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(短編集)
クイーンの色紙
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クイーンの色紙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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キレイな状態で届いたので嬉しかった! 内容も読み応えがあって大満足! | ||||
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1987年に光文社文庫として出たものの復刊。 「三番館」シリーズの第五弾。短篇が5つ収められている。 ミステリとしては小粒。それでも、そこそこの切れを保っているところが著者らしい。「クイーンの色紙」など、いかにも実在しそうな謎で、くすりと笑ってしまう。 ただ、ミステリとしては面白くても、文体の無味乾燥なところがなんとも。 また、「鎌倉ミステリーガイド」は、鎌倉に住むミステリ作家、翻訳家、ホラー作家などを紹介してまわる趣向のものだが、すべてもじった名前で出来るので、20年もたつとまるで分からなくなっている。 | ||||
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ヘボ探偵が切羽詰ってバーテンに相談するや、たちまち謎が解ける・・・という「安楽椅子探偵」ものの「三番館」シリーズ。『太鼓叩きはなぜ笑う』『サムソンの犯罪』『ブロンズの死者』『材木座の殺人』に続く5冊目。鮎川哲也といえば傑作揃いの鬼貫警部もの長編が有名だが、この短編シリーズも非常に面白い。語り手の探偵はヘボだがコツコツと歩き回りはし、彼の、自身の女性の趣味やらモットーやらを独白する語り口にニヤリとさせられる。そして、名前も年齢も住まいも不明のバーテンは仕事熱心ながら、”解けない事件”を持ち込まれるととても楽しそうに解いてくれる、読者も肩の凝らない存在である。バイオレット・フィズを注文して謎は解け、その後はギムレットで祝杯を上げるのがお決まり。この『クイーンの色紙』では、表題作が、鮎川氏自身も登場するパーティでの、クイーン(ダネイ)の色紙紛失事件で、推理小説に関するウンチクがいっぱいの、事件はシンプルだがかなり楽しめる作品である。その他、どれもレベルの高い短編。 | ||||
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