わるい愛

1997年06月30日　わるい愛〈上〉 (新潮文庫)

臨床心理医アレックスのもとに差出人不明のテープが届いた。不気味な男の叫び声に続き「わるい愛なんていらない」と繰返す子供の声が録音されている。親友の市警刑事マイロに相談すると、意外にも心当りがあるという。少し前のソーシャル・ワーカー刺殺事件の犯人が、この言葉を何回も叫んでいたというのだ。犯人はその場で射殺された。マイロは声の分析と指紋採取を約束する…。 (「BOOK」データベースより)

1997年06月30日　わるい愛〈下〉 (新潮文庫)

アレックスは、以前無理に司会をさせられたシンポジウムを思い出した。題は『よい愛わるい愛』。謎のテープの言葉と何か関連があるのだろうか。調査するうち、シンポジウムの関係者たちが次々に不審な死を遂げていることがわかった。コイが惨殺されたのは、今度はアレックスの番だという脅迫か。自宅が放火されたのは、警告なのか。愛らしい迷い犬が活躍する人気シリーズ第8作。 (「BOOK」データベースより)