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(短編集)
黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2
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黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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桑潟幸一は日本文化論の準教授。 今年、千葉にある最低偏差値大学のたらちね国際大学に移って きた。 文芸部の顧問をしており、学生からはクワコーと呼ばれている。 クワコーの教室では、学生は携帯をいじったり、化粧をしたり、 おしゃべりをしたりというラウンジ的空間にいるだけだ。 必修だし、出席だけは大学の方針でうるさいし…。 給料も安いが、その分やる気も存在感もないクワコーだが、 食生活では手間ひまを惜しまない。 昼は弁当持参、先日は近所の子どもたちにバカにされながらも ザリガニを取り、美味さのあまり感涙にむせんだ。 生活逼迫の折、止むを得ないのだ。 さて、本書はミステリー。 クワコーが文芸部の女子学生と挑む、試験答案紛失の謎、そして 夏合宿での水着紛失の謎、の2編。 しかしクワコーは狂言回しの役割で、推理は文芸部の学生たちがする。 「下流大学」のわりには学生たちはなかなか積極的で行動も素早く、 好感が持てる。 たらちね国際、実はなかなかの大学と見た。 | ||||
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前巻ほどクワコーが悲惨な状況に陥らないので、ちょっと残念です。ホームレス女子大生探偵ジンジンも、登場が遅いです。ジンジンは頭が良すぎるので、話の最初から登場してしまうと、あっという間に事件を解決してしまうからでしょう。これも残念。御手洗潔長編現象です。御手洗が賢すぎるので、事件が起こってから御手洗が乗り出す。名探偵だから被害をひろげない。だから後半からの登場となる。そんな感じです。 しかしまさかクワコーが『ジョジョの奇妙な冒険』の愛読者とは…!一家言があるとは…!聞いてみたいです。「なんだかんだいって最強なのはヘブンズドアーでしょ。知ってる?4部でジョセフが拾った透明の赤ちゃんの名前、静(しずか)・ジョースターなんだよ。音読みすればジョ・ジョだ。第9部の主人公は彼女かな」とかかな。 3巻目も期待してます!ぜひ出してください! | ||||
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