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黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の感想
相変わらずのクワコーの大学准教授生活ぶりだ。文芸部の面々も新たなメンバーを加えてさらに異質な部活となっている。日本一の下流大学たらちね国際大学を舞台にしたクワコーのダメ生活ぶりと遭遇する不思議な事件が抱腹絶倒のユーモアを交えて描かれている。著者は現在近畿大学文芸学部教授で2012から芥川賞の選考委員を務めている。その確かな文章力と的確な語彙を使った美しい日本語とも言える物語の中で、文芸部の連中や他の大学生たちが話す若者言葉がまったくそのままに書かれていてそのギャップからも爆笑を誘うことになっている。よくもまあ観察しているなと思うほどにいまどきの若者が話す言葉が次々と多少の誇張を持って描かれ吹き出してしまう。そしてその文芸部の連中に振り回されるクワコーのしみったれた大学准教授とは思えない哀れな日常生活が笑いのベースになっている。謎を解く探偵役のジンジンこと神野仁美も相変わらずのホームレス生活で、クワコーや彼らの食事風景やらが食リポのように面白可笑しく描かれているところも楽しい。コテコテの本格ミステリにちょっと疲れたらこの爆笑ミステリにコリをほぐされるのも良いと思う。効能は絶大とおススメできる。
相変わらずのクワコーの大学准教授生活ぶりだ。文芸部の面々も新たなメンバーを加えてさらに異質な部活となっている。日本一の下流大学たらちね国際大学を舞台にしたクワコーのダメ生活ぶりと遭遇する不思議な事件が抱腹絶倒のユーモアを交えて描かれている。著者は現在近畿大学文芸学部教授で2012から芥川賞の選考委員を務めている。その確かな文章力と的確な語彙を使った美しい日本語とも言える物語の中で、文芸部の連中や他の大学生たちが話す若者言葉がまったくそのままに書かれていてそのギャップからも爆笑を誘うことになっている。よくもまあ観察しているなと思うほどにいまどきの若者が話す言葉が次々と多少の誇張を持って描かれ吹き出してしまう。そしてその文芸部の連中に振り回されるクワコーのしみったれた大学准教授とは思えない哀れな日常生活が笑いのベースになっている。謎を解く探偵役のジンジンこと神野仁美も相変わらずのホームレス生活で、クワコーや彼らの食事風景やらが食リポのように面白可笑しく描かれているところも楽しい。
コテコテの本格ミステリにちょっと疲れたらこの爆笑ミステリにコリをほぐされるのも良いと思う。効能は絶大とおススメできる。