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民王



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【この小説が収録されている参考書籍】
民王
民王 (角川文庫)

民王の評価: 3.78/5点 レビュー 180件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 61~80 4/9ページ
No.120:
(3pt)

政界に対するテーゼ・・・

主人公は、武藤泰山(父)と武藤翔(息子)。
泰山は、内閣総理大臣。翔は、大学生。

ある日、二人の人格が入れ替わってしまった。
原因が分からない中で、二人はお互いの
役割を演じることとした。

折しも、内閣では予算審議の最中だが、
スキャンダルが相次ぎ、翔は苦境に立たされる。

泰山は、就職の面接を受けるが、
どうしても総理大臣としての顔が出てしまう。

二人の人格は元に戻るのか・・。
陰謀の黒幕は誰か・・。

親子がお互いを理解し、
泰山が政治に対する真摯な心を取り戻す展開は、
非常に清々しかった。

泰山や翔を通し、政界や製薬に関する問題、
マスコミ報道についての問題提起は理解できた。

しかし、展開は通り一辺倒で、
ひねりがないように感じた。

エンターテイメントとしては受け入れられるが、
物語に緊迫感やリアリティーが乏しかった。
民王Amazon書評・レビュー:民王より
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No.119:
(5pt)

現実のパロディ。 風刺精神が 徹底している。

池井戸潤は、才能が あるね。
物語の作り方が 現実のパロディ。
風刺精神が 徹底している。

たしかに
首相が 簡単に 仕事を投げ出すとか。
首相が 漢字を読めないとか。
大臣が よっぱらって記者会見するとか。
ありえない ことが 日本で起こった。

そのからくりが 物語の設定であるが、
なぜか、その設定の方が 現実より納得性があって
おもしろい。

それでもって 個人的なスキャンダルばかりを
おいもとめる マスコミには
『もっと、大人になれよ』といい。
下半身問題に つっこむ 評論家には
お前も、同じ穴のムジナだ と糾弾する。

はは。
おもしろすぎるよ。
この展開。
やぁ。見直しました 池井戸潤。
民王Amazon書評・レビュー:民王より
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No.118:
(3pt)

内容の基本線が予想通りな上に、構想の一部が破綻しており、作者の作品としては物足りない出来

TVドラマ(を私は観ていない)が評判になったので、その原作である本作を手に採った。手に採った理由には作者への信頼感もあった。総理とその"ドラ息子"の頭の中身が入れ替わるという大枠だけは聞いていた。この大枠から、ドタバタ・コメディでありながら、結局は、「民衆が王様」である事を作者らしい批判精神を全面に出して訴えた作品である事を予想していたが、実際に読んで見て、基本線がその通りである事に逆にビックリした上に、全体的に物足りない内容である。

実際、現在の政治(家)、マスコミ、一般大衆に対する批判が盛り込まれてはいるが、通り一遍で、作者ならではの批判という感じは受けなかった。一番作者らしいと思ったのは、"ドラ息子"の代りに総理が就職面接試験を受けた際、現在の経済状況を滔々と訴えるシーンで、企業小説作家としての作者の本領が発揮されている点だが、これは作者の本意ではあるまい。ドタバタ・コメディの体裁でありながら、長編を丹念に纏め上げている点は作者の筆力であるが、その筆力が本作ではムダになっている感が否めない。

また、"頭の中身の入れ替わり"を題材とした小説は数多くあり、その大半が"入れ替わり"の理由を説明していない中で、"入れ替わり"<技術>を導入した作者の勇断には感心したが、冷静に考えて見ると、犯人の目的が作中の通りなら、総理と犯人自身の"頭の中身の入れ替わり"をした方が犯人にとって好都合だったろう。それでは、物語にならないだろうが。この意味においても、本作の構想は破綻しているとしか思えない(ドタバタ・コメディの体裁だから許されるというものではない)。コメディ・タッチの作品は作者に向いていない事を如実に示した一作と言って良いのではないか。
民王Amazon書評・レビュー:民王より
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No.117:
(1pt)

池井戸潤の痛恨の駄作

半沢シリーズを読後に、
政界を池井戸氏がどのように描くのかに期待して購入した。
池井戸氏であっても
得意分野を外れればこれだけクオリティが落ちてしまうのか
というのが正直な感想である。
この本を読んで政界がわかるということは一切無く、空気感すら嘘くさい。
また、池井戸氏が綿密に下準備をした痕跡もない。
つまり、半沢シリーズに帯びているような池井戸氏の熱気を本作品には感じない。
薄っぺらなドタバタ劇がダラダラと展開されるだけで全く評価に値しない。
ガッカリした、残念だ。
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No.116:
(2pt)

政治小説というよりは、コメディです

もう少し政治に突っ込んだ内容かと思ったのですが、そうでなくて残念でした。
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No.115:
(4pt)

今までと違ったタッチ

会社の裏話を描く池井戸ですが、今回は少し違った内容が描かれています。
今風で、ネタとしてもSFではよくあるハプニングでの始まりでしたが、面白く読ませて頂きました。
こんな小説も、肩が凝らなくていいですね。
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No.114:
(4pt)

池井戸潤作品にしては、神妙、シリアスな場面が少なくコミカルな作品である。
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No.113:
(5pt)

面白かったです

なんだよ、こりゃあ?
っていう感じのまま、一気に読みました。
普段の池井戸節とは違って、軽い感じで
楽しく読めました(^^)
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No.112:
(4pt)

ちょっと違う

この作者の他の作品とはちょっと違った内容ですが、面白かったです。
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No.111:
(5pt)

fwnc1907

政治には疎いのだが、この民王は疎くても、充分に楽しめるし、実際にこんなことがおこったらと想像すると、すごく、楽しい。めずらしく、銀行の話はなく、途中からストーリイに引き込まれ、一気にに最後まで読み切った。
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No.110:
(3pt)

異色の政治ものですが、著者の思いがじわじわ伝わる

著者の代表的な金融、企業モノとは一線を画す政治エンタテイメント小説です。総理大臣と大学生の息子の頭の中が入れ替わるという内容で、池井戸さんの作品を多く読まれている方にはちょっとトリッキーな印象があるかもしれません。前半戦は、入れ替わる過程のドタバタや他の登場人物も次々に親子で頭の中が入れ替わっていく状況が展開され、ちょっと間延びした感じがありますが、後半に向け、就職活動、政治活動の本質、「誰かのために」働くことの尊さを真正面から語っていきます。著者の今の政治不信の現状への喝、若者への働くことへのメッセージなどストレートに伝わってきました。発刊当時からずいぶん時間がたち、実際の人物に模した登場人物が多く登場するので色あせてみえるかとも思いましたが、今読んでも古臭くない点は、我々が共感する部分がいまだ多いからだと思います。
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No.109:
(4pt)

われこそは、国民の為の総理である

現代の政治家に活を入れるべく書かれた小説…かどうかはわからない。
日本の総理大臣と言えば、生徒会長くらいのレベルでコロコロ入れ替わり、しかも大人げない無責任の象徴であった。
実際にあった交代劇にのっかった設定と、あり得ないテロ(親子で身体が入れ換わるテロ)によりストーリーは展開する。
一国の総理とその道楽息子が入れ換わったら、そりゃもうドタバタ喜劇である。
総理側近の官房長官や秘書らをまきこみ、一方息子の友人を巻き込み、ことは次第に大きくなりながらも、思わぬ方向へすすむ…
保身や自己利益のみを考える国会議員にたいし、失うものがないドラ息子。やがて入れ換わった2人の考えが近付いて行く。
真面目な話を中心に置きながら、ドタバタ喜劇は進んでいく。
読み終えた後、何かスッキリ爽快感が残るのが良い。
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No.108:
(3pt)

読みやすかったし、面白かったけど

気になったのが、政治家のスキャンダルな事例についての認識の甘さである。女性問題発覚で「そんなことは取るに足らない」などと言われても、政治家の資金は元来国民の税金である。自分の私有資産で遊ぶ分ならまだいいのかもしれないが、不正献金、裏金、汚職など欲望にブレーキの利かなくなった連中が、どのように金を調達するかというのは、様々な事件から証明済みである。問題にするのは当然だ。そもそも、新田刑事が「刑事、政治家はストイックでないと務まらない」と言っているのに、政治家だけ言い訳を並べるのはいかがなものか。他の職業にストイックを求めるなら、まずは自らであろう。別に作家が印税で豪遊するのは、本人の私有資産なのだから全く問題ないと思うが、その限りでない職業も多数あるという認識は必要だろうと感じた。
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No.107:
(5pt)

面白い♪

面白い♪テレビで見て本を読みたくなりました。 笑えます。 お堅くなく気楽に読めます。
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No.106:
(3pt)

他の池井戸作品とは異質の政治コメディ!?

他の企業・銀行小説とは異なり、政治がテーマの本作品。 読みやすく、面白くはあるのだが、異分野だから内容は薄い印象。 結末もあっけない終わり。
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No.105:
(5pt)

情熱を思い出したい方に

ベタな入れ替わりものだが、父と息子が困難な状況を乗り越えながらお互いに成長していく姿に感動した。

随所にはっとさせられるセリフがあり、これらセリフを読むためだけにでも、手に取って欲しい小説である。

以下引用

「狩屋は立派な政治家じゃねえか 。立派な実績もあるし 、民政党を取りまとめるのに 、狩屋以上の適任はいないんだ 。とにかく狩屋は 、俺の内閣に絶対必要な男なんだ ! 」

「お前ら 、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか 。目をさましやがれ !」

「目先の利益を得るために 、一番大事なことを忘れてませんか」

「だけど 、ああいう奴を採用しないで 、誰を採用するっていうんだ」

「武藤泰山は国民を守るための政治家だったんじゃないの ?私は 、そんなあなたが好きだったのよ」

「お前の夢 、今度こそ 、俺が叶えてやるからな」
民王 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:民王 (角川文庫)より
4041085578
No.104:
(5pt)

池井戸潤氏の作品としては珍しい

一見コメディで終わるシーンも多い中、 読み進めると日本の若者のだらしない中でのまっすぐな正義、また政党を運営している人間の淀みながらの、真の政治観を交錯させるシーンが後半には多々あり、とても読み応えがありました。 総理大臣とその子を入れ替えるという仮想がそれを実現できており、現実世界を描写することの多い池井戸潤氏の作品としては珍しい見ててスカッとする作品でした。
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No.103:
(5pt)

民主

海外の友人からの購入希望です。  友人は下町のロッケト以来、著者の書物を読んでいます。
民王Amazon書評・レビュー:民王より
459111662X
No.102:
(4pt)

一気に読みました

初・池井戸潤作品。 話題のドラマの原作ということで書店で購入しました。 主人公がだんだんと成長していくのですが、あのバカ息子にしてあの面接用のレポートはちょっと・・・・ と思わせるところもあったりしましたが、最後まで一気に楽しく読めました。 ドラマは見ていないので、機会があったら見てみようと思っています。 次は『下町ロケット』か『空飛ぶタイヤ』を読みたいと思います。
民王Amazon書評・レビュー:民王より
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No.101:
(4pt)

おもしろい

ドラマを見てから読んだのです、あっという間に読めて おもしろかったです
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