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【安生正】
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生存者ゼロの評価:
6.67/10点 レビュー 3件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
生存者ゼロの感想
パンでミック・パニックものであったが、また、ちょっと違った味付けがほどこされており、面白かったしかし、この作者、よっぽど政治家が嫌いなんだろうな
パンデミックを描いた作品で、とても臨場感はありましたが感染症学者の富樫博士の背景がいまひとつわかりにくいです。潜伏期間もなくいきなり発症と言う段階で、ある程度わかってしまったのもありますが、最後のエピローグの最後の言葉の意味がどうしてもわかりませんでした。何かこの先に続く話があるのならいいのですが、あれで終わるのかと思うとちょっと?が残りますし、唐突にキリスト教の黙示録が出てくるのもいただけませんが、遠い未来にはひょっとしたらこんな事も起こり得るのではと言う意味では、とてもリアリティーがありました。
バンデミックが主題のストーリーで、この系統はそれならばどれほどリアリティが出せるかが勝負でしよう。その辺のところは良く描けていると思います。次にどれほど魅力的な主人公を創造できるか、そしてどのように活躍させるかが大事だと思います。陸上自衛隊の三佐を主人公に感染学者、昆虫学者などが主な登場人物ですが、残念ながらある程度読書量を誇る人にはどれも画一的に見えます。政府の対応や高官、総理などもお約束どうり無能ぶりをさらけ出し右往左往する様子しか見せません。この辺はよくあるパターンで新鮮味がありません。次にどのように終息させるがが大事ですが、この辺もまぁ及第点と云えましょう。やたら難しい言葉の羅列と漢字の多いページばかりですがそれほど読みづらくはありません。「ジェノサイド」的な内容と思ってしまう人もいるかも知れませんが、むしろ西村寿行のパニック小説的な雰囲気と内容に感じました。かなり文献をあたって勉強したようでけっこうキッチリ書かれていると思います。面白かったか、否か。好みの問題でしょうが私にはイマイチで斜め読みしました。
パンでミック・パニックものであったが、
また、ちょっと違った味付けがほどこされており、面白かった
しかし、この作者、よっぽど政治家が嫌いなんだろうな