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夏と花火と私の死体
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夏と花火と私の死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 1~20 1/11ページ
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作者の年齢だとか描写力(観察力の鋭さ?)だったりはさておき、話が気持ち悪すぎる。お母さん可哀想だし、ホラーとしては成功かもしれないけど、嫌な話すぎる。優子も使用人か旦那様の妄想が現実だったとしても、どちらに転んでもすごく嫌い。描写の勉強にはなるけど、あまり読み返したくない作品。 | ||||
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前半の夏と〜はまぁスピード感も有って、結末もビックリで面白いが、後半の話は?でしか無かった。 | ||||
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表題作はストーリーよりも、その視点の置き方に驚かされた。『優子』がとても面白かった。すっかり騙された。 | ||||
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ここの画像を見ると表紙が変わってしまっているのか・・私が持っているものは田舎の神社と夏らしい入道雲が描かれ、けれど色調はほの暗く作品の不気味な雰囲気がよく出ています。最近はなんでもアニメ調にしてしまって子供の読み物みたいに見えてしまいちょっとどうかと思います。 デビュー作だそうですが乙一さんを読むのはこれが初めてでした。漠然とミステリ作家だと思っていましたがホラー寄りの作風でしょうか。かなり好みっぽいです。 展開に無理があるとか話にリアリティがないという批判が多いようですが、犯罪とトリックの論理が大事なミステリではなく、ホラーならむしろ雰囲気を楽しむものだと思うので、そういうふうには感じませんでした。 すべてをひっくるめてなんともいえない雰囲気がよかったです。 時代設定は一昔前なのか?田舎の夏、神社とむせ返りそうな濃い緑、セミの鳴き声と太陽の強い日差し、風通しのよさそうな日本家屋でアイスクリームを食べたり昼寝をしたり。 そして子供ゆえの短絡的な衝動から起きる殺人とサイコパス的な登場人物たち。郷愁を誘うおっとりした雰囲気の中だけにその不気味さが際立ちます。 個人的には悪い奴にはなんらかの罰が下る方がよかったと思いますが、この結末でもまあありです。 もひとつの「優子」もひと昔前のレトロな雰囲気がよかったです。おかしくなっていたのは本当は誰だったのか?人形をめぐる奇譚とも言えますね。 「夏と花火と私の死体」もそうですが、この「優子」が16歳の時に書かれたというのは驚きです。好きな作風なのでこれからどんどん読んでいきたいと思います。 | ||||
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物語の情景、空気感等はすごく素敵に書かれています。 肝心のストーリーはただただ胸糞が悪くなり、都合の良いスリルやラッキーな展開、最後のオチの部分も割とはじめから読めてしまい面白さはありませんでした。 | ||||
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高学年の娘が、どこかでチラッと読んで、面白そうだから欲しいとずっとせがまれていました。文庫で買えて良かったです。 | ||||
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さくっと読めます、最後にどんでん返しが来る楽しくも怖さが漂う作品です。 | ||||
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良かった点 ・設定が斬新 ・オチの展開の驚き 微妙な点 ・滑車のシーンなどの描写が想像しにくい ・話の肝の死体がバレるかバレないかのシーンが毎度同じ展開でウザい ・変に冷静な健くん、泣いて叫んでばかりの弥生ちゃんが全く好きになれない。感情移入も出来ない ・話全体のオチは良かったが肝心の死体の処理に関するオチは個人的に納得できなかった まとめ ・短かかった為読めた。逆にもう少し長いとイライラして途中で読むのを辞めるレベルだった。 ・面白いと聞いていたので読んでみましたが私個人としては微妙でした | ||||
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少しネタバレしてます。 風景や情景描写は上手いと思います。 語り手の設定も斬新。 それに伴い、出オチっぽさを感じさせつつ作品タイトルも正直。 16歳で書いたってのもすごい。 ただ、ほかの点は、「サイコさん(レベルE)」な男主人公とその男が惚れているであろう、 やっぱりサイコさんなキャラの女がもたらす安直なサディスティックや、 上で書いた、斬新さや年齢ボーナスだけだと思います。 風景描写は素直にすごいと思います。 「田干し」なんて描写や概念の説明、他の本ではあまりみませんし、一発変換できませんでした。 でも、健と緑がとにかくむ〇つくため、 仮にも共犯の弥生さんが人間性的に一番反応に人間味があるため、 彼女がかなりましに見えます(リアクションがもし演技だったら三人中一番やばいのは彼女になってしまう)。 加害者側が少しひいきされすぎでないかい。 「兄ちゃん!アンタだけずるいよ!(リンダキューブアゲイン)」 これがデビュー作ってあざとくないでしょうか。 我孫子氏も法月氏もこれを褒めてしまえるレベルかあ・・・・・・ (そりゃ風景描写は重ね重ねいいけどさあ) 自分はこれ少し合いませんでした。 同じ作者なら、自分は「暗いところで待ち合わせ」のほうが。 あれも多少の不謹慎さを内包しつつも、 逆説的に本質的には被害者だったからこそ加害者になってしまった人への、 誠実な祈りを感じて(くらまちのヒロインの、犯人さんへの最後の行動)、 作風的にフェアだと思います。 | ||||
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タイトル買いした本ですが・・・。 内容はもっと、良かったです。 なんだか、本当にありそうな奇妙な恐さがあります。 まあ、ミステリーはみんなそうなんだろうけれど、終わりの方で急展開を見せ、止まらなくなります。 「夏」に読むのをオススメしたい一冊です。 | ||||
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評価が良くて購入しましたが、本ばかりは好きずきですね、私は期待していた程…うーん…ってな感じです。バレそう!ってなった時のパターンが毎度同じで | ||||
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本が苦手ですけどとても面白い本でした。 ですが本の表紙が違くてちょっと残念でした。 でも良いです。 | ||||
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良かったです! | ||||
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『夏と花火と私の死体』 悲惨な状況のはずなのに死体に愛嬌を感じてしまいなんだかポップに読めてしまうホラー。 いつ死体の存在がバレてしまうのかドキドキしながら読むのが楽しかった。 『優子』 うわー。騙された。っていう感じ。意味がわかると怖い話みたい。怖さよりもなんだか痛快さが残った。 | ||||
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文庫本っていうと硬い物語を想像するけれど、 これは読みやすい。 ファンタジーホラーを世に広めた自信作だと思う。 | ||||
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死んでいる主人公が話しているのが印象的。 一度読むと止まらない本だった。 | ||||
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最後はこう来たか と言う感じ ジェットコースターに乗っているような感覚で先へ先へと読んでしまう | ||||
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内容は面白かったですが、描写をイメージしづらい文章構成となっている気がしました。 個人的には優子の方が好みでした。 | ||||
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読みやすいしきれいにまとまってる感じ おすすめです | ||||
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"最後に、踏み台にしていた大きな石の上に背中から落ちて、わたしは死んだ。(中略)体中の穴から赤黒い血が流れ出している。それはほんの少しの量だったが、そんな顔を健くんに見られるのかと思うと悲しくなってきた。"1996年発刊の本書は斬新な語り口で当時話題になった著者デビュー作。 個人的には著者の本は未読だったのですが。ミステリにはまっている事もあり、初めて手にとってみました。 さて、そんな本書はあまりにあっけなく(冒頭22ページ)で殺された幼い9歳の五月こと"わたし"が殺されて死体になった後も【変わらず物語の語り部として】引き続き、大人たちの追求から自分の死体を隠そうとする健と弥生の2人の兄弟の様子を映像的に描いているのですが。 まず、やはり驚かされるのは"死体が語り部"という視点の斬新さ、また執筆時16歳の著者の【無駄のない文章、構成力でしょうか】それが本書の非凡さを感じさせつつも、肩の力を抜いた自然体で書いたようにも感じられるのに興奮しました。 また一方で、内面描写は死体の"わたし"だけで、健や弥生他の登場人物たちは映画の様に態度や言動しか描写されていないので【内面の心理状態は読み手が推測するしかない】のも、例えば"優しい少年"として登場してきた健が次第にサイコパスじみて不気味に見えてきたり、とても効果的に効いていると思いました。 早熟な才能にびっくりしたい方や、昭和の雰囲気漂うミステリ好きな方にオススメ。 | ||||
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