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チョコレートゲーム
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【この小説が収録されている参考書籍】
チョコレートゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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様子の変ってしまった息子に対して父親が動いた時にはもう遅かった。子供だと思っていたら大人にバレないように物事をやってしまう子供は大人よりたちが悪い。それでも息子を信じ真相にたどり着いた父親が切ない。 | ||||
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この作家は出だしの掴みがウマい。ストーリー展開に齟齬がない。 本作は中学生の非行がテーマになっているが、陰湿さ、重苦しさ を感じさせないのは、その文体によるのだろうと思う。 | ||||
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子どものいつもと違う様子に戸惑う家庭の様子から、事件の発生、意外な背景と起承転結が良く考えられた物語だと思います。 しかし、いまひとつ物語りにのめる込むことが出来ませんでした。 理由は自分でも良く分かりませんが、キャラクターの区別がつかず感情移入が出来なかったこと、ぽろぽろと出てくる謎がすぐに解決してしまい、あれこれ考える余裕もミスリードされることもなかったことなどが原因かなぁと思っています。 物語にのめりこめなかったからか、読後感の悪さが際立ってしまったようにも思います。 | ||||
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表紙で半分ネタバレしちゃうってのは、どうなんでしょう?? 推理小説なのに、それってやっちゃいけない事だと思うんですが・・・。 せっかくの良い作品なのに、そのネタバレがあったので、予想通りというか、 まぁそんな感じなんだろうなと思ったら、その通りでした。(笑) なんだかなぁ・・・。 | ||||
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週刊文春1985年 国内5位 作家の近内は、妻から中学生の息子 省吾の問題行動を聞かされる。学校を休みがちになり、身体のあちこちに青あざをつくっているという。反抗する省吾に対して、なすすべがない近内。その最中、省吾の友人が次々に殺害されて、省吾自身も投身自殺してしまう。友人達の殺人犯と断定された省吾の無実を晴らすべく、近内は捜査を開始する。キーワードは、「ジャック」、そして「チョコレートゲーム」 ・・・ 中学校が舞台の殺人事件なので、現役の親の側から見ると、内容はかなり重い。近内が息子の無実を信じ、捜査を重ねる過程で、周囲から疎まれていく姿は、痛々しい。事件の真相も、救いがないし。 が、どっぷりとブルーな気にさせるとこはなく、謎ときを楽しむことはできる。面白いんだが、現実感が希薄っていうところもあるのかなぁ。親子関係でいえば、今でも、変わらない問題でもあるのだが、もっと複雑で、シビアになっているような気がする。 発表時にタイムリーに読んでいれば、別な感想をもったかもしれない。 | ||||
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クラインの壺のようなストーリーを想像して読んでたのですが全然違いましたね(笑) 同作者ではクラインの壺がとにかく面白かったので賞を受賞した本作も手に取ってみたのですが、うーん、あともう一歩欲しかった。 息子の身体中につけられた痣の謎、クラス内での連続死、チョコレートゲームとはなにかなど、大小様々な謎が散りばめられていて全体的なトリックとしては面白いのですが、それが明かされる過程がちょっと主人公にとって都合がよすぎる感じが…。 みんな少し突つかれただけでよくもこう重大な真相をペラペラ喋ってくれるなとやや拍子抜けでした。主人公が推理して真相に行き当たるというよりひたすら事実を知る相手に迫って真相を吐かせるという展開が多く、そこもマイナス。 あと警察の無能ぶりが冴え渡っているというか手のひら返しが見事すぎて…うーん主人公を一般人に据える以上これは仕方ないことなのかなぁ。 トリック自体は面白い作りになっているのでもう少し人間同士のやり取りなどが練られていたら☆4相当でした。 | ||||
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週刊文春1985年 国内5位 作家の近内は、妻から中学生の息子 省吾の問題行動を聞かされる。学校を休みがちになり、身体のあちこちに青あざをつくっているという。反抗する省吾に対して、なすすべがない近内。その最中、省吾の友人が次々に殺害されて、省吾自身も投身自殺してしまう。友人達の殺人犯と断定された省吾の無実を晴らすべく、近内は捜査を開始する。キーワードは、「ジャック」、そして「チョコレートゲーム」 ・・・ 中学校が舞台の殺人事件なので、現役の親の側から見ると、内容はかなり重い。近内が息子の無実を信じ、捜査を重ねる過程で、周囲から疎まれていく姿は、痛々しい。事件の真相も、救いがないし。 が、どっぷりとブルーな気にさせるとこはなく、謎ときを楽しむことはできる。面白いんだが、現実感が希薄っていうところもあるのかなぁ。親子関係でいえば、今でも、変わらない問題でもあるのだが、もっと複雑で、シビアになっているような気がする。 発表時にタイムリーに読んでいれば、別な感想をもったかもしれない。 | ||||
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週刊文春1985年 国内5位 作家の近内は、妻から中学生の息子 省吾の問題行動を聞かされる。学校を休みがちになり、身体のあちこちに青あざをつくっているという。反抗する省吾に対して、なすすべがない近内。その最中、省吾の友人が次々に殺害されて、省吾自身も投身自殺してしまう。友人達の殺人犯と断定された省吾の無実を晴らすべく、近内は捜査を開始する。キーワードは、「ジャック」、そして「チョコレートゲーム」 ・・・ 中学校が舞台の殺人事件なので、現役の親の側から見ると、内容はかなり重い。近内が息子の無実を信じ、捜査を重ねる過程で、周囲から疎まれていく姿は、痛々しい。事件の真相も、救いがないし。 が、どっぷりとブルーな気にさせるとこはなく、謎ときを楽しむことはできる。面白いんだが、現実感が希薄っていうところもあるのかなぁ。親子関係でいえば、今でも、変わらない問題でもあるのだが、もっと複雑で、シビアになっているような気がする。 発表時にタイムリーに読んでいれば、別な感想をもったかもしれない。 | ||||
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中学校で起きる殺人事件。なんか日本の推理作家は学園ものが好きだなあ。 「チョコレートゲーム」というのが何か分かったら、あとはどうってことはない。中学生が××をやるのが、作者が力を入れて書いているほど驚くべきことかどうか疑問で、むしろそんな大金をやりとりすることのほうに驚くべきで、そのことはもう前半で出ているのに、警察の捜査が甘すぎる。トリックも、なんだか小説の筋立てのためみたいなものだし。推理作家協会賞受賞作。 | ||||
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岡島二人による日本推理作家協会賞受賞作である。氏の著作を全て読んだものからすると本作が特に突出して傑作という風には感じられなかったが、中学を舞台にした謎のゲームを巡る殺人事件は岡島氏ならではのプロットの組み立てのうまさもあり、一気に読ませる。岡島作品初期の競馬もの3部作のネタを青春推理のフォーマットに仕立てた異色作。ライトタッチの作品が多い氏の作品としては痛切な心情が伝わるシリアスな作風が目新しい。岡島作品のファンなら間違いなく楽しめる作品である。 | ||||
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85年の講談社ノベルスに始まり,88年,00年を経て,新装版として三度目の文庫化になります. ミステリの要素はあるものの,思春期の子供と親たちを取り巻く社会派サスペンス色合いが強く, 同時に,息子の無念を晴らすために奔走する,父親の執念と愛情を描いた物語のようにも感じます. 30年近く前の作品だけに,アイテムや風速描写に現代とのギャップがあるのは否めませんが, それらが面白さを損ねることはなく,読みやすい表現などは時代を問わずに楽しめるものです. また,序盤の何気ない部分から繋がりが生まれ,いささか早めの全容解明かと思わせておきつつ, そこから一筋縄には行かない話運びは,重ための内容でありながら,飽きさせることはありません. 結果だけを見れば,父の思いは叶うのですが,解り合えないままとなってしまった息子のこと, それを誰よりも痛感する父,爽やかささえ漂うラストは,切なさで胸が締め付けられる思いです. ただ,タイトルが指すものというのか,そのタイトル自身,もう少し捻ってもよかったのでは…? | ||||
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85年の講談社ノベルスに始まり,88年,00年を経て,新装版として三度目の文庫化になります. ミステリの要素はあるものの,思春期の子供と親たちを取り巻く社会派サスペンス色合いが強く, 同時に,息子の無念を晴らすために奔走する,父親の執念と愛情を描いた物語のようにも感じます. 30年近く前の作品だけに,アイテムや風速描写に現代とのギャップがあるのは否めませんが, それらが面白さを損ねることはなく,読みやすい表現などは時代を問わずに楽しめるものです. また,序盤の何気ない部分から繋がりが生まれ,いささか早めの全容解明かと思わせておきつつ, そこから一筋縄には行かない話運びは,重ための内容でありながら,飽きさせることはありません. 結果だけを見れば,父の思いは叶うのですが,解り合えないままとなってしまった息子のこと, それを誰よりも痛感する父,爽やかささえ漂うラストは,切なさで胸が締め付けられる思いです. ただ,タイトルが指すものというのか,そのタイトル自身,もう少し捻ってもよかったのでは…? | ||||
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殺人事件のトリックも動機なども非常に薄く、推理小説としての評価はかなり低いと思う。 王様ゲームとかアナザーとか、学園モノの連続殺人というか怪奇現象を期待してたおれには、あまり読みごたえはありませんでした。 今はまだ独身だけど、父親にでもなればまた違った評価ができるのかな?主人公(中学生の子を持つ父親)の行動の描写がかなり含まれてるので、そこで共感できる要素があったら見方は変わってくるかも。 あと、元は1988年に文庫になったやつなので、今読むと多少のジェネレーションギャップを感じます。今26歳のおれで当時をうまくイメージできないので、学生さんあたりは余計に難しいと思います。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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すさ・ぶ中学で連続殺人が起こり,原因として、大金の絡んだチョコレートゲームが浮かび上がる・・・・・・。この話は、父親が事件の真相を追い求めていくストーリーです。平明な文章で読みやすく,じっくり考えながら、味わうタイプの本だと思いますお勧めです。 | ||||
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週刊文春1985年 国内5位作家の近内は、妻から中学生の息子 省吾の問題行動を聞かされる。学校を休みがちになり、身体のあちこちに青あざをつくっているという。反抗する省吾に対して、なすすべがない近内。その最中、省吾の友人が次々に殺害されて、省吾自身も投身自殺してしまう。友人達の殺人犯と断定された省吾の無実を晴らすべく、近内は捜査を開始する。キーワードは、「ジャック」、そして「チョコレートゲーム」 ・・・中学校が舞台の殺人事件なので、現役の親の側から見ると、内容はかなり重い。近内が息子の無実を信じ、捜査を重ねる過程で、周囲から疎まれていく姿は、痛々しい。事件の真相も、救いがないし。が、どっぷりとブルーな気にさせるとこはなく、謎ときを楽しむことはできる。面白いんだが、現実感が希薄っていうところもあるのかなぁ。親子関係でいえば、今でも、変わらない問題でもあるのだが、もっと複雑で、シビアになっているような気がする。発表時にタイムリーに読んでいれば、別な感想をもったかもしれない。 | ||||
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不審な死を遂げていく中学生たちの背後にある謎のゲーム。息子を亡くした父親がその解明に乗り出すストーリー。圧倒的な心理描写の巧さで 一気に引き込まれてしまいます。 謎解き小説としての良さもきちんとあり,意表を衝くトリックは単純だが,それだけに盲点。ただ,そちらの側面よりもやはり心理面に重点を おいた盲点が見事かなぁ。。 思春期特有の,良い意味でも悪い意味でも《心》と《頭》と《手》が連動していような幼さ・純粋さ,瑞々しさ・残酷さを巧く取り入れることに 成功している秀作だと感じる。 | ||||
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ある中学校を舞台にした殺人事件の謎解きです。 1985年の作品ですが、描かれている内容が時代を先取りしていたのか現時点で読んでも中学生の行動と言うことで考えると古さを感じさせる部分が少ないことに驚かされます。 いつの時代も世代が異なると、お互いにその言動を理解するのは難しいところがあると思いますが、本作品はその中でも至近距離(親子)にある謎をテーマにしています。 岡嶋作品を読むといつも感じるのですが、伏線の張り方に不自然さが無くスムースに楽しめます。 平易に描かれているのに稚拙ではないのです。 私も、その一人なのですが、この独特の世界に夢中になる読者が多いのもうなずけます。 岡嶋作品はオススメばかりなんですが、この作品もオススメです。 | ||||
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岡島二人の日本推理作家協会賞受賞作。とにかくスピード感がある作品。岡島二人といえば誘拐モノといった感が強いが、こういうのもいい。内容についてはネタバレになってしまうので書けないが、次から次へとスピーディに展開が進み、中だるみなくスラスラ読めてしまう。かなり古い作品ながら、全く古さを感じさせない傑作だと思う。 | ||||
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中学生の間で密かにはやっている「チョコレートゲーム」とは? 事件の重要な鍵となる「チョコレートゲーム」だが、意外性がまったく無い。 この作者なら「アレ」しかないよね。 容易に想像が付いてしまうのは少々しらける。 内容は中学生日記風、読みやすい文章で、破綻の無い展開、 手堅くまとまっていて、さらっと読めるが、もう少し意外性が欲しかった。 | ||||
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