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七福神殺人事件



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七福神殺人事件の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

能面殺人事件というよりも千鶴井家の崩壊とか、千鶴井家の惨劇とか言うタイトルのほうが似合う。

二組の男女の恋愛が悲恋に終わる。そして片思いに殉じた一人の女性もいた。謎解きよりも余韻たっぷりのエンディングが心に残る。高木彬光は理知的な作家という印象だったが、感情も決しておろそかにしていないことがわかった。
七福神殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:七福神殺人事件 (角川文庫)より
4041338808
No.2:
(5pt)

大好きな作品です

どうしてみんな、この作品をトリック云々だけで採点するのかな?
僕は強烈な抒情性と、ラストのほの哀しさが好きで、それだけで何度も読めてしまえるんだけどなあ。
七福神殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:七福神殺人事件 (角川文庫)より
4041338808
No.1:
(5pt)

高木作品の中では孤高の位置を占める傑作である

もっと評価されても良い作品なんじゃないかな。
何といっても日本推理作家協会賞作品なんだし。
当時は功労賞的なものではなく、純粋に良い作品が受賞していたんだから。

他の作品との類似が指摘されている。
それはね。
このての設定にしたら、みんな似てるわけだよ。
大事なところは、あのミスディレクションだ。
初読のときはすっかり騙されたよ。
でも、心地よい騙されかただったね。

ストーリーについては、あまり詳しいことが言えない。
でも、典型的な本格ミステリだし、デビュー間もない著者がこれをやろうとした、そのチャレンジ精神は尊敬に値する。
普通はもう少し様子を見てから、自らの評価が定まってから、というものなのにね。

これだけでも、ネタばらしになってるかもしれない。
何も考えずに、とにかく作品世界に浸ってほしい。
そして昭和20年代のテイストにも、どっぷりと。
七福神殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:七福神殺人事件 (角川文庫)より
4041338808

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