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猫間地獄のわらべ歌



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【この小説が収録されている参考書籍】
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)

猫間地獄のわらべ歌の評価: 3.89/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

なかなかです。

電車の中で女性が一心に読んでましたので買ってみました。
なかなか斬新な世界です、面白い。
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)より
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No.5:
(5pt)

しまった、やられた・・・

と、読後に思う。筆者の作品すべてに目を通しているのに、このトリックに気づかなかったとは迂闊・・・いや、愛読者にさえそれを気づかせない筆者のテクニックに素直に感謝しよう。爽やかな敗北感である。大富豪同心も変わらぬ安定感だが、こういったチャレンジも筆者の奥深いポテンシャルの成せる業であり、メタミス時代劇シリーズへの発展を楽しみに待とう。
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)より
4062773139
No.4:
(4pt)

おどろおどろ輪になっておどろ

それにしてもおどろおどろしい題名ですよね。おどろおどろしいまでのおどろおどろしさ。実際に読んだ私が言うんだから間違いありません、ほんとうにおどろおどろしい題名なんです。
 表紙もまたじつにおどろおどろしい。

 でももしあなたが、
「横溝先生の作品以外は本じゃない。そんなもの山椒魚のいる水瓶に叩きこんでから、斧琴菊ごとコントラバスのケースに詰めて、下に三本指の男が埋められた炭窯で焼かれてしまえ! …きちがいじゃがしかたがない」
という立場の方でしたら、残念ながら本書はご推奨いたしかねます。
 横溝先生を敬愛すること人後に落ちないつもりですし、ましてやこちらのレビューで他人様の購入意欲を削ぐような発言は差し控えたいのですけれど、クレーム問題や焚書運動にまで発展しても責任を負いかねますので。

 それほどでもない諸兄には心よりお薦めいたします。とくに笑える小説、なかでもとりわけ笑えるミステリ小説を愛されるあなたやあなた。最後までお読みになって、幸せな気分を胸にハンドインハンドいたしましょう。
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)より
4062773139
No.3:
(4pt)

げらげら笑いながら読んでいました

ミステリとしてはどこかで読んだ真相ばかりで拍子抜けなんですが、いかにも本格ミステリな展開に江戸時代設定の登場人物がツッコミを入れながら展開する怪しいノリは絶品であります。げらげら笑いながら読んでいました。
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)より
4062773139
No.2:
(4pt)

メタも吹き飛ばす爽快感。本格ミステリの海鮮丼や…!

密室、見立て殺人、首切り、時代物の罠、メタ要素、館トリック、そして……。

北海道(行ったことないけど)の大盛り海鮮丼みたいな本格ミステリです。これでもかとミステリの要素を詰め込み、それでいて軽快で爽快。笑いながら楽しんで密室トリック、連続首切り殺人の検証などを、「しかしこの作品、トリック満載やな…!」と感心して読んでいたら、切れ味するどくひょいと訪れた、素晴らしい、美しいラストシーンに心を打たれました。

非常に満足な出来でした。遊び心溢れる、ハッピーエンドのミステリを読みたいかたにはぜひ!!
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)より
4062773139
No.1:
(4pt)

古典派ミステリ読者に挑戦した異色作!とにかく面白い!!

初めて幡大介氏のミステリ風味の作品を薦められて読みました。
だから、氏の他の時代小説は全く知りませんが、
本作品は、ミステリとして非常に面白い快作です。

チャラチャラした書き振りは読者の好みで評価が分かれるかもしれません。
しかし、内容は、本格的な推理小説ファンが十分楽しめるような、盛り沢山の構成です。
特に、著名なトリックのパロディ的な応用や、ミステリの叙述形式の談義は、なかなか味がありますよ。
伏線の設定がきちんとなされていて、読者への挑戦状があるのも、粋な計らいです。
このノリについていける読者は幸せです。
...そうでない「真面目な読者」は、本を投げ捨てるしかなくなりますが... (^_^;)

痛快エンタテインメント作品として、大変良く練られた作品だと思います。
表面的な叙述に惑わされず、内容の核心に注目せよ!と、著者のミステリ論の持論(?)を
具体的に敷衍した作品といえるでしょう。自信を持ってお勧めできます。
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)より
4062773139

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