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残穢
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残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全160件 81~100 5/8ページ
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映画かもされましたし、女優さんも原作者も大好きな方なので。読む前は見に行こう!と思ってましたが …意外に身近な事柄を表現されているので 行くの止めました…。 アパート独り暮らしで。独りで居る時に思い出したら怖いです… | ||||
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映画を見て購入しました。 面白かったです。 人物の設定が映画と違ってたけど問題なかったです。 | ||||
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読み始めは、その辺の短編ホラーの集合体のよう。 が、一話一話はつながっており、 主人公は小説家で、著者の分身のように語る。 小野不由美らしく、ラストに向かって、残り1,2割でドカンとくる展開。 難解なので、2回読んだ後、映画を見て、更にもう一回読んで、 やっと「ああ、そうだったのか」と思えたのだった。 本は、あまりに淡々と進み、怖いとは、さほど感じないのだが、 ストーリー作りの丁寧な感じ、流石でした。 ちなみに、映画の方が、映像でストレートに入るのと、 原作にはない描写があり、怖い。 | ||||
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大変面白く、そして大変怖ろしかったです。 ひとりの部屋で寝る前に読むと後悔します。 今まで気にならなかった部屋のきしみ、水の音、すべてが気になるようになります。 これを読んでいる間、寝る前に消したはずの廊下の電気が ふと気づくとまた点いていたりしました。怖いのでもうそのまま寝ましたが……。 子供の頃のような、ひとりで寝るのが怖いという感覚を思い出させる本でした。 | ||||
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私は怖く感じなかった。幽霊が現れてどうのこうのって感じではなく、得体の知れない何かに向かって徐々に近づいていく恐怖感か。情景を思い浮かべながら読んだが、田舎の私には都会の人々の動きなど関係なさすぎた。 | ||||
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「手放したい」というレビューが気になり早速書店で購入しました。 最初は盛り上がりのあるホラーなのかと思っていたので途中まで行っても余り展開が無く、読むスピードが落ちていて後半でこの物語の芯の部分が明るみになり読み終わった後には、今までのホラー小説で味わった事の無い恐怖がありました。 まるで小説の第三者のような気分になります。 他人事ではない恐怖、大変おもしろかったです。 | ||||
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初めて小野不由美さんの著作を読んだものです。 普段、ホラー小説を読むこともありませんが、 知人があまりに恐ろしいと言うので読んでみました。 最初から最後まで、あまり一人で読みたくないな、と思わせる不穏な空気に満ちており 全編高い緊張感と、 ドキュメント風ならではのリアリティを持って嫌な気配が迫ってきます。 恐怖のピークが高いのではなく、 読了してもなお普段の生活に忍び寄ってくる 後味の悪い何かを残されていく、そんな作品でした。 少なとも著者の狙いは、多くの読者に避けがたく伝播していくと思います。 登場人物の多さについて行けず、 途中何度も振り返るうちに、 やや作品への没入感を削がれてしまったことが残念でした。 書籍事態を早く手放したくなる、という批評はよく理解できます。 本から、不穏なものが発しているような気がしてしまうのですよね。 | ||||
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このレビュー欄で「捨てたいくらい怖い!」という感想を見て、この本に興味を持ちました。 実際の読了後の感想は、こんなものか〜なんて思っていました。 確かに不気味な話だったけどそこまで怖くはないな。捨てたくなる理由はわかったし気持ちもわかる。私もいつかは友達にあげて怖がらせてやろうかな。 そんな風に考える余裕もありました。 ですが、この本の真の恐ろしさは文字の中にはありません。 本の中で語られた数々の怪異は、話者がそう綴ったように、ありふれた違和感やそれが肥大したものです。 関係ないとは思っていても、似たようなことが身近に起こった時、この本のことが思い出されるのです。 残穢を信じるわけではありませんが、もうこの気分を味わいたくないので、出来るだけ早く捨てて忘れようと思います。 | ||||
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実に面白かった。 ただし、友人曰く「先に最後を読むのはホラーの読み方としちゃ」と、どうも安全弁つきで読んでたのだが。 何かを疑問に思って、どんどん時代と空間をさかのぼっていくという物語は、それがホラーであれミステリであれ、やはり面白い。 そして一方で、「あれ、昔住んでたマンション、しょっちゅう枕元を何か通っていった気がしたよな」「隣やたらと変わってたな」「あれ?」と思って苦笑したり、現在の住処に何の土地事情も無いのに安心したり。 | ||||
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非常に面白かったです。 十二国記新作長編より、先に出版されて、どんなもんかな、と思っておりました。 映画も見ましたがじゃっかん小説とは設定が異なります。 絶叫するようなホラーをのぞんでいる方にとっては、肩透かしのようだとおもいます。 今回は、ジワジワとくる、後味の悪さのあるようなホラーです。 心霊現象ももちろんありますが、それよりは人間の恨みの怖さという方が正しいかなと思います。 呪怨や着信ありとかそういったものとはまったく別物と考えていいと思います。 小野さんが散りばめた伏線を徐々に回収していき、暴かれる真実。 小野ファンにとってはたまらないと思います。 | ||||
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主人公たちが身近な怪異について調べ、過去の悲劇に触れ、怪異の原因と法則を考え分析する、そういった話と受け取りました。残穢は私にとってはパズルみたいでした。終わらないパズル。 これから読む方には、ぜひ紙とペンを用意し、小説を読みながら地図を書く、登場人物の名前とその人物に起こった出来事を書く。 これをやった方がいいです。読み終わったあと後悔しました。 もう一度、誰に何が起こり、原因は何だったのか、法則を考えなきゃいけない。原因と結果を突き詰めたい方にはこの読み方がオススメです。 完全な答えは出ないかもしれないけど、後から「あれの原因は何だったっけ?」ってなって、やっぱり読み返さなきゃいけなくなる。恐れられている本書ですが、どうせ読むなら謎解きをする気持ちで隅から隅まで味わいましょう。「私」のように。 | ||||
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映画の予告を知って、原作を読んで見たくて、いてもたってもいられず購入しました。 グイグイ引き込まれるとはこういう事を言うのかというほど興味深かったです 次の日、早く仕事から帰って読むのが待ちきれなかったです | ||||
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作者のスタンスは私自身の考えに近く、幽霊も祟りも信じていません。 それでも幽霊を信じていない多くの合理主義者でも「ついている」「縁がある」「運がいい」という非合理な言葉を大真面目に口にします。そこには理屈を超えた、現象と現象を結び付ける合理的説明のつかない「何か」が存在するのでしょうか。それとも存在しない「何か」を見てしまおうとする本能的なものが人には備わっているのでしょうか。 骨身に染みついた懐疑主義がゆえに「これには何か意味がある」という結論に飛びつくことを嫌う作者は、通常このての本では、すぐに霊的現象と判断せざるをえないような現象の連続に対しても、意味があるように見えるがゆえに、あえて制動がかかります。 この点は、「これはどう見ても霊現象だろう」ととらえたい読者にとっては、非常にもどかしく感じるかもしれません。 また、ドキュメンタリーとして、あえて淡々と記載している点が、プラスにもマイナスにも働いています。 ドキュメンタリータッチで書かれた本書には、実在する人物や映画作品などがとりあげられており、その中のひとつとして、清水崇監督の「呪怨」について触れられていて、私自身の恐怖体験を思い出しました。 以前、「呪怨」が映画化される前、口コミで怖い怖いと評判だったビデオバージョンを、まだDVDが出回る前のVHSで鑑賞しおわり、ああ怖かったと思いながら、ビデオデッキからVHSテープを取り出そうとした瞬間、これまで調子のよかったビデオデッキがキュルキュルと異音をあげて突然故障した時の恐怖を、本書を読んでいて思い出しました。 本書を部屋で読んでいると何度か背後でコトリと音がします。 カーテンを閉めた窓の外のベランダでも何やらギギギと音がしています。 本書によって感染した「穢れ」のせいでしょうか・・・。 | ||||
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物語の中に出てくる複数の怪談は、「自分の身にも起きたらどうしよう」と想像すると怖くなったけど、物語自体はそんなに怖くないです。大きなヤマ場もないし、最後まで淡々と進む印象でした。 ただ、元々悪霊シリーズなど小野不由美さんの作品が大好きで、小野さん自身が体験した出来事をドキュメンタリーとして読んでいるような感覚が新鮮で楽しめました。 あと人物名がものすごく多いので次読むときは相関図を書きながら読みたいと思います。 | ||||
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小野不由美さんが実話怪談の世界に足を踏み入れてたなんて、ぜんぜん知らなかった。これは並みの怪談ではあるまい、と東京テレポート駅構内の書店の平台からゲット。 読んで納得、すんごい不思議な話でした。いままでにも、感染する呪い、伝播する穢れをテーマにした怪談はあったけれど、この物語に登場する穢れには、死者の思いがぜんぜんこもっていない。インフルエンザのウイルスのように、感染者の思いとは無関係に広がっていく、物理的かつ無指向性の汚染なのだ。 疫学者さながらの主人公の探索行は、やがて私たちの周囲に幾重にも積み重なった穢れの姿を明らかにしていく。その穢れの積層に対して、あなたは、総毛立つ恐怖を感じるか、こみ上げる吐き気を感じるか。 何も感じないのなら幸い。あなたには、楽しいエンタテイメントの世界が待っている。 しかし、この本に染みついた穢れに気づいた人は、あきらめていただきたい。あなたの心は、すでに芯まで穢れてしまったのだから。 | ||||
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何だか持っているのが嫌で、読み終えてから友達にあげました。 ホラーでは無いけど、薄気味悪い後味の悪い感じです。 決して面白くない訳ではなく、読み終えてから手元に置きたくない薄気味悪さが残ります。 | ||||
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今までのと違った感じ(ドキュメンタリーホラー?)で、面白かった。この後も小野不由美の本を読みたくなった。とりあえず「屍鬼」を買いました。 | ||||
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「罪穢れ」。よく日本人が口にするその言葉の意味を考えさせられるホラー作品です。著者の力量にグイグイ引き込まれ、一気読みです。 良質なホラー作品を読みたいという人にはオススメです。 近々、映画化もされるようなので期待してます。 | ||||
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こういう類の体験をして生き残った知人から、随分前にその話をかなり詳しく聞いていたので、個人的にはこの小説はかなりリアルに描かれていると私は感じました。 | ||||
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初めに断っておきますが、この本は、いわゆるスプラッタ系のグロい描写はほとんどありません。 でありながら、それ以上の怖さを感じさせる本です。 最初から怖いのではありません。むしろ、淡々とした語り口で話が進んでいきます。 これだったら、そんなに怖くないかも、と思っていると、どんどん怖さの坩堝に嵌まっていきます。 一番の怖さは、救済という形での解決策が提示されないことです。 よくあるホラー本のように、幽霊や怨霊退治役が出ていないからかもしれません。 救いようがない怖さと、これはもしかしたら実話ではないかと思いたくなるリアルな描写が恐怖感を一層駆り立てます。 読後、私が真っ先にしたのは、この本を封印することでした。 家の中に持ち帰りたくなかったため、ビニール袋に入れて、家の外(ポストの中)においてあります。 早く売りに出したいのですが、もう触りたくないほど、怖いです。 | ||||
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