大きな枝が折れる時
- 精神科医 (98)
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ナカナカ読ませる本だけど、犯罪の解決が、犯罪者達の長い自白をメインに構成されているのが残念。 | ||||
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週刊文春1986年 海外7位 MWA1986年 新人賞 仕事に燃え尽き、33歳で現場を引退した小児専門精神科医アレックス・デラウェア。旧知の殺人課刑事マイロから、殺人事件の目撃者メロディを診てほしいと相談を受ける。メロディは精神的な疾病を抱えていたのだった。 ・・・ ジョナサン・ケラーマン アレックス・デラウェアの第1弾。児童虐待をテーマとして扱っているのだが、軽妙な会話やテンポのいい展開が、重苦しい雰囲気を和らいでいる。精神科医で空手の使い手というアレックスの設定は、私的には違和感ありなのだが、アクションシーンは、なかなかの見せ場になっている。ゲイのマイロ刑事、恋人のロビンなど、アレックスを取り巻く登場人物たちも魅力的。 事件の解決に向かって、錯綜した人間関係が解きほぐされていくとともに、嫌なやつらがヘコんでいく快感が良い。圧巻は、ラストに判明するメロディについての驚愕の事実。マザーグースの子守唄 Hush-a-byeからとったタイトルが意味深長だ。 シリーズとして読み続けていきたくなるような、幕開けとして余韻を残す、力強い作品になっている。 | ||||
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週刊文春1986年 海外7位 MWA1986年 新人賞 仕事に燃え尽き、33歳で現場を引退した小児専門精神科医アレックス・デラウェア。旧知の殺人課刑事マイロから、殺人事件の目撃者メロディを診てほしいと相談を受ける。メロディは精神的な疾病を抱えていたのだった。 ・・・ ジョナサン・ケラーマン アレックス・デラウェアの第1弾。児童虐待をテーマとして扱っているのだが、軽妙な会話やテンポのいい展開が、重苦しい雰囲気を和らいでいる。精神科医で空手の使い手というアレックスの設定は、私的には違和感ありなのだが、アクションシーンは、なかなかの見せ場になっている。ゲイのマイロ刑事、恋人のロビンなど、アレックスを取り巻く登場人物たちも魅力的。 事件の解決に向かって、錯綜した人間関係が解きほぐされていくとともに、嫌なやつらがヘコんでいく快感が良い。圧巻は、ラストに判明するメロディについての驚愕の事実。マザーグースの子守唄 Hush-a-byeからとったタイトルが意味深長だ。 シリーズとして読み続けていきたくなるような、幕開けとして余韻を残す、力強い作品になっている。 | ||||
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「モンスター」を偶然読む機会を得たのだが、 外国のサスペンス特有の、続き物で、 出てくる主要人物のつながりがはっきりしなかった…というのが、 この本を読もうと思ったきっかけ。 第1作目ということで、マイロやロビンとの出会いからかと思ったら、 見事に10ページ程度で簡潔に書かれてあるところに好感を覚えた。 普通は、結構だらだら書かれてあったりするので。 「臨床心理医」という職業から、 青白い肌で、線の細い(華奢な)ドクターなのかと思いきや、 カラテをする体育会系なのが、また魅力。 文字だけの世界なので、いろいろと想像できますから。 ただ、マイロとスカーペッタ(検死官シリーズ:P.コーンウェル)のマリーノがかぶります… 年齢差はだいぶ、あるでしょうが… | ||||
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元精神医のAlex Delawareと殺人課の刑事Miloのコンビの第1作だ。題材は精神異常者による幼児虐待と殺人という暗いものであるが、凄惨な場面はさほど具体的には描写していないので気分は悪くならずにすむ。一方で、作者自身も精神医であるためと思うが、精神医Alexが患者や容疑者などと会話における心理描写が実にリアルで感心した。物語も単なる幼児虐待が実は過去に遡る根の深いものであることが徐々に明らかになり、最後のクライマックスまで全く飽きることなく読むことができ、面白かった。 第2作目以降も是非読んでみようと思う。 | ||||
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