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メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット
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メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 1~20 1/5ページ
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梱包もしっかりしていて、到着も早かったです。 いい買い物ができました。 | ||||
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早逝した天才作家のノベライズ あとがきは必ず本編読了後に読むべき。 今まであとがきって好きじゃなかったんですが、この作品に限ってはあとがきで涙する。 | ||||
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伊藤計劃オリジナルの虐殺器官やハーモニーと比すればゲームのノベライズ化ということで、純粋性から生じる輝きや美しさや切実さの点で見劣りしますが、 著者自身があとがきで述べているように、小説の真髄である、どのように物語を語るか、の『どのように』に力と工夫が施された佳作だと思います。 著者が20年のファンであった小島秀夫監督の巻末の次のが言葉が心に響きます。 それはまさに小説中、著者がオタコンに語らせた言葉「人間が生きているのは、どんなかたちであれ他の人間に記憶してもらうためだ。人は死ぬ。でも死は敗北ではない。仮にその名前が喪われても、その人が成し遂げたことの意味は、こだまのように人から人へと伝わってゆく」 ◯小島秀夫監督の最後の言葉 「伊藤さんという存在のおかげで、クリエイターとして得がたい幸せな経験をさせてもらいました。伊藤計劃さん、ありがとうございました。」 ◯文中より欺瞞のアフターコロナ時代に心につきささる言葉 ・いまやすべては監視され、統制されている ・いまやアメリカは戦争を経済活動のひとつにしてしまった ・サニーたちの世代に俺たちの呪いを継がせるわけにはいかない ・人間個々人に特有の遺伝子配列にのみ反応し、心筋細胞に細胞自死を引き起こすことで、選択的に人を殺すことができるウィルス兵器 ・アフリカでは、多くの国の平均寿命は四十を越えない。ぼくらが七十年八十年、子供を育て終えてもなお平然と生きつづけることができるのに比べれば、そこには残酷な格差がある。それでも、皆が気にするのは相も変わらず地球温暖化であり、絶滅危惧種の動物であり、明日の株価についてだったりする。これだけ膨大な数の屍が築かれていても、衣食住に困らない人間は、涼しい顔で毎日生きることができる。 ・「愛国者達」の存在は知っているようだ。その存在を知るものは極端に少ないし、たまにいたとしてもパラノイアじみたフリーメーソンやユダヤ陰謀論の亜種に過ぎなかったりする。実際に機能する、純粋なテクノロジーとしての「愛国者達」を知っている者はほとんどいない。 ・人ではない、システムがこの国を、世界の戦争経済を運営している。 ・生命は苦痛に満ちていた。その愛しき苦痛こそが生命なのだ。 ・肉体に気持ちがついてくるのだ。それはある意味で残酷な、人間の肉体と精神に備わる身も蓋もなさだった。そんな自分の心身を、束の間ぼくは激しく憎んだ。 ・人という存在はすべて、物理的肉体であると同時に語り継がれる物語でもある。 ・人間だけじゃない。船も、建物も、物にもーーーそれぞれに物語がある。ぼくらは結局、ひとりひとりがお話なんだ。 ・語らねばならないはずの物語 ・人間にはいつだって時間がないんだ。そうやってた互いの距離ばかり探り合っていては、結局何ひとつ伝わらない。けれど、ぼくらはいつだって、それをさぼって先送りにしてしまう。 ・人は、その立場に立たされれば嫌でも役割を背負わされるのだ。状況が人間を形づくる。 ・すべてを赦し、受け入れること ・光を消さなければ、影は消えない。光がある限り、影を消しても意味はない。 ・希望はある。何かを変えようと踏み出すことができさえすれば。 ・システムへの参加を拒むことは、そのまま疎外に直結する。世の中はそういう仕組みになっているのだ。 ・自分自身に対する戦いには、確かに勝敗が存在するんだ。 ・気づいたときにはいつだって、重要なことはすべて終わっているのだ。 ・自分自身の人生を生きることができる人間は、そう多くない。何せ「愛国者達」が世界中の人間を握っていたんだからな。 ・ぼくはこの本で、そのことをきみに伝えようとした。ただ生きること。誠実に、他者を尊敬しつつ、自分の信念を生きること。背中でものを言う、という言葉があるよね。スネークはまさにそういう人だった。黙って己の務めを果たすことで、多くの人間を変えていったんだ。 ・この世界は、そんなささやかな物語の集合体なんだ。 | ||||
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期待通りの商品です | ||||
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すごくいい | ||||
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最高 | ||||
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ゲームもしましたがゲームでは書かれなかった 登場人物の心情を知ることができて良いと思います。 本来ならゲームの中で出てくるボスキャラが書かれていないので、本当に一つの物語として楽しめました。 | ||||
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とあるYouTuberか紹介していたのをきっかけに即購入し、一気に読み切りました。 原作であるMGS4はMGSシリーズの中で個人的に一番好きな作品であることもあり、とても入り込めました。 ノベライズですので大筋はゲームと同じですが細部が異なっており、1番目を惹かれたのはスネークの老化の描写でした。 ゲーム中ではプレイヤーが操作しているため、その老いの辛さやスネークの心の内、オタコンの心情などはムービーと無線を除きほとんど感じられません。 ですがこの作品内ではスネークはゲームのキャラではなく常に一人の傭兵、人間として描かれています。 ゲーム内でも70代程度の老化具合と説明はありますが、実際に70代の体でゲーム内のような動きをしたらどうか。その現実を改めて突きつけられ、スネークは劇中こんなにも辛い状況で戦っていたのかと驚きを隠せませんでした。 それを間近で見続けたオタコンの心情も考えると、なんとも言い表せない気分になります。 そんな中であんな壮絶な戦いを繰り広げていたスネーク達の物語を、オタコンの語りによってその時の心情も合わせて詳細に感じることができるのが本作です。 ゲーム中以上にスネークとオタコンの信頼の強さを目の当たりにし、自然と目頭が熱くなりました。 既プレイの方はもちろん読んでいただきたいですが、メタルギアをプレイしたことがない方でも純粋に物語としてとても読み応えのあるものだと思うので是非読んでいただきたいと思える作品でした。 | ||||
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BB部隊とか言う原作に要らない要素を描かなくてもMGS4は楽しめる 伊藤さんが天国に旅立ってしまわれたのが非常に残念な事で他の作品も書いて欲しかったですが無い物ねだりは出来ないです | ||||
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主人公以外の人物の行動はただ不可解で、行き当たりばったりにしか思えません。 この本の外のゲームを体感している人には、ゲーム世界の理解が深まって良いかもしれませんが、ゲームを体験していない人には全然面白くありません。 | ||||
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「ハーモニー」という小説がありますが、何のはなしにこの方のテーマは「ハーモニー」と「円環」なのかなあ、と考えおり本作もそういったもの…だったのかなあ?と考えたりしました。 ゲームを知らないので世界観を理解するのに時間がかかり(「ザ ボス」と「ザ ビックボス」って別人なのかよ…つうか誰だよ!に始まり^_^)終盤のあまりの伏線回収の見事さに頭がついていかなかったり、厨二感満載の中間シーンがあったりと戸惑うところは多かったものの(多分人間関係今も把握しきってない…)、壮大な物語を読み終えた感想は私がここにレビューを書きたくなる程のものでした。 他の方のゲームを小説にしてるそうですが世界観、語り口は見事に伊藤計劃だ!とかんじました。 終盤のコッテリ感に星一つ減らしたくらいです(^^) | ||||
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読んだのはもうかなり前ですが、これが人生初の小説作品でした。 当時は理解せず読んでましたが今読むとまた面白いです。 オタコンの視点で展開されるスネークの物語となっており、伊藤さんお得意の一人称視点の語りになります。これは氏の『虐殺器官』や『ハーモニー』と同じですね。 BB部隊がオミットされたりと独自のものはありますが、そのおかげでスネークがよりリアルな存在となってます。 ネタバレになるので詳細こそ控えますが、ある人物との戦いの際、スネークが何を思って戦っていたのかを描かれていたのも好印象です。 個人的には、原作ゲームよりもこちらをお勧めしたいほど、完成度の高い作品でした。 | ||||
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私はゲームをプレイしたことが無い。 そして登場人物も知らない。 それでも十分面白かったです。 ただ、初見の人間にはビッグボスやらボスやら云々の系譜を理解しきれるほど簡易な本とは言い難いです。 それをイマイチ理解できなくても楽しもうとするいい加減さが必要でしょう。 ただ、思いほのかウェットでしたね。 こんな感情の起伏を感じながら戦う人っているのかねって心底思いましたし私には結構そのウェットな感情が邪魔でした。 | ||||
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伊藤計劃さんの作品がもっと読みたい!と購入。全くゲームを知らなかったので、ウィキを読みながら読みました。最初はとにかく辛かったのですが、途中からはあまりゲームを意識せずに読めました。・・・というのが素直な感想です。 | ||||
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内容はちょっと初めての人にはわからないところが少しあるなと思ったが、表現などが素晴らしかった。語彙力がないので他の人のレビューを参照してください | ||||
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本書はゲーム〈メタルギア ソリッド 4〉のノベラズ。著者は伊藤計劃(1974 - 2009)氏。 評者は伊藤氏のほかの作品をおもしろく読んだので、本書に手を出してみました。そのため《メタルギア》シリーズのゲームを一切プレイをしたことがない立場からのレビューです。 結論を言えば、本書は《メタルギア》シリーズのゲームプレイヤー向け。ただ著者のファンであれば、他作品との共通点も見出せますし、著者のあとがきと、本シリーズのゲーム監督の小島秀夫氏による著者への追悼文は一読の価値があるかもしれません。 読み進めて最初の印象は、説明文が多いということ。なんらかの人物や機関の名前が出てくるたびに、それらの設定や経緯が説明されるのですが、それが非常に疲れます。しかし説明がないとゲームプレイヤー以外は理解できないため、読み飛ばすこともできない。そのあたりはジレンマでした。 展開もかなりご都合主義的。前に死んだはずの人物が、じつは生きていたという展開が多すぎます。ほかにも、ほとんど匿名と言って良い人々はあっさりと死ぬ一方で、主要人物はどんな窮地に立たされても死にません。また、展開が目まぐるしく変わるのですが、脈絡に関係なく二転三転するので、一気に置いてけぼりをくらいます。ゲームにおけるリアリティでは問題なかった要素が、小説におけるリアリティの水準では無理があったからだと思います。 もちろん以上の事柄はほとんどゲームのノベライズであるため仕方のない点ではあります。ですが一個の独立した作品として考えたとき、評価はできませんでした。 亡くなった著者の病気を考えると、あまり揚げ足をとりたくはないのですが、文章も明らかに推敲不足です。とくに視点と人称の切り替えがあまり雑すぎます。 ただし本書の細かい設定やガジェットは、著者の『虐殺器官』などにも通じるものがあります。そのため《メタルギア》シリーズが著者に与えた影響がおおきかったことがわかるので、著者のルーツのひとつをうかがうことができます。小島氏の追悼文も涙腺をゆるませるものがありました。 | ||||
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小説のつもりで読んだらまったく面白味がなく、途中で放り出した。伊藤計劃の他の作品はいずれも面白く、その才能は惜しんで余りある。この作品は少々ガッカリしたが、ゲームの筋書なのだから、仕方ないのだろう。 | ||||
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小島秀夫氏が「メタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」書籍化を懇願して完成したもの。 非常に濃密な内容。視点やストーリー構成も面白い | ||||
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私は「メタルギア」というゲーム自体知らないが伊藤計劃の書いた作品と言うだけで読んで見た。文庫本で500ページを超える大作で読破に時間が掛かったが、相応の満足感は得る事が出来た。 やはり知らなかった事が大きいのだろう。そういう読者にも理解出来るように書かれてはいたものの非常に難解で、特に前半では読むのにかなり苦労した。が、次第に世界観など「メタルギア」の世界が見えて来るに連れて読み易くなり、最終盤では感動する事も出来た。全編に渡って濃密な描写で戦闘シーンの迫力が素晴らしく、ノベライズとは思えない力作。難を挙げればやはり難解な事と、感動的ではあるがラストが冗長と思われること。 いずれにしろ伊藤計劃の名に恥じない作品で、読む価値は十分にあったと思う。 | ||||
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メタルギアのノベライズですが単なるノベライズにとどまらずメタルギタ全体を通したまとめと言うような役割を果たしてるとおもいます。 メタルギアはプレイしたことあるけどストーリーがいまいち整理できない人は読んでみるとより理解が深まって楽しいと思います。 | ||||
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