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野蛮なやつら
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野蛮なやつらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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とても良かった。 三人で今を気ままに生きてることが全てで 仲間の為なら平気で命をかける。 一人でも欠けた時点で生きてる意味はなくなり 悲壮感もなく当たり前に死をともにする・・・。 犬の力と比較する方もいるけど ドン・ウィンズロウの作品の中で犬の力だけが特に異色だと思う。 ひたすらシリアスなのは犬の力だけなんで。 サトリもシリアスだけど これはトレヴェニアンの世界感を引き継いたものだから別もの。 | ||||
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話としては トラウトマン大佐(ランボーの上司みたいなベン)率いるランボー(みたいなチョン)+リスベット/ミレニアム(みたいなオフィーリア)を核とするスタイリッシュ麻薬製造販売チーム VS 伝統の、しかしチョッと間抜けなメキシカン麻薬組織 との死闘なのだが、同じ作家の同じく米墨麻薬戦争を描いた<犬の力>の様な全編を ヒリヒリした感覚が貫く様な文体を期待すると、これがチョット違う... 勿論、麻薬組織側の内部通報者を狩りたてる凄まじい内部制裁の描写とか、何時ものリアルな銃撃戦も、250ページ過ぎからは用意されており 十分楽しませてくれるのだが、今回は作者の<お遊び>が、訳者に言わせると<お茶目>ブリが過ぎすぎている感じが... 勿論、これは作者が今回本作に振り当てた文体であり、それを好めるか否かは、こちら側の問題で、私自身はあんまり好きにはなれなかった。 オフィーリアと母親との会話なんか、バカバカしくて殆どスキップ、そういう意味では、結構短めの一作だった。 ベン、チョン & オフィーリアの三角関係にしても、嫉妬も確執もなく、最後まで3Pハッピーみたいな関係で、ほとんど大人のファンタジー、それがリアルな麻薬抗争 と絡まされても、こちらには、どうにも埋められないチグハフグを感じてしまった。 どうしようもない麻薬汚染の実態に<犬の力>ではウインズロウは(訳者曰く)怒っていたのだが、ここでは、あきらめてしまったのか... <もう、ふざけるしかないよネ>と言った気分なのか... それでも、十分☆4の物語なのだから、<恐るべし>というべきか、<次はもういいよネ>と言うべきか.... 映画化されたそうで、多分そこそこ面白いものになるだろうけど、<一食抜いてもどうしても>と言う気には今の所なれない。 (「サトリ」の続編にも触手は伸びない) いいから、「犬の力」続編か、スピン・オフ(カランがいい!)書いてくださいョ。 | ||||
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読み始めたら、やはり、食事中も手放すことができなかった。 麻薬、抗争、恋愛、友情というテーマは金太郎飴のごとくで、これまでウィンズロウを読んできた者には、ストーリーも意外性はないのだけれど、ついつい読まされてしまう。 解説で、続編の手法まで聞かされると、ややしらけてしまうが、また買ってしまうんだろうな。 おもしろいんだもの。 | ||||
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