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レベッカ
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レベッカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 21~40 2/5ページ
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「亡くなっていても(レベッカ)はいまだにここの女主人なんでございます」。こう言う侍女長のダンヴァース夫人に自殺を強要される「わたし」のなんて惨めなことか。その後のレベッカの死体がボートで発見される事件は急展開する。最後に、マンダレーに火をつけ焼失させ、自らも焼け死ぬダンヴァース夫人。不在の現前の恐ろしさは、ここに極まっている。これは、20世紀の古典文学である。 | ||||
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無事に到着しました。 サイズもぴったりでした。 ありがとうございました。 色味、風あい共に値段を出しただけの事がありました。 | ||||
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若い頃に読書を趣味にする切っ掛けとなった小説です。一人称で書かれており、「ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た。」から始まる冒頭部分でがっちりと掴まれて、そのまま一気に読み進んでしまいます。既に何度か読んで結末も知っているにも関わらずに。 旧訳を持っていましたが失いましたので、レビューを参考に新訳を購入しました。電子書籍があれば良かったのに。 冒頭部分で「わたしは突然超能力をさずかり・・・」と現代的な訳語に不安を感じましたが、その他は自然に受け入れられる訳で楽しめました。ちなみにこの部分は「わたしは突然超自然的な力を宿し・・・」とされていたら不安を抱かなかったと思います。 結果としては全体的に良い訳だと思います。 | ||||
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中身より外見、という日本文化の反映か? 初めてこの人の作品を読みました。いやあ、面白かった。最後までどうなんのよ~的緊張。この筆者を今まで知らなかったことの恥ずかしさ。遅ればせながら、他の短編集も購入し、読もうと思います。これを読んだ後、ヒッチコックの映画も見ました。「レベッカ」の存在感をあまり感じず、お話の方を原作のスジを追うことで精一杯な感じ。しょうがないとはいえ、やはり原作の素晴らしさを感じました。 | ||||
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製品のように来ました、そして、予想されるよりよく実行しました! より良い品質の製品を見つけることができませんでした。 また、私はその価格が安いのが好きです。 私は非常に推薦して、そのような偉大な価格で評価されます。 私が予想したすべて すべてのすべての偉大な購入。 2つの満足の意 | ||||
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新訳はたいへん読みやすかったです。 興奮して読んだ旧訳に未練はあるものの、21世紀の今、やっぱり時流には逆らえないでしょう。 どなたかのレビューにも書かれていましたが、装丁も、旧訳のほうがよかったかも。 にもかかわらず、☆が5個なのは、やっぱり最後まで読ませる作品の力ですね。 作品本来の持つ力と魅力の前に、旧訳も新訳もない、という感じ。 読んだかたが異口同音におっしゃるだろうとは思いますが、 前半における前妻レベッカの不気味な影、後半、引き上げられたヨットの中からレベッカの死体が見つかった ところから最後までのページをめくるのももどかしいくらいのミステリアスな展開。 「レベッカ」こそは、元祖ページターナー(→早く続きを読みたくなるほど面白い本)だと思います。 | ||||
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旧訳は風景描写の美しさでは勝るような気がしますが、せんべい、紅棒、せっぷん など時代を感じさせる語句が気になります(それぞれ新訳ではクランペット、口紅、キス)。 旧訳は主人公の貞淑、きまじめを、新訳は率直、無邪気を意識させます。全体にサスペンス性と文学性の旧訳、ロマンスと物語性の新訳という感じでしょうか。私は主人公の気取りのなさから生まれる小さなユーモアを丁寧にすくい取った新訳をとても楽しく読みました。 (旧訳)マキシムはロンドンへ行っているのだ。ひとりきりになれて、なんという楽しさだ。いや、わたしは、そんなつもりではない。そんなことを思うのは不誠実で、邪悪なことだ。わたしは、決して、そんなことを思ったのではない。 (新訳)マキシムはロンドンだもの。こうしてひとりでいるのは本当に楽しい。あ。いまのはうそ。こんなことを考えてはだめだ。裏切るみたいでいけないことだ。そんなつもりで言ったのではない。 (旧訳)わたしたちは、暗く茂った車道から、また明るい日向へ出た。しゃくなげの草むらが、頭上におおいかぶさっていた。花の季節は、まもなく過ぎてしまうだろう。早くも花の色は、盛りを過ぎて、いくらか色あせていた。来月にでもなったら、花弁は、一つずつ散り落ちてしまうだろう。すると園丁がやってきて、それを掃くだろう・・・。しゃくなげの美はつかの間の美だ。いつまでもつづく美ではない。 (新訳)鬱蒼とした私道を抜けて、再び明るい場所に足を踏み入れると、ツツジが出迎えてくれたが、花の盛りはもう過ぎようとしていた。満開をとおり越して、色が抜けはじめている。来月になれば派手な顔から一枚一枚花びらが落ち、庭師が箒で片づけるだろう。その美しさは移ろいやすく、長つづきするものではない。 | ||||
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マンダレーの美しさと豪華さ、前妻レベッカの影に不安を募らせるわたし、家政婦頭の怖さ、どれも見事にストーリーが展開されていきます。 マキシムが秘密を告白してから、わたしが大人へと変化していく、マキシムを守ろうと決意していく。ハラハラドキドキでとても面白い名作です。 | ||||
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下巻は、上巻ほど読みやすさは感じませんでした。やはり「鳥」などの短編を味わってから挑戦した方が良いです。主人公の女性は親しみやすく感情移入しやすいです。ヒッチコックのDVDではジョーン・フォンティンが好演、犬のジャスパーも登場し、原作の幻想的な雰囲気を忠実に再現しています。原書はまだ積読ですが、ぜひ挑戦したいです。 | ||||
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マンダレイの自然描写がとても美しく魅力的です。原作は定評ある名作。デュ・モーリアの長編は初めてですが、古い翻訳とはいえ実に読みやすかった。HARPER社の原書も購入済みなので、誤訳とかもあえて気にせず楽しく読んでます。原書を入り手する予定なら翻訳本は一種類で良いでしょう。ヒッチコックのDVDも少しだけ観ましたが良さそう。デュ・モーリアとは好みも感性も合いそうです。下巻も楽しみです。 | ||||
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上下巻ものの上巻、デュ・モーリア原作、黄金期のアメリカ ハリウッドでサスペンス名監督のヒッチコック氏により名優のローレンス オリビエと名女優のジョーン フォンティン共演で映画化もされ、その実に濃厚で奥が深く予想だに出来なかったストーリー展開で大ヒットをしました、早くに両親を亡くし未成熟なまま大人となった年若い女性、誰からも使用人のひとりとして見下された目でしか見られなかった私におよそ20歳近くも年上の裕福で素敵な男性のマックス・デ・ウィンターから突然に結婚を申し込まれる、それはロマンスとは程遠いものであったが、これで幸せになれる、だが、夢見た幸せの前に絶世の美女といわれた彼の亡妻のレベッカの黒い影が重くのしかかるのだった!、読み応えのある名作に仕上がっていました。 | ||||
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上下巻セットの下巻、デュ・モーリア原作、黄金期のアメリカ ハリウッドでサスペンス映画名監督のヒッチコック氏により名優のローレンス オリビエと名女優のジョーン フォンティン共演で映画化もされ、その実に濃厚で奥が深く予想だに出来なかったストーリー展開で大ヒットをしました、早くに両親を亡くし未成熟なまま大人となった年若い女性、誰からも使用人のひとりとして見下された目でしか見られなかった私におよそ20歳近くも年上の裕福で素敵な男性のマックス・デ・ウィンターから突然に結婚を申し込まれる、それはロマンスとは程遠いものであったがこれで幸せになれる、だが夢見た幸せの前に絶世の美女といわれた彼の亡妻のレベッカの黒い影が重くのしかかるのだった!、読み応えのある名作に仕上がっていました。 | ||||
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「良い」状態とのことで、表紙に使用感があるという説明はされていたのですが、本文のページの1/20か1/30?にも相当するページで、はっきりとした折り目がつけられていました。1円という安い値段で購入しているので、文句は言いにくいのですが、折り目があることを知っていたら、たとえ1円でも購入しなかったと思います。 下巻のほうは、「非常に良い」状態という説明で、こちらは説明どおりでした。 | ||||
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非常に面白く、迫力ある小説。解釈がいろいろ出来るので読書会に最適。 古い映画をDVDカしたものもある。 | ||||
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新品同様のきれいな本が中古の安い値段で入手できた。到着も早い。新しい版なので活字が大きくて読みやすい。ゴシックロマンとして。心理小説として非常に面白い本。女性に人気が高い。 | ||||
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上下巻一緒の販売で買いやすかったし 値段も手頃できれいな状態だったので満足しています | ||||
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『レベッカ』(ダフネ・デュ・モーリア著、大久保康雄訳、新潮文庫、上・下巻。出版元品切れだが、amazonで入手可能)は、原作も映画もともに素晴らしいという誠に珍しい作品である。 名家に後妻として入った「わたし」を強く悩ませたのは、今は亡き才色兼備の先妻の影であったが、やがて、思いもかけぬ真相を覆っていたペールが剥がされていく。 この作品には、サスペンスのみならず、ロマンの香気も立ち込めている。 なお、翻訳に関してだが、同じ新潮文庫の新訳よりも、この大久保訳を薦めたい。 | ||||
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急転直下の徹夜本。再読で、ラストまでの展開を熟知しているにもかかわらず、ページを繰る手が止まらないこの下の巻。最後まで一息に読 んで、そうして上巻巻頭に戻りたくなるだろう。 このたびは小道具もいろいろ楽しんだ。下巻最大のトピック、カロライン・デ・ウィンターの肖像はレーバーンの絵だそうだ。そうでもあろう。美し かろう。そしてセーラー姿のレベッカはボッティチェリの天使のような顔をした男の子のように見えるとか。さもあろう。美しいことだ。(レベッカ の行状はここまでしなくてもドラマとして成り立ったのでは、とも思うのだが・・・‥。) フランクのマキシムへの献身、愛、ひいては「わたし」への友情にひどく心打たれた。これはデンヴァース夫人のレベッカへの献身と対をなす。 | ||||
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作者ダフネ・デュ=モーリア(1907〜1989)。美しい人である。きわめて上質のサスペンス。ミステリー・ロマン。 文章にも仕立てにも魅力がある。まずタイトル「レベッカ」。うまいものだ。ただの一度も登場しないレベッカが、あるいは 彼女が支配していたマンダレイこそが主役ということだろう。 女主人公「わたし」ははにかみやの、感じやすい、想像力の豊かな女で、それだからこそ、 彼らがこう言っているのが見えるようだった 彼女はきっとこうしただろう 彼はこう言うに違いない。そして・・・ という、あったかも、あり得たかも、しかしまるであり得なかったかも、のシーンが次々に読者の前に繰り広げられる。そうして 読者は、彼女が「不在」の存在におびえるままにおびえさせられるのだった。 冒頭は「昨夜、わたしはまたマンダレイへ行った夢を見た。」これが作品の「今」であるが、その「今」から子ども時代へと、 マックスと出会う前へと、再び「今」へと思いは自在に行き来する。この書き振りも、思わせぶりが過ぎる、ということはなくて よどみのない、みごとなものだ。車から見たひとりの百姓娘。それを見て過ぎ去った瞬間をふたたびとらえたいと、だが引返して みたところで前と同じ経験をつかまえることはできまい・・・というようなことを考えている「わたし」の人物造型に真実味がある。 小生の生涯初の徹夜本であった。気がつくと窓の外が白くなっていたのだった。数十年ぶりに読み返してみたが、頗る上品で 格調がある。 映画「レベッカ」は必ずしもヒッチコック最良の作ではないが、なかなか(原作と同じ冒頭シーンは撮影トリック含めみごと) 雰囲気がある。デンヴァース夫人もかなり怖いが、やはりいいのは「わたし」のジョーン・フォンテーンでしょう。この人は顔に 「びじん」と書いてあるようかんじの美人女優だが、女主人公のおびえとけなげさをよく表現していました。 | ||||
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昔読んで面白かったのは記憶にあったのだが内容をほとんど覚えてなくて再度読んでみました。 とにかく次へ次へ続きを知りたくなり睡眠不足にはなりましたが面白かったです。久しぶりにドキドキしました。 | ||||
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