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緑の毒
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緑の毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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面白くないです | ||||
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半分過ぎた頃にページ数から見て犯罪に至る経緯と復習劇の展開が間に合うのか心配になり、終盤に差し掛かりまさか簡単に片付けないよね?と。そしたら、あら、終わっちゃった。。。この肉付けのない小説期待して読んじゃったじゃないか。お金返して。作家の皆さん、真梨幸子さんを見習って下さい。 | ||||
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この小説は一体何が言いたかったのだろう、というが読後感。 推理・サスペンスにしては伏線がなにもないし、大したトリックもない。 主人公が悪者で、ラストでコテンパンにされる勧善懲悪ものとして読んだとしても、 本作の主人公は悪者は悪者なのだけど、本当に頭が悪いというか、 犯罪を犯すにしても、バレて当たり前というレベルで犯すので、 ラストでやっつけられても、 そりゃそうでしょ、という気分になる。 読むのは時間の無駄だと思う。 | ||||
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どうしようかと、迷いながらよみはじめtが、やはり、いまいち、著者の作品にしては、テーマもテーマだが、軽すぎて感情移入できず、途中放棄。 | ||||
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テーマはとても興味深い。 川辺も十二分に吐き気のするような嫌な男に描かれている。 けれど、このテーマ、この嫌な男…という材料が揃っていながらも、何か物足りないのは何故だろう…。 『グロテスク』『OUT』のような、容赦のない世界が見たい。 かさぶたを無理矢理剥がすような、桐野作品独特の容赦の無さが見たい。 ラストも個人的にはポカーンでした。 | ||||
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多くの方が書いているように、いつもの桐野作品の深さとか、毒々しさがない。 被害者たちが簡単に繋がり、あっさり犯人の身元が割れる。ミステリとしての意外性がない。 読みやすいけど、何が書きたかったのか、よくわからない。 最後の発表時期を見ると、最初の章を書いてから、完結するまで時期がずいぶん掛かっている。 作家本人も、実はあんまり発表したくない作品だったんじゃないのかなあ、と思ったりする。 | ||||
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何冊かこの著者の本を読んでいますがこの本は人物もラストも中途半端で軽さを感じてしまいました。 書名から受けたドロドロ系ではなく非常にあっさり系だったので読みやすい反面不完全燃焼した気がします。 特にラストは数十ページで「やっつけ仕事しました!」的で物足りないです。 書名の意味も私にはわからなかった。 次回はもっと濃いのを期待します。という事で★ひとつです。 | ||||
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タイトルに魅せられて読んだが、奇妙な失敗作というべきか。 開業医が水曜日の夜に手当たり次第に住居に不法侵入してスタンガンで気絶させ、麻酔薬を注射して婦女暴行するという話には大いに興味を抱いたのであるが、いったいどうしてそういう事に及ぼうとしたのかという動機が最後まで不明であった。 もしかするとそれは「当方の不明」によるものかもしれないが、いくら同業の医師である妻との関係がおもわしくないからといって、この若くて、お洒落で、金離れのよい東京の開業医が、なにを血迷ってだか連続レイプ事件を引き起こす「遺伝子異常」以外のなんらの必然性も感じられず、そんなことは頭の良い著者だって充分分かったうえで書いているに違いない。 だとすれば、これは暴行された女性たちの被害者同盟や復讐を誓う者たちの怒りや悲しみがいちおうもっともらしく描かれているとはいうものの、お話の本質は医師や病院を舞台にした一種の通俗娯楽小説であって、ここには最近著者が提起した「東京島」や「ナニカアル」などの文学的人生的サムシングは皆無なのであった。 | ||||
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まず一言。 桐野女史の毒って、こんなものだったっけ? まぁ、敢えて、主人公が場当たり的というか、根っからの 悪として、浅知恵しかない短絡的設定にしたのかもしれないが、 心の闇とまでも全く言えないし、ドス黒さ、不気味さも皆無。 レイプに至る動機も中途半端で、犯行も穴だらけ、近場で 済ます上に、証拠も残し放題。 最後だって、「痛快」ってほどの盛り上がりはない。 追いつめられていく過程もご都合主義満載で、ここまで 滑稽な主人公(犯人)、軽薄な被害者、特徴の無い関係者で ライトな小説を書かれると、至極がっかり。 レイプという絶対許されない所業も、簡単に出来てしまう 設定、レイプ被害者のトラウマや恨みの描き方も上っ面だけ。 ネットを利用して、現代的な設定とでも言えば、それなりの見方も できるが、それは桐野女史があえて書く必要はあるまいにね。 結局のところ、レイプや不倫はいけませんよっていうテーマ なのか、それとも何か言いたいことがあるのか、理解不能な 作品でしたな。 | ||||
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最近のこの著者との相性が悪いらしい。 読後、見事に何も残らない。 情念の部分がどこか中途半端で、このぐらい書けばいいだろう・・的な匂いを感じてしまった。 帯にあった医療業界の裏側みたいなものを期待したが、まったく描かれていない。 | ||||
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「レイプはだめだよ〜」「不倫はだめだよ〜」 と言っているだけな気がしまして… きちんと読み込めてなくてファンの方には失礼なんですが、 どうも… 何も残らないというか… いや、主人公が転落してからの転がりっぷりは 読んでて爽快ですし、 構成も面白いんですけど、 でも… それだけ…。 いやこのジャンルの本に何か求めるのも違うのかもしれないんですけど、 もうちょっと何かあってもっていう残念な読後感でした… うまく言えずすみませんが。 | ||||
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人間のジワリとした邪悪さにぞくりとくるが、さらにその奥底に潜むものの造りこみがモノ足りない。帯の「医者にも階級が…」の世界はほとんど描かれていないので、医療界の闇、を期待されるなら、おススメしません。作者のこれでもか、これでもかという邪心への粘性が、残念ながら今回はモノ足りないかな。 | ||||
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