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舟を編む
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舟を編むの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全487件 121~140 7/25ページ
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| 荒木公平は編集者である。大手出版社の玄武書房で辞書の編集を担当している。もともと言葉に興味があり、中学の入学祝いに叔父から岩波国語辞典をもらってから辞書が大好きになった。引いていくうちに、辞書が万能ではないと知ったが、それでますます愛着が湧いた。荒木にとっては辞書が全てだった。 その荒木も定年が近く、自分の後を継いでくれる後輩を探していた。その人物は第一営業部にいる、馬締(まじめ)光也だ。入社3年目の27歳である。荒木から見て、辞書編集の才能はありそうだが、やることがトンチンカンで営業部では評価されていない。何しろ、荒木の担当している辞書「大渡海」を手伝ってほしいと言われてクリスタルキングの「大都会」を歌い出すくらいである。そんな馬締も人並みに恋をする。相手は馬締と同じ下宿に引っ越してきた林香具矢(かぐや)と言う女性である。馬締の歓迎会で荒木と「大渡海」の監修者、松本先生はこう言う。「辞書は、言葉の海を渡る船だ。海を渡るにふさわしい舟を編む」という思いを込めて「大渡海」と名付けたと。 「大渡海」の見出し語は約23万語。ことわざや専門用語、固有名詞も収録し、百科事典としても活用できるようにする予定である。 馬締が辞書編集者として働き出したころ、同僚の西岡が、「大渡海」の作成を中止するという話を耳にする。困惑した2人は、各分野の先生に辞書原稿を書いてもらいたいと頼むことにする。その後、定年になった荒木が会社の役員と話し合い、「玄武学習国語辞典」の改訂を行えば「大渡海」の企画を続行するという言質を取った。 しかし近々、西岡が別の部署に異動になる予定だ。後のメンバーは全員正社員ではない。つまり、馬締が1人でほとんどの仕事をこなさなければならないということである。果たして、馬締は辞書を完成させることができるのか? 辞書を作る大変さがよく分かる本である。まず「用例採集カード」を作り、それをもとに収録する見出し語を選定する。次に「執筆要項」を作る。辞書は50人以上が原稿を書いて完成するので、具体例を挙げて盛り込む情報、何文字で書くか、文体などを示す。手間だけでなく、金もかかる。5回も校正したりするからだ。 この作品で辞書作りに関わる人には変人が多い。しかしフィクションとはいえ、辞書作りをする人たちの情熱と真摯な姿勢に心を打たれる。同じ言葉を扱う仕事をしている者として、もう少し慎重に仕事をしなければと思わされた読書だった。 | ||||
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| 辞書を作る物語です。 自分には関わりのないストーリーで見入ってしまいました。たまにギャグがあり、プッと笑ってしまいます。たまに涙が出てしまう時もあります。 沢山の方々からのお勧めだったので読み出しました。私もお勧めの一冊です♪ | ||||
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| 非常に淡々としているようで、熱のこもった文体。気がつくと読了していました。15年の歳月を経て完成した大渡海。辞書作りの困難さと素晴らしさに感動しました。 | ||||
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| 小説だけど本書を読んで辞書作りにかかる多大な時間と労力を知りました。 | ||||
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| ことばにとっても敏感な友人へプレゼントをしました。とっプレゼントしてよかったなと思いました。プレゼントしてよかったなと思いました。 | ||||
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| 面白かった!丁寧に言葉が紡がれていて、文字を追うのがとても心地よかったです。個性的な登場人物たちの心の機微もよく描かれていて、声を出して笑いました。 作者の言葉に対する愛情がよく感じられました☆ | ||||
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| 辞書というものの見方が変わりました。私の周りに、最初から当たり前にありましたが、良く考えれば誰かが作っているんだという当たり前のことに、はっとさせられました。ありがとうございます。 | ||||
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| ふねをあむ【舟を編む】 三浦しをん作のラブコメ小説・仕事小説。馬締光也という大ボケ担当の主人公にみんなでツッコミまくるという構成。その他変人多数登場。相棒役の西岡もいい。「―にあふれる言葉への愛/―を思わず二度読みする/―の『大渡海』が欲しい」 | ||||
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| ウェザーニュースの檜山沙耶キャスターがお勧めとのことで読んで見ました。温かな人たちの小さなドラマと思いました。しかし、一人一人の人生を考えた場合はとても大きなドラマと思います。人の繋がりを感じる素晴らしいドラマです。 | ||||
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| 2012年本屋大賞受賞作。辞書編纂を題材にしているので「きっとお硬い本なのだろう」と思っていたがそうではなく割と現代風だった。ちょっと変わった辞書編集者の主人公の辞書完成までの物語といえばありきたりだが、モノづくりに対する真摯な姿勢の大切さが語られていた。予算には制限があるが、負の品質基準や負の情報過多が、いかにモノづくりを劣化させ、携わる人の意気さえ劣化させているかが垣間見え、それ故その反動からよく読まれた本なのだろう。主人公含め極めた人々が登場するこの本は、もう一度モノづくりについて考えさせてくれる。 | ||||
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| 作中に登場する『日本国語大辞典』は、国語学や国文学(近代・古典を含めて)を研究する者にはなくてはならない辞典だ。私が学生の頃、ちょうど縮刷版が発売されたので親に無理を言って買ってもらった。全20巻を10巻に縮小して(当然、作品中にあるように改訂もされて)78,000円で売り出された。貧乏な地方の国立大学生だった私には天文学的な数字に思えたが、それでも親は渋々ながら買ってくれた。 国語学の授業でも古典文学の授業でも、近代文学の授業でもこの辞書は必ず出番が回ってきた。もちろん、大学には持って行けないので自分のアパートでメモしたことを参考に演習での発表やレポートの作成に利用した。学生時代の後半になって、教授の著作の手伝い(私の担当はほんの一部だったが)をしたのだが、わずかなページを作るのにおそろしく手間がかかった。国語学の本だったので、ことばを集めたカード(これも作品中に登場する)を山のように抱え、教授の研究室でうんうんうなっていたものだった。それなのに、『日本国語大辞典』はあの分量であの価格とは信じられなかった。 小学館は『オバケのQ太郎』で本社ビルを建て、『ドラえもん』で儲けたお金で『日本国語大辞典』を作ったという噂は本当なのかもしれない。日本の言語文化に貢献するために儲けをつぎ込む。なかなかできることではない。辞書だけではなく、書籍はどれをとっても安いものだと私は思う。1ページでもいいから発売され本のページを担当してみればわかると思う。そうすれば、本を万引きしようなどという文化の破壊行動を起こす気持ちはなくなるはずだ。 | ||||
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| 中古で購入しましたが、新品のように綺麗な状態でした。内容も面白かったから、大満足ですね | ||||
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| 想像していたよりも遥かに深く広い世界を知りました。細部まで行き届いた調査に感服しました。 | ||||
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| 迅速な対応でした。商品の状態も良かったです。 | ||||
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| 「舟を編む」が賞をとってから、気に掛けつつもなかなか読むタイミングを計りかねていた。 辞書編纂を題材にしている、と知っていたからだ。 内容におおよその当たりがついているだけに、言葉と膨大な資料に埋もれて進行していくであろう内容が重たい、のではないかと危惧していたのだ。 かつて辞書にはお世話になった世代だ。 しかし、実際にこの本を読むまで、あの薄い紙の中に、小さな宇宙が詰まっていたとは考えたことも無かった。 しかもどんなに使い込んでもあの一見柔な紙は破れることがなかった。 本の中で何度も繰り返されたメッセージがある。 それは、人は言葉無しに自分の思いを伝えられない。という余りに当たり前すぎて日常から抜け落ちていた事実である。 思いを乗せて運ぶ言葉を扱う辞書はそれだけに大切である。 辞書編纂は大海に笹舟でこぎ出していくようなチャレンジなのだ、と編纂者たちは気を引き締め、たとえ一語たりとも疎かにしない。かれらの熱意は読者を共感者としなければならない。 編纂者たちが自らに課した戒めである。 私の本に対する予想は半分当たっていたけれど、半分は異なっていた。 読了して、やはり読んで好かったと思わずにいられなかった。 変人と受け止められている主人公の性格設定が好ましく、彼を取り巻く人々にも好感が持てた。 下宿先の春日のアパートは昭和の匂いが満載だ。下駄箱、上がり框、共同炊事場、なによりも真っ直ぐのびた廊下の色が懐かしい。 ギシギシ音のする廊下の左右にドアーがあり総ての部屋が本で満たされている。 古びた社屋の編集部にも同じ匂いが漂う。 正に辞書編纂はこの環境でなくてはならない。 主人公と仲間たちの熱意無くしては、そして多くの人々のパワーを得なければ、言葉の舟を作り上げることは不可能だったろう。 重い内容を、コミカルにときに爽やかに描いた作者に拍手したい。 | ||||
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| コロナ禍の現況にて、中古本の購入には抵抗があったものの、価格に魅せられ注文しました。がしかし、新品同様なる本を手にした瞬間、私の不安感は全て消え失せました。信頼のおける業者だと思います。 | ||||
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| 同じ時代を生きてきたせいもあるが、所々に自分の胸を打つセリフがあり胸が熱くなった。 小説は30年ぶりに読んだのだが、こんなに面白いものだったのだなと心躍らせて一気に読んでしまった。 三浦しをんの作品をこれからも読んでみたいと思わせる作品だった。 | ||||
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| 三浦しおん氏といえば職業小説の名手、というのは北上次郎氏の評だけれど、それもむべなるかな。ニッチな分野を深く濃く掘った良作だった。 キャラクターも語り口もライトだけれど、決して薄くはなく、軽快でgood。何よりそこから立ち上がってくる辞書作りへのドラマは、仕事をする人間誰しもに通じる熱があって、多くの人々の共感を得る作品だと思う。 『愛なき世界』は個人的にピンと来なかったけれど、こちらはさすがに話題作だけあって非常に興味深く、おもしろかった。 | ||||
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| 最近、本作のアニメ版をみて、原作の小説を読み直しました。 ひとつの辞書作りに十数年を捧げた人たちの物語です。主人公の馬締光也と荒木、西岡、佐々木、岸辺、そして松本先生という辞書作りの話をメインに、馬締と林 香具矢との恋愛・結婚生活をサブに物語は進行していきます。 辞書作りの構想から完成までの工程をかなり詳しく紹介しています。著者は岩波書店の辞書編集部の人にインタビューしています。それに加えて、様々なインタビューや文献調査から得た辞書作りのノウハウは、多少誇張は入っているでしょうが、概ね正しいのでしょう。誇張していると思ったのは、辞書作りにかかわる人員の少なさ。実際はアルバイトだけでなく、社内での応援ももっとあったと思います。 個人的に難しいと思ったのは「語釈」。例えば「右」の定義ですが、下手に東西南北から導くと堂々巡りになるので、一工夫いります。「明」という字で「月」の方は、実在するある辞書での定義です。 もう一つは、辞書の厚さが決まっているところに、可能な限りの見出し語を入れるノウハウ。 紙の薄さと強さの両立、見出し語の選定(新語の採用は当然だが、死語の削除も必要)と語釈の簡潔化、さらに読みやすさのために、表示方法まで気を配らなければなりません。 「ものづくり」に多少は興味のある人ならジャンルは問わず、きっと満足できると思います。 | ||||
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| 今まで購入した中で、最もきれいな状態の本でした。 | ||||
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