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残穢
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残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 21~40 2/6ページ
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『屍鬼』もそうでしたが、小野不由美さんの作品は、やたらと長いだけで、どうにも面白いと思えないです。 本作も、ホラーとか怖いとか、そういう点から見ても正直言ってつまらないのですが、それ以前に書き方の問題なのでしょうか、やたらと同じ様な事を何度も繰り返すくどい文章、必要以上に(必要の無い)細かすぎるディテールの書き込み等、テンポ感も悪くなるし、読んでいて疲れて飽きてきてしまう。 「もう分かったから、そろそろ肝心の "お話" を進めて下さい…!」と何度思ったことか。 それでいて、細かさの割には、肝心の人物像や人間関係、建物や町の風景などが全然イメージ出来ず、頭に入らないし、覚えられない。 自分が特別読書家だとは思いませんが、それでもそれなりに本は好きで色々読んでる方だと思いますけど、小野さんの作品は本当に読みにくい。違う意味で根気が要ります。「読む」のではなく、「活字を消化する」労力が要るので、楽しみより疲れが勝ってしまいます。 また、この作品が若干ドキュメント・タッチ寄りで書かれていることとは関係なく、今まで読んだどの作品でもそう感じますが、"血が通っていない" とでも言えばいいのか、マイナスの意味で淡々としていて、"伝わるモノ" が少ないと言うか…。 登場人物の生きた声が聞こえて来ないのです。 こういうのを幾つか先に読んでしまったので、代表作で大ヒット作とされている『十二国記』に手を出す気になれないのが、何とも残念。話題作だし、気にはなるんですけど、やっぱり「細かくて、くどくて、しかし長くて」自分には合わないのかな…と尻込みしてしまいます。 「あらすじ」として眺めて見れば、(未読も含めて)どの作品も決して面白くなさそうな訳ではないだけに、何とも残念です。 次はもう無いかな…。 | ||||
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我慢すれば、、、 我慢すれば、、、 絶対恐ろしいオチがあるに違いない、 我慢だ、我慢するんだーーーと 何とか読み進めたのにい。 終わっちまった!!! 俺の時間返せああああ | ||||
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著者の作品は屍鬼を読みましたが、今作はまぁオチもなければ盛り上がりもない、最後までどこかでどんでん返しがあるのではと期待だけは高まるのですが、結局何も起こらず主要な登場人物は平穏無事。オカルトマニアの身内ネタに付き合わされているような感じです。お金と時間の無駄でした。全くオススメしません。 | ||||
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うだるような暑さを乗り切るためにホラーの涼しさをと思い、ホラー小説の名作として名高い本作に手を付けました。どういうところに怖さを感じるかは人それぞれかと思いますが、少なくとも私はまったく怖さを感じられませんでした。 本作は小説家である「私」と、怪奇現象が発生するマンションの住人として登場する「私」のファンの久保さんという2人の人物を中心に進みます。2人がマンションで起こる怪奇現象の原因を探っていくのですが、この過程がものすごく淡々としています。派手に読者を怖がらせる仕掛けはありません。 そもそも、マンションがある場所とか、土地にゆかりのある人物に事故とか事件があったんだろということは読む前から予想できるので、過程を知ったところで「ふーん、で?」という感想しか抱けず。調べていく過程には山も落ちもありません。『リング』みたいに現象の原因を探って呪死を回避するみたいなハラハラする展開もなく、ただの興味で7年間も怪奇現象の源流を探るという酔狂な作業を見せられるだけ。一体何がそこまであんたたちを突き動かすんだよ……と、何度かツッコミを入れたくなりました。 ドラマチックな展開や恐怖を感じたいという方は、ほぼ確実に肩透かしを食らう作品です。かなり好みが分かれると思います。 | ||||
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怖くない。 ハンパに実話風。延々と続く調査報告が退屈。 「その家の敷地の上空を飛ぶ鳥はいない」「敷地内にはゴキブリさえ住みつかない」ほど呪われ穢れているというところでオゾケがたつ明野照葉さんの「棲家」や、イヤミスかと思ったらゾゾゾッとするどんでん返しに陥れられる櫛木理宇さんの「102号室には知らない子どもがいる」のほうが何倍も怖い。 でも、ダントツ怖いのは、小池真理子さんの「墓地を見下ろす家」とシャーリー・ジャクスンの「丘の屋敷」この2作に尽きると思う。 | ||||
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手元に置いておくのも嫌だという大層なキャッチコピーにつられて読んでみましたが期待外れもいい所でした。 この作者の作品も何本か読んでかなり好きな方ですし、ホラーも相当数読んでますがはっきり言って何が怖いのか分かりません。 ほかの方のレビューを読んであぁこういうところが怖いのかと納得しましたが、話としては好きでも実際の心霊現象は1ミリも信じておらずフィクションとノンフィクションの違いをはっきり割り切ってる自分にとってはただのもやもやしたお話でした。 | ||||
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ダブらせてしまった。 | ||||
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いや怖くないんだけど。 作者を知ってから、東亰異聞、屍鬼、黒祠の島と読んで 非常に面白かったし関心もしたのだけどこれはなんなん? 怖くもないし文章もくどい。 2/3くらい読んだところで思ったのは、 「これから怖い急展開なんだろうけど、この前半のクドさは批判されてそうだな。」 と思ったら最後まで同じ調子じゃないですか。 なんなんほんとに。 | ||||
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感想は怖い。巷で言われている手元に置いておきたくない、ではなく くどい!しつこい!でした。 6割がうんちく、3割が繰り返し、1割が本筋ってところでは? 例えば舞台となる岡谷マンションが元々駐車場だったという設定を説明するのに 人に聞く『駐車場だったのだ』→自分たちで調べる『本当に駐車場だったのだ』→なぜ駐車場が建てられる事になったのか当時の日本の状況などが数ページにわたってひたすら披露される『つまりここに駐車場があってもおかしくはない』→別の人に話を聞く『あそこは駐車場だったよ』→『本当に駐車場だったのだ』 ラストまでずっとこんな形のしつこい繰り返しとうんちくで話がダラダラと続く。 本当にいわくつきではない、と伝えたいんだろうがいくら何でもしつこすぎるしもう少し何とかならなかったのか…? ドキュメンタリータッチの主人公も人に話を聞いては『虚妄だと思い』また少し進展しては『すべては虚妄に思えてくる』何かあると数ページにわたって屁理屈をこねまた『虚妄なのでは』と思い、最後の最後に至っても『すべては虚妄に思えてくる』などと言い出す。 何回虚妄だと思うのか…、もうわかったからそれは。と言いたくなるシーンの連続に連続。それが気になりだすとホラーどころではない。 ただ、日常に潜む恐怖を掴む表現だけは素敵だった。 ホラーとして楽しみたい人は映画版がおすすめ。このくどさとしつこさをざっくり削ってあり純粋なホラー物としてとても面白い。 | ||||
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読後の感想は「つまらなかった」派になるかと思います。 物語、作者が読者に抱いて欲しかった物は初めから最後までずっと続く調査と伝聞の詰め込みで理解できます。 あえて読者の頭にすっと入らないような情報の羅列、混乱するほどの情報源の多さ、調査の進捗のもたつきやくどさ。こうしてリアルと虚妄の境目を見失わせる中で些細な隙間風を起こす…すると実生活の色々な場面でゾッとするようになる。 はずでした。 こういったスタイルの文章はリアルだなと思ってもらえることが大前提です。 ところが他に指摘されている方もいる通り「なんで〇〇しないの…」といった場面が多い。個人的には明らかに△△だなあと察せられる事にいちいち「もしや△△ではないのか」と類察するプロである物書きの主人公たちがリアクションする度にフィクションだなあと感じてしまいどんどんリアリティから遠ざかりました。 こうした、ちょっとしたリアリティの損失が重ならなければ自分もゾッとできたのに…と残念です。 いや、どうだろう。地球なんていつか消えると思って生活しているため「残穢ね…ああそう」と結局なってしまったかもしれないです。特定の小さな場所で起きている内は実生活に即して想像して楽しく怖がれるのですが、なんせ本作は地球規模まで広がる話ですので、では宇宙規模も有り得るなと思い至るともはやSFと感じられ怖さが吹っ飛びます。 | ||||
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これ怖いのか…?というのが読んだあとの率直な感想です。呪いが伝染る・増殖するという設定は「リング」を彷彿とさせますね。ただ本作はドキュメンタリーのような形式で書かれているのでストーリーが一本道ではなく登場人物に共感して恐怖を得るということが難しい作りになっている作品です。小説というより様々な登場人物の恐怖体験を一冊にまとめたという感じ。ところどころ恐怖に繋がりそうなエピソードはあるのですが実を結ぶ前にすべて自然消滅してしまい、なんだか全体的に惜しい小説でした。 文章は少し固めですが大御所なだけあって読みにくいというほどではないです。ただストーリーはかなりダルい。マンションで起こる不可解な出来事の原因を延々追っていく話なのですが、序盤から終盤までずーーーっと同じことしてんなこいつらという印象でした。話に起伏も動きもない。亀の歩みのような速度で真相が解かれていくためダルすぎて途中何度か飛ばし読みしました。テンポは悪いと思います。残り7日間と期限を切って呪いに急かされる形で展開した「リング」の構成の上手さに気付かされる作品でした。作者が大御所なのは知ってますが本作はあまりにお粗末。解説でも「こんなに怖い小説は知らない!」と賞賛の嵐でしたが(解説ってそんなもんですが)そうか…?これが…?と白けてしまいました。 正直仮に本作を怖いとするなら「リング」はちびるレベルだし「黒い家」なら怖すぎてショック死します。今まで読んできたホラー小説をランキング化するなら下から数えて2、3番目くらいの怖さ。そもそも怖くないし、話もつまらないし…☆2が妥当ですね。 | ||||
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オススメのホラー小説としていろいろなところで紹介されていたので購入してみましたが,全く怖くなかったし,しかも面白くもなかった。 単に,マンションの怪現象の来歴を調査していくだけという話で,オチも何もない。 関係者とのやりとりが延々と続くだけで,生じる怪現象も地味で非常に退屈。終わり方も,「え?これで終わりなの?」って感じだった。しかも文章もなんだか読みにくいから,薄っぺらい本なのに時間がかかる。 今まで,これほど期待外れな本はなかった。星一つが妥当です。 | ||||
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怖さを期待していたのですが、話に動きがなく、非常に退屈です。 同じような話の繰り返しで、結局「オチ」もなし。 申し訳ないですが、お金と時間を無駄にした気分です。 | ||||
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小野さんの作品は好きで、すべて読んでいます(絵本も含めて)。 が、正直この作品は微妙でした。 というのも、レビュータイトルの通り、この作品が「ドキュメンタリーホラー」として語られているから。 映画でも「ブレアウィッチ~」以来時々あるのですが、「実話」の体で描かれているけれど、「本当は嘘」というもの。 あれ、私、許せなくて…。 「実話」であれば、オチがなかったり、山場がなかったり、矛盾が生じていても「だって本当にあったことだから仕方ない」で逃げられます。 でも、それが「嘘」なのだとしたら、オチや山場のなさ、物語の矛盾を「実話という体裁なので…」で逃げるのって、なんだかずるいと思ってしまって…。 この本でいえば、実話だとすると耐えられる「無駄な長さ」も、 虚構なので、途端に「長すぎる」と感じてしまいます(物語の進行が遅く、無駄なエピソードが多いため)。 簡単に結末へと辿りつかないもどかしさや、妙なリアリティーは、「実話だとすると」なんともいえない、じわじわとした「恐怖」へとつながりますが、 「本当は虚構」なので、「ホラーとしては中途半端」といった感想になってしまいます。 | ||||
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怖い怖いという評判で読んでみたけれど、どこが怖いのか理解できない。同じ説明が何度も出てきて辟易した。それでも読了後、何となく、ゴミ箱に捨てるのはハバカレる感じがして、読みたいという人に差し上げた。 | ||||
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うーん。人それぞれの好みかなあ。好きになれない。鬼談百景も読んでみたけど、どちらもかなり無理して読みきった。 良くある話の背景が実は、というところが怖いのかなあ?でもこの類いの本は人によって印象が違いますからね。まあ、お暇なら読んで見てください。 | ||||
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某新聞の書評が絶賛していたので早速購入しました(古本で)。 読者の評価も見事に割れていますが本書を最恐と感じた方々が ホントに羨ましい。 強いて言えば「私」と「久保さん」の偏執狂っぷりがある意味一番 怖かったです。 山本周五郎賞は日本推理小説作家協会賞と同じで、その作品の 評価というよりも、持ち回りの論功行賞って感じですね。 | ||||
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展開があまり進みません。毎度同じことばかり。 飽き性な人は最初の時点で読みやめるかもしれません。 | ||||
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半分から流し読みしました 最初は過去に遡りながら何が出てくるかワクワクしましたが、もしかしてこのまま最後まで??って思うと飽きてきました コアなホラー好きにはこうゆうのがたまらないの?よくわからん 単にだらだら中途半端なドキュメンタリーって感じでした | ||||
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すみません。何でこれが山本周五郎賞だったのかなと思いました。 ホラー物というのは、何でもありのストーリー展開が可能なので、 基本的にあまり好きではありませんが、怖がらせようとして怖くなく、 登場人物の心の機微がまったく出てこないのでは、もはや小説とは云 えないのでは・・・ | ||||
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