その罠に完全にはまったカタチ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犯人探しこそがミステリーの生命線のはずなのだが「この『ミステリー』がすごい!」大賞、とまで言われると・・・。もちろん犯人が絶対に「人」である、という予想を裏切る意味ではミステリーなのかも知れないけれど。 沖合いに浮かぶ石油掘削プラットホームと連絡が遮断され、自衛隊が救助に向かうが「生存者ゼロ」。さらに北海道の町が壊滅してしまう。ウィルスによるテロなのかそれとも?原因究明と対策に残された時間はわずか。「敵」は札幌に迫る。 ウィルス、感染、生物学、自衛兵器といったウンチクと戦う必然性を作るための「過去の因縁」「家族」「絆」「偶然」の伏線、キャラ立ちをしっかりするための人物の異様な濃さ、などまだまだ文章やすじの慣れがなく、書きなぐるような印象もあるが、見えない敵に立ち向かう主人公たちの姿はよく描かれている。 でも結果としては「生存者ゼロ」ではないのだが・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方の例に漏れず(?)、途中から筋書きを追うだけの斜め読みで、ようやく読了しました。 いやぁ、キツかった... って文量がじゃなくて、興ざめて、です。 何度も読むのをやめたい、というより、ブックオフに売り飛ばそうと思いました。 実際、読了後の本日、家内にネタばらしと内容の酷さをぶちまけて、処分をお願いしました(「売るなり、捨てるなりしてちょー」って)。 真犯人の「そりゃねえだろ」もさることながら、登場人物の台詞にいちいち腹が立つ。いやいや、腹が立つ台詞じゃないんです、「こんなん言うかーっ!」って、作者に腹が立つんです。(既に手元の本がないので、ちゃんと書けませんが)「西暦何年に誰々がどこそこで何々したこともあるわけですし」みたいに時代・人物・出来事をチョー正確に会話するか?っての。しかも自分の専門外のことを、専門のことは適当なくせして、だよっ! ちょいエキサイトしましたが、ウィキペディアを横目に文筆している様子が目に浮かぶようです。 自己満足で顔が紅潮してる作者とその親友がパソコン画面上の文章を見て、「おおっ!いいじゃん」って盛り上がる程度のご都合な内容、薄っぺらさです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体にスピード感もあり面白かったです。ただ政府関係者をあれだけ無能力として描くのはどうでしょうか。確かに主人公の凄さを際立させる事は出来ると思いますが、読み進めると最後には白けてきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おおむね他のみなさんが書いていることと同意。 キャラクター設定や言い回しが痛々しすぎて、結構苦痛。 途中からは、展開を追うだけになり、ほぼ斜め読みの状態でした。 あらすじや設定がおもしろいだけに本当に残念。 ただ、それを差し引いてもそれなりには楽しめたと思う。 筆者が新人と思うと、こういった行き過ぎたキャラクター設定や台詞の言い回しを修正してあげるのは編集者の仕事ではないかとも思う。 その意味で、もし、たとえば幻冬舎あたりから出ていたら違ったのかもと思う。 そんな中、文庫版では巻末の「解説」のラストに恥ずかしい誤植が。 編集者、もっとがんばって! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!