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緋色の楽譜
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緋色の楽譜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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歴史芸術ミステリは大好きな分野ですし、壮大な構想で展開するサスペンスのようでしたので迷わずひもといてみましたが、話の運びや、ヒロインの「発見」に「無理」がありすぎて(苦笑)。 「ナニッ?」 「そんなのアリ?」 と何度ものけぞりました。 そこを納得させるのが著者の力量? 訳にもミョーに紋切り型な部分があって、ヒロインがすごく軽薄に感じられました。 『心理学的にありえない』ではさほど違和感なく入り込めた「共感覚」というリスキーな素材も、この作品ではいかがなものでしょうか? ヒロインが得意げに使いこなすノートPCやipod程度の「小道具」に堕している感は否めません。 リストについてはたいへん勉強させていただきましたし、なんだかんだ言いながら上下巻一気読みいたしましたので意欲作であるのはまちがいありませんが、「読み物」としてのまとまり、読者をいざなう活字のリズム、ストーリーの流れなどはいまいちです。 悪の秘密結社も弱いんだが強いんだかわからない組織ですし、とってつけたような(読者サービスのつもり?)ヒロインのロマンスも、かえって読者をばかにしているようでしらけました。 「ヨーロッパ周遊の旅」的なお愉しみは味わえますけれども。 | ||||
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