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緑の毒
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緑の毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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いや、勿論OUTとかに比べたら全然ですが・・ INなんて最悪だったでしょう。 それに比べ 良い方です。 正直、INや東京島を読んだ後はもう著者の本は読まない、 と決めてました。 が、これは読みやすかったし 悪く無かったです。 ★4というよりは3.5くらいです。 | ||||
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桐野さんの本は、いつも私を毒してくれる。 前に「残虐記」という作品を読んで、吐き気を催したほど。 この「緑の毒」も、設定からして重い。グロい。 睡眠薬を注射してレイプに及ぶ、主人公の闇。 犯された、女性たちの闇。 主人公の妻の、闇・・・。 どれをとっても気持ちが悪い。 なのに、また読みたくなる。どっぷり漬かりたくなる。 | ||||
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どうして、医者でもないのに、こんなによく医者の世界を知っているのでしょうか? 医者の私は、本当に 心から感心していました。 女医である私は、何度も何度も、そうそう・・・っと、小説を読みながら頷いてしまいました。 人生は、本当に面白いです。 | ||||
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新刊が出ると欠かさず読んでいる桐野さんの長編小説です。 今回も桐野ワールド全開 主人公は川辺康之、妻あり子なし、39歳、開業医 そして連続レイプ犯。 とにかくこの主人公が悪い プライドだけは異常に高く全身高級品を身にまとい妻への不満を抱きながら次々とレイプを繰り返して行く。 普通どんな悪い主人公でも一縷の同情の気持ちが芽生えたりするものですがこの主人公には全く同情の余地なし。 他の登場人物、主人公の妻、その愛人、そしてレイプされた女性たち みんなそれぞれに毒を持ち、共感出来る人物が1人も出て来ない所が 桐野さんらしいと言えば桐野さんらしい様な気がします。 読んでいて決して気持ちの良いお話ではありませんが いつもながらの登場人物の心理描写が見事で脳内映像でずっと動いていました。 読者を飽きさせないと言う事ではやはり桐野さんの作品は面白いのだと思います。 | ||||
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行間から滲み出てくる悪意が実にナッチャンらしい一品です。かなり多くの登場人物が登場しますが、価値観や悩み、信条が短いページ数ながらきちんと書かれているので雑な印象はありません。登場人物のほとんどは嫌な感じを含んでいて実にナッチャンらしいのですが、若くて金の無い女の子達の描かれ方にはナッチャンの愛情が感じられました。話のスケールも小さいので映画化しても上手くまとまりそう。ファンならお勧めです。 | ||||
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医者で「川辺クリニック」の院長・川辺は、勤務医の妻・カオルとの仲がうまくいっていない。 カオルが勤務先の医師・玉木と不倫関係にあるのだ。 ある夜、玉木の姿を目撃した川辺は、嫉妬と邪心から、1人暮らしの女性の部屋に侵入し、レイプを犯す。 実は川辺はレイプ魔で、過去にも3回のレイプ経験があるのだ。 ここを出発点に多彩な人間関係が進展していく。 ネットを利用して連絡を取り合う被害女性たち。川辺クリニックの憎悪に満ちた人間模様。 地方の大病院の後を継ぐため、いやいや故郷に帰った川辺の元共同経営者・野崎、等々。 読んでいて話があちこちに飛びすぎている感がした。 だが、人間の心の中に潜む邪悪な心を描きようは、さすが桐野さんだと思う。 桐野ファンにとっては、楽しむことのできる1冊ではないだろうか。 また、ラストでネットやツイッターを駆使して川辺が追いつめられるシーンは爽快だった。「I`m sorry, mama」のラストと似ている。 ただし個人的には、野崎やカオルや玉木や川辺クリニックに勤務している女性たちがこれからどうなるのか等、 未解決のまま残される点が多すぎるのが気になったので、星1つ引いて4つ星にします。 | ||||
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