トラウマ
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凄惨な連続殺人事件の陪審員になってから、悪夢に悩まされるようになったルーシーの治療にあたるアレックス。 ルーシーの見る悪夢は現実なのか。 彼女が殺されそうになったというのは妄想なのか。 その謎を解く鍵は彼女の父親にあった。 作家として名を馳せながら過去の人ともなっているロウエルが登場し、その前衛的とさえ呼べない生活ぶりが明らかになっていく。 これが読んでいて救いようのない人格崩壊者なだけに、息子がジャンキーになるのも仕方ないかも。 ルーシーはかなりかわっているけどまともに育ったほうだね。 掘り出された過去の殺人よりも荒廃しきった精神の方がよっぽど醜く救いようがなかった。 | ||||
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そもそも主人公アレックス・デラウェアは刑事でも私立探偵でもなく、臨床心理医。そんな彼が、毎回刑事事件に関わり最後には謎多き事件の真相を探り当て、真犯人までも付きとめてしまう。なんでそんなに毎回事件に遭遇してしまうんだろうと、シリーズも長くなるとそういう疑問も感じてしまうが。アレックスにはマイロ刑事という親友がいて、その彼が紹介する人物がある事件の関係者だったりして、事件調査の深みに嵌っていくパターンや、アレックス自身の過去の人間関係から事件に巻き込まれるというパターンがある。 今作でも、マイロ刑事から紹介された女性をカウンセリングするアレックス。彼女は同じ悪夢を繰返し見ることで精神的不安をつのらせていた。少女時代に目撃した何かが原因らしいのだが。もしかすると彼女の父親が過去に殺人事件に関わっていたかもしれないという疑惑。その父親はかつてはアメリカ文壇の伝説的な作家だった。 死を間近にした老人である作家の物凄いキャラに圧倒される。誹謗・中傷・放送禁止用語・人種差別・下ネタ等の科白が延々と続く。よくこうまでも最凶の悪口を思いつくものだ。狂えるインテリ。会話相手の登場人物と同じように読者のこっちまで不快な気分になってくる。 それと、最後の方で司法取引の場面が描かれるが、それがなかなかスリリングで面白い。 | ||||
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ある事件をきっかけに、奇妙な夢を見るようになり 悩んだ末に主人公(精神科医)に相談を持ちかける女性。 その夢がとても奇妙で薄気味悪く、一体何を暗示しているのか? ストーリーが進むにつれて、明らかになっていく女性の過去と夢。 そして現実の事件との奇妙な一致・・・・・・・・ 思わず主人公と一緒になって女性の持つ隠された記憶を探ってしまう自分がいました。 夏の夜に静かに読みたいちょっと不気味なお話。 | ||||
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