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野蛮なやつら



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【この小説が収録されている参考書籍】
野蛮なやつら (角川文庫)

野蛮なやつらの評価: 2.58/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

読みづらいんですかね。

ウィンズローの作品には当たり外れがある。
ドーン・パトロール(夜明けのパトロール)はいい。翻訳もいい。
スラングや専門用語を理解して訳しているし、もちろん原書も良いのだろう。
グレアムとニールのシリーズも前半はいいが、シリーズ後半は翻訳の出来が悪く評価出来ない。

本書もどちらかというと外れ。
まず、設定が現実味ない。主人公の裏社会での立ち位置とカルテルとの関わりなんか今ひとつリアルじゃない。
突拍子もない設定なら突き抜ければ良いのに、中途半端。
次にストーリーとか起承転結はなく、淡々と日々の流れを綴っただけのスタイルは退屈に感じる。

また、原書の文体が面倒くさいせいもあるのだろうが、原文のニュアンスが伝わらない訳になっているところが散見出来る。
直訳しちゃった?っていう感じでしょうか。

スラングや若者文化が多く出て来る作品には東江さんは向かない。(銃、車等の専門用語、趣味的分野も苦手みたい)
なぜなら、正しい英語は出来てもスラング等の口語の微妙なニュアンス、意味を日本語のスラングや現在の言葉(若者が使う言葉)で表現する事ができないからだ。
おじさんが無理矢理若者言葉使うと、ん?微妙〜ってなるでしょ、あれ。
野蛮なやつら (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野蛮なやつら (角川文庫)より
4041001749
No.5:
(2pt)

漫画みたい。

他の作品でいいのがあったのと、映画の評判がよかったのでよみました。漫画みたいで先がわかってしまったけど、まあまあかな。
野蛮なやつら (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野蛮なやつら (角川文庫)より
4041001749
No.4:
(1pt)

どうしたんですか…ドンさん…

もしかしたら、映画化の話が先に来てその時に『“犬の力”に似た作品を作ってくれないか?』と頼まれたのでは、と思わせるできばえです。
今まで日本で発売されているドン・ウィンズロウ作品は全て読んでます。
初めてドン・ウィンズロウ作品で『うわ〜…何だこりゃ…』とガッカリしました。 無理やり“ラップ”や“ヒップホップ”を聴かされているような文章の作りも一体、何のつもりか…
今作の後日談だか前日談だかが出るという話しもありますが、多分、そちらも買うとは思います。
野蛮なやつら (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野蛮なやつら (角川文庫)より
4041001749
No.3:
(1pt)

手抜きか?

久々にウィンズロウを読んだが、残念。
ストーリーの斬新さも、ハードボイルドの乾いた語り口も、
主人公やそれを取り巻く人間もほとんど魅力がない。

「犬の力」の簡略版としか思えず、サイドストーリーとして
出版したほうがまだましとさえ思える出来。

背景そのものが完全な「犬の力」の模倣であり、著者が同じとは
いえ、ここまで同じ展開であると「詐欺」とさえ考えた。
「犬の力」は、私個人としては最高の☆☆☆☆☆だったが、
この作品には何の愛着も見出せず、最低ランクの☆のみ。

邦訳の関係ではなく、ウィンズロウが何を勘違いしたか、
癖のある・耳障りの悪い文章をなぜ書いたかも不明。
何を表現したかったかさえ不明。

軽いノリの三人組みに、これほど軽薄な行動をとらせることで
「ポップな文体」でも目指したのか????

とにかく???の連続で、最後には頭を抱えて「犬の力を
絶賛するんじゃなかった」と反省しきり。

メキシコのカルテル・アメリカの捜査当局など、目新しいものは
まるでなく、カルテルの女頭目の存在には正直笑った。

筋立て自体が存在しないので、ストーリーがどかという問題でもなく、
トマス・ハリスの「ハンニバル・ライジング」と言えば、
理解していただけるだろうか。

さよなら、ウィンズロウ  
  たぶん二度と読むことはありません。
  あなたの才能を惜しみます。
  「犬の力」がヒットしたといって二番煎じはいけません。
野蛮なやつら (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野蛮なやつら (角川文庫)より
4041001749
No.2:
(1pt)

何なんだろう

この小説? 70年代のハリウッド映画のテーマを無理矢理現代に置き換えたみたいな雰囲気。
SEX、暴力、そしてドラッグ・・・・シナリオみたいな文章だなと思っていたら、
案の定映画化とのことです。翻訳者は苦労したと思いますが、読みにくいです。
作者の思い入れみたいなものが強くて、読者はおきざりにされているような気がします。
まあ、私の感性が鈍ってきているだけかもしれません。
初期の探偵ニール君はよかったんだけど、本作は登場人物にも深みがなく、ストーリーも
ありきたりでした。
結論・・・・・・つまらなかったです。
野蛮なやつら (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野蛮なやつら (角川文庫)より
4041001749
No.1:
(2pt)

かなりがっかり・・・

ひとこと…面倒くさい。「犬の力」「フランキー・マシーンの冬」を期待するとがっかり。実験的な文章の組み立てに付き合わされるのが嫌な方はヤメテおいたほうが良い。翻訳もなんだかおかしいし、たぶん英語の韻を踏む難しさがあるのかもしれないが…話の中身も日本人にはあまり親しみのもてない西海岸のアングロサクソン達が主人公で感情移入が全然できず。こういう国に生まれてこなくて良かったなとつくづく思ふ。ウインスロウさん復活してきたと思ったら滑ってしまいました。残念。
野蛮なやつら (角川文庫)Amazon書評・レビュー:野蛮なやつら (角川文庫)より
4041001749

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