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(短編集)

クイーンの色紙



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【この小説が収録されている参考書籍】
クイーンの色紙 (光文社文庫)
クイーンの色紙 (創元推理文庫)

クイーンの色紙の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

キレイな状態で届いて、満足且つ安心した!

キレイな状態で届いたので嬉しかった! 内容も読み応えがあって大満足!
クイーンの色紙 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クイーンの色紙 (光文社文庫)より
4334706053
No.2:
(3pt)

小さな謎

1987年に光文社文庫として出たものの復刊。

 「三番館」シリーズの第五弾。短篇が5つ収められている。

 ミステリとしては小粒。それでも、そこそこの切れを保っているところが著者らしい。「クイーンの色紙」など、いかにも実在しそうな謎で、くすりと笑ってしまう。

 ただ、ミステリとしては面白くても、文体の無味乾燥なところがなんとも。

 また、「鎌倉ミステリーガイド」は、鎌倉に住むミステリ作家、翻訳家、ホラー作家などを紹介してまわる趣向のものだが、すべてもじった名前で出来るので、20年もたつとまるで分からなくなっている。
クイーンの色紙 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クイーンの色紙 (光文社文庫)より
4334706053
No.1:
(5pt)

ウンチクもいっぱい。

ヘボ探偵が切羽詰ってバーテンに相談するや、たちまち謎が解ける・・・という「安楽椅子探偵」ものの「三番館」シリーズ。『太鼓叩きはなぜ笑う』『サムソンの犯罪』『ブロンズの死者』『材木座の殺人』に続く5冊目。鮎川哲也といえば傑作揃いの鬼貫警部もの長編が有名だが、この短編シリーズも非常に面白い。語り手の探偵はヘボだがコツコツと歩き回りはし、彼の、自身の女性の趣味やらモットーやらを独白する語り口にニヤリとさせられる。そして、名前も年齢も住まいも不明のバーテンは仕事熱心ながら、”解けない事件”を持ち込まれるととても楽しそうに解いてくれる、読者も肩の凝らない存在である。バイオレット・フィズを注文して謎は解け、その後はギムレットで祝杯を上げるのがお決まり。この『クイーンの色紙』では、表題作が、鮎川氏自身も登場するパーティでの、クイーン(ダネイ)の色紙紛失事件で、推理小説に関するウンチクがいっぱいの、事件はシンプルだがかなり楽しめる作品である。その他、どれもレベルの高い短編。
クイーンの色紙 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:クイーンの色紙 (光文社文庫)より
4334706053

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