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夏と花火と私の死体
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夏と花火と私の死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 201~203 11/11ページ
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本のタイトル通り、夏の話です。夏に読むのを推奨します。まず、語り手の視点が死体なのが斬新。それも物凄くリアルに描かれている。ふとした弾みで、友達を殺してしまう少女。死んだ子を隠そうと兄弟はいろんな知恵を絞ります。最終的には、予想もしない展開が!!ストーリーもですが、描写が面白い。自分が死体になったら、こんな気分なのかなぁ。 | ||||
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主人公の一人称「わたし」で語られている奇妙な物語。しかも、その主人公は殺されている。何処か、楽しんでいるようなお兄ちゃんが怖かったです。あと死体を隠している場所が、バレるんじゃないかとハラハラしました。本当に物語りに入りやすいです。まるで私が物語りの中で息をしているかのように。死体を隠していることがバレないように、あれこれ考える子供たちの恐怖感や、緊張感などが上手く伝わってきます。だけど、まさか最後があんな風に終わるとは・・・・いい意味でびっくりです。絶対「え!?」ってなること間違いなしです(笑)予想もつかない展開になりました。この作品を発表した当時は十七歳、作品を執筆した当時は、なんと十六歳!!凄いです。その若さにもびっくりしました。 | ||||
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ホラー好きでない人にも読んでみてもらいたい。この文体や語り方、漂う雰囲気はこの人にしか出来ないものだと思う。主人公はいきなり死んでしまうけどそのあとの展開とか、それをしているのが子供なんだとか作中の出来事自体は平然と書かれているけど、逆に引き込まれてしまって人物の心理や状況をすごくリアルに感じた。だからラストだけでなく、全体が読後に響く。これを十代で書いたというのもポイント。同時収録のもうひとつの作品も、先の話とはまた別の印象を残してくれる。だまされないぞ、と構えていてもやっぱりいつのまにかはまる。ヒントもちりばめられているのに、巧みにそこから目を離させられてしまった。…とにかく、読んで確かめてみて。 | ||||
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