歪んだ果実
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小児専門精神科医アレックス・デラウェア シリーズ第二弾のミステリ。前作も同様だが、児童虐待がテーマなので、とても重い内容となってる。 がんを患った幼児が突然、行方不明となり、探索に乗り出すアレックス。殺人事件が多発しておおわらわとなる。事件をひもとくうちに残酷な事実にぶちあたるという、やるせない展開だ。怪しげなコミューンが立ちはだかるなど、アメリカの闇を覗き込んだ気分。 事件が解決しても、爽快感にはほど遠い。シリーズものとしては嫌いではないのだが、次々と続きを読み進めていく気がおきないかな。 | ||||
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普通にミステリーとして面白いのは確か。ただ、前作の『大きな枝が折れるとき』のクオリティが高すぎて、この話は少し肩すかしを食らった感がある。前作も今作も、アレックスとマイロのやりとりで多少空気はやわらいでいるものの事件の背景や真相は救いようがないほどに重い。この後の同シリーズの作品も似たような雰囲気のものが多いため、苦手な人は苦手と感じるかもしれない。ただ、訳文の軽妙さにはストーリーの重さなどを差し引いても素晴らしいものがあるので、海外のミステリーが苦手な人にも勧められる。 | ||||
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「大きな枝が折れる時」に続く第2作ということで、相当期待して読んだ。主人公が小児専門精神医だけに2人の子供の診療を頼まれるところから始まるのだが、前作と異なり子供との接触シーンは余りなく、行方不明となった子供を捜す展開が中心となる。 この本を読むと世の中は精神的におかしい人が至るところにいるのではないかという思いにとらわれるが、毎日このような人を相手にしている精神科医にとっては実際そうなのかもしれない。 前作に続いてこの作品も最後まで先が読めず、一気に読ませるところはさすがであるが、前作ほどアレックスが精神医としての腕を見せるシーンが少ないところがやや不満であった。とはいっても面白かったので第3作目にも挑戦するつもりだ。 | ||||
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まったく関係のないような2つのグループ(がんに侵された子供を持つ家族と宗教団体)があって、 最後の最後で、「保安官」という接着剤で繋がりました。 主人公・アレックスが、小児臨床心理医なので、どうしても虐待や近親相姦の話が出てしまうことに、 フィクションながらショックを受けます。 フィクションといえども、ある程度の現実のバックグラウンド(真実や実話)がない限り、 ここまでいい作品にならなかったのでは? ノーナがあまりに不憫だと感じた。 | ||||
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