■スポンサードリンク
(短編集)
腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なし | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安楽椅子探偵というカテゴリーに分類はされていますが、 ミステリーや探偵が推理しているような感じ全くなく、 ユーモアと言うかお馬鹿っぷりを楽しむ作品だと思います。 7編が収録されています。 それぞれの編は独立した話となっていますが、 登場人物が被っているエピソードもあるので、 登場人物は記憶にとどめておいた方がより楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どれも普通です。 謎も普通(心躍るものではない)、解決も普通(ああそうか・・と思う程度)です。 西澤氏の作品は好きなのでよく読んでいるのですが、このシリーズだけは何となく敬遠していました。 長編でみられるようなトリックの冴えもありませんし、まだ読んでいなくて読もうかどうか迷っている人には『読まなくても大丈夫』といってあげたいと思うくらいの凡作です(ちなみに最新長編の『彼女はもういない』は名作だと思います)。 短編なので仕方がないとは思うのですが、この長さの短編は西澤さんには向いていません。 彼が本当の力を発揮できるのは『中編』又は『長編』だと思います(勿論、長編にも『これはチョッとと思うものはありますが・・・)。 読んで、『ちょっと時間を損したな・・』と思われる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
05年07月の単行本,07年12月のノベルスを経て文庫化.全7編の連作短編ミステリです. 『腕貫』とは,テレビなどでよく見る事務員さんらの袖を覆う汚れ防止のためのカバー. 本作は,その腕貫の似合う市役所職員(らしい?)が探偵役を務める内容となっています. さてこちら,区切るならば現場を見ずに推理をする『安楽椅子探偵』が近そうですが, よくあるそれらとは少し異なり,探偵はほとんど顔を出さず,積極的にも関わりません. 各編とも大学生やサラリーマンなど,それぞれの物語とトラブルや疑問を抱える人が居て, そんな彼らの近くにいつの間にか現れ,その隙間を埋めるためのヒントをチラリと出すだけ. そして問題は一応の解決を見せるのですが,具体的にその後までが描かれることはありません. また正直なところ,作中の情報だけで探偵が語る『真相』に辿り着くのは難しいのですが, 理詰めで語られる終盤は,「確かにそうだった」と納得させられる気持ちのよさがあります. 扱われる事件も大掛かりなものから日常の謎,そしてゾッとしそうなものとバラエティに富み, 他にも話運びの巧さや,編を跨いで場所や人が繋がる仕掛けなどは些細ながらも楽しくなります. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
05年07月の単行本,07年12月のノベルスを経て文庫化.全7編の連作短編ミステリです. 『腕貫』とは,テレビなどでよく見る事務員さんらの袖を覆う汚れ防止のためのカバー. 本作は,その腕貫の似合う市役所職員(らしい?)が探偵役を務める内容となっています. さてこちら,区切るならば現場を見ずに推理をする『安楽椅子探偵』が近そうですが, よくあるそれらとは少し異なり,探偵はほとんど顔を出さず,積極的にも関わりません. 各編とも大学生やサラリーマンなど,それぞれの物語とトラブルや疑問を抱える人が居て, そんな彼らの近くにいつの間にか現れ,その隙間を埋めるためのヒントをチラリと出すだけ. そして問題は一応の解決を見せるのですが,具体的にその後までが描かれることはありません. また正直なところ,作中の情報だけで探偵が語る『真相』に辿り着くのは難しいのですが, 理詰めで語られる終盤は,「確かにそうだった」と納得させられる気持ちのよさがあります. 扱われる事件も大掛かりなものから日常の謎,そしてゾッとしそうなものとバラエティに富み, 他にも話運びの巧さや,編を跨いで場所や人が繋がる仕掛けなどは些細ながらも楽しくなります. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2005年に出た単行本の文庫化。 7編を収める短編集。 探偵役が珍妙。腕貫をはめた、いかにも公務員という風体の男で、町のあちこちに出没しては、市民の相談に乗っていく。いかにも「お役所仕事」というディテールが凝っている。 ミステリとしては、まあまあだろう。初編の「腕貫探偵登場」に光るものがあった。 あとはちょっとアレだが、まあ、そんなにひどいというものでもない。 続編として『腕貫探偵、残業中』がある。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!