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大きな枝が折れる時



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大きな枝が折れる時の評価: 3.71/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

緊迫感が伝わってこない。

心理学者の作品ということで、心理描写を期待したけれども、あまり、心理を描写した場面がなく、緊迫感は、(ラスト近くは、緊迫感があったけれども)あまり感じられなかった。この原因としては、1.主人公が自身の心理を吐露した描写が少なく、主人公の感じる不安が読者に伝わってこない。
2.物語の進行が遅いように感じる。これは、物語に直接関係ないもの(背景、レストラン、人物の外観)の記述が非常に多いためである(しかも、非常に細かく、客観的に描写している)。
3.主人公を含め、登場人物の印象があまり強く感じない。
4.筋に意外性がない。特に、1は決定的かもしれない。というのも、同じく一人称である、Kay Scarpetta のシリーズは、Kayの感じる不安を前面に押し出して、読者にその不安を感じさせ、緊迫感を持続させている。しかし、この作品は、そのような事を行わず、2で挙げたような描写に終始している。表面上の観察を重視しているのかもしれないけれども。。。これと、4で挙げた意外性の無さが、この小説の面白さを減じていると考えられる。但し、最近のクライム・ノベル(Kay Scarpettaのシリーズを含む)の中では、凄惨な場面が無く、そのような場面が嫌いな方には、勧められるかも。。。
大きな枝が折れる時 (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)Amazon書評・レビュー:大きな枝が折れる時 (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)より
4383025374

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