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(短編集)
黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2
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黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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「今どき」にしても、大学というには情けないような環境にいる クワコー先生。先生自身は覚悟の上かもしれないけれど、読む方が 不条理を感じることも。でも、文芸部のメンバーは皆、 先生がついていけないことがしょっちゅうにしても、優しい。 逆に、他の先生達のおちょくられ方は、結構壮絶で、皮肉たっぷり。 そういう、バラバラになっても仕方のなさそうな諸相?が ちゃんとまとまるのは、著者の文章の力でしょうが、地名や人名の もじり方が安易な感じなのだけ、気になります。 | ||||
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笑いのセンスがとてもよい。ブラックユーモアもきいていて,声を出して笑ってしまうこともしばしば。登場人物のキャラクターもとてもいいです。 | ||||
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あまりにも小市民的で、トホホな謎にクワコーが翻弄される、貧乏自虐ミステリ。まるでテレビ番組の企画みたいなクワコーの貧乏を極めた食生活も面白いが、情けなくて失笑必至な脇役男キャラにも注目したい。表題作のソクシン教授、ボーコー大の男達とモンジ君、悪人じゃないがとことんバカで、クワコーを食ってしまう勢いだった。 悪事を企むのは男だが、情けない小悪党ばかりで、ホームレス女子大生を初めとする、逞しく強い女性たちにやりこめられる。現代日本社会の縮図を見た気になったのは、私だけではあるまい。が、爽やかなラストが好印象で、ダメな奴ばかりだけど頑張って生きていこうと言う元気を貰えたと思う。「男は辛いよ」を想起した。 | ||||
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相変わらずのダメ振りで笑えるが、クワコーも3作目となるといささかインパクトが薄れてくる。前2作を読んだ方以外のニーズがあるかな? | ||||
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ダメダメ大学人クワコ―准教授シリーズ、待望の第2弾! スーパーの特売をピンポイントで狙い、 ゴミ捨て場の雑誌を読みあさり、 はてはザリガニ料理に舌鼓を打つ。 クワコーの底辺ライフは今回も絶好調。 文芸部員とボーコー大の面々のおバカなやりとりも楽しい。 こんなサークルがあったらぜひ入部したい。 表題作の「黄色い水着の謎」は、千葉の海を舞台にした アウトドア・ミステリとでも言うべき一編で、 アワビやら魚やらを採りながらわいわいと楽しい合宿風景を 描きつつ、細かな伏線が張り巡らされていてあなどれない。 ホームレス女子大生ことクールなジンジンが最後に見せる 無邪気な女の子の顔にキュンときた。 第3弾もぜひ! | ||||
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前著「桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」が あまりにも衝撃的で面白く,これが出てからすぐに買って読みました。 あの腹筋崩壊レベルの爆笑が懐かしくて・・・ で,読んだ感想ですが,もちろん十分面白かったのですが, 前著のあの腹筋が痛い!!,という感じではなく, なんというか,少しパワーダウンした感じかと思いました。 自虐節が弱まったのか, ザリガニにはさすがに現実感が希薄だったからのなか, 「タツー男」の表記に『「タトゥ」だろ!昭和かよ!』 と突っ込みながら読む自分が悪かったのか, それとも単に慣れただけなのか。 理由は分かりませんが,ちと残念かな,と。 | ||||
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間宅の新品を、随分お安くして頂き、 また迅速・丁寧な対応で感謝しています。 内容は最高ですよ。 | ||||
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奥泉光のこれまでの作品とはかなり作風が異なるこのクワコーシリーズ。 肩の力が抜けて大変楽しめるものになっている。 クワコーのだらしなさ、Fラン短大のどうしようもなさにミステリー風味を加えた中編集。 気軽に読める一冊。 | ||||
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学生の言葉なのであろうか。作者が大学教授でもあるところに通じているのだろうか。おふざけでない面白さを感じる。む | ||||
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ストーリーや謎にこだわらず、一文一文を楽しみながら読むのがよいと思います。 どこから読み始めてもおもしろい、めずらしい本です。 | ||||
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クワコーの底辺ぶり快調です。読んでて思わず声に出して吹いたこと二度。人のいるとこで読まないほうが無難かも。 今回は、クワコーと文芸部員たちとの間にある種の安定感(?)がありました。かなりあきらめたクワコーと、人として最低限のリスペクトを憐憫に混ぜてクワコーに向けているように見えなくもない、文芸部員。 そして、坊屋準教授と唯一男子部員モンジの出番が増えました。クワコーに迫る残念ぶりを見せてくれました。 新キャラ、漁労部員オロンのバーベキュー・タイムも良かったな・・・ それにしても、文章力すごい。 ふつうのエンタメ系小説では1〜2センテンスごと位に改行して見た目でリズム感を出しているが、奥泉さんは十数行を改行無しで読ませて、リズム感がある。読みやすい。 | ||||
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