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メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット
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メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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私はゲームをプレイしたことが無い。 そして登場人物も知らない。 それでも十分面白かったです。 ただ、初見の人間にはビッグボスやらボスやら云々の系譜を理解しきれるほど簡易な本とは言い難いです。 それをイマイチ理解できなくても楽しもうとするいい加減さが必要でしょう。 ただ、思いほのかウェットでしたね。 こんな感情の起伏を感じながら戦う人っているのかねって心底思いましたし私には結構そのウェットな感情が邪魔でした。 | ||||
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伊藤計劃さんの作品がもっと読みたい!と購入。全くゲームを知らなかったので、ウィキを読みながら読みました。最初はとにかく辛かったのですが、途中からはあまりゲームを意識せずに読めました。・・・というのが素直な感想です。 | ||||
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本書はゲーム〈メタルギア ソリッド 4〉のノベラズですが、著者のほかの作品をおもしろく読んだので手を出してみました。《メタルギア》シリーズのゲームを一切プレイをしたことがない立場からのレビューです。 はじめに結論を言えば、本書は《メタルギア》シリーズのゲームプレイヤー向けだということです。ただ、著者のファンであれば、他作品との共通点も見出せますし、著者のあとがきと、本シリーズのゲーム監督の小島秀夫氏による著者への追悼文は一読の価値があるかもしれません。 読み進めて、最初の印象は説明文が多いということです。なんらかの人物や機関の名前が出てくるたびに、それらの設定や経緯が説明されるのですが、それが非常に疲れます。しかし説明がないとゲームプレイヤー以外は理解できないので、読み飛ばすこともできません。そのあたりはジレンマです。 展開もかなりご都合主義的です。前に死んだはずの人物が実は生きてたという展開が多すぎます。ほかにも、ほとんど匿名と言って良い人々はあっさりと死ぬ一方で、主要人物はどんな窮地に立たされても死にません。また、展開が目まぐるしく変わるのですが、脈絡に関係なく一転するので、一気に置いてけぼりをくらいます。 狭い範囲で人称が入れ変わったさい、誰の視点かわかりずらいものがありました。 もちろん以上の事柄はほとんどゲームのノベライズであるため仕方のない点ではあります。ですが一個の独立した作品として考えたとき、あまり評価はできませんでした。 しかし本書の細かい設定やガジェットは、著者の『虐殺器官』などにも通じるものがあります。また、小島氏の追悼文からも著者が《メタルギア》シリーズの熱烈なファンであったことが記されています。そのため《メタルギア》シリーズが著者に与えた影響がおおきかったことがわかるので、著者のルーツのひとつをうかがうことができます。 くわえてページ数は少ないですが、あとがきで著者が唱える「人が他者の作品を語り継ぐことの意味」は読み応えがあります。「詩に対する批評は、それ自体が詩でなければならない」とはドイツ・ロマン主義の考え方ですが、著者の同様な見解を述べており、本書は著者によるゲームの「批評」となっているようです。メディアミックスが乱造されるな昨今、著者の残した言葉は見直されるべきでしょう。ゲームをプレイしていないので、著者の「批評」がどのように果たされていたかわからないのが残念です。 小島氏の追悼文も涙腺をゆるませるものがありました。 | ||||
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オタコン視点での展開です。 スネークイーターからメタルギアソリッド、サンズオブリバティを1本につなぐ要素があり楽しめました。 軍事的な面やテクニカルで細かい描写などがあり、解説とかが長いと思う部分もありましたがそれは個人的な意見です。 当方は仕事や家庭の都合でとてもゲームをしている時間がないため小説でガンズオブパトリオットをプレイ?しましたが、ヴァンプと雷電の戦闘シーンはよかったです。その他、先の3作品はプレイしていましたが、そうだったのかと思う部分も多々ありました。それだけでも一読した価値はありました。 | ||||
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子供のために購入しました。自分でプレイしたわけでないのでわかりません。子供は集中してやっています。 | ||||
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ゲームは一切プレイした事がありません。予備知識無し。そういう立場からのレビューを一つ。 あとがきにあるようにこれはあくまで作者が熱狂的なファンであるビデオゲームのノベライズです。 「メタルギアという作品を利用して自分を出そうとは全く思わなかった」という作者の姿勢にはある種の潔よさを感じます。 ただ、それだけにゲームの内容を知らないとかなり辛い部分が多くあります。展開があまりにも御都合主義的だったり、死んだ筈の人間がキン○マンばりの超理論で蘇ってきたり、その逆もあったり。 おそらくはそれがゲームのストーリーに忠実なノベライズなんでしょうが、それだけに純粋なSF小説としては、多分、評価の範疇にいれるべきではない。 例えばオースン・スコットカードは映画「アビス」をノベライズするにあたって、未知との遭遇的なストーリーに登場人物の過去や視点まで補完し、「人間と人間でない知的生命を分かつものは何か」という点から「分かたれた人間と人間をつなぐものは何なのか」というテーマ性までを見事に深化させて描き出しました。 今作品において作者は、独自の視点による作品の解釈と描写を意識的に極力排除しているため、良くも悪くもゲームのストーリーの活字化の範囲からは出ていない。 それだけに原作ゲームのファンにとっては充分な作品だとは思います。作者の筆力は確かですから、むしろこれ以上の小説化は無理なんじゃないかとも思えます。 ただ、虐殺器官であらたな世界の地平を垣間見た一読者としては、何か一つ伊藤計劃ワールド、ひいては我々が直面している現実の現代社会との接点が欲しかったとも思ってしまいます。 もっともそれは門外漢の無い物ねだりというものかもしれませんが。 | ||||
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悪くないし、MGSファンは楽しめると思います ただ伊藤さんのファンとして他の作品から入ると MGSへのリスペクトからか抑制された書き味に 少し物足りなくなりました。 贅沢な物言いですが僕には★3です | ||||
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若くしてこの世を去った作家、伊藤計劃の同名ゲームのノベライズ作品。 何度も世界を救ってきたソリッド・スネーク。だが、いま彼の体は急速な老化に苦しめられていた。そんななか、宿命の兄弟リキッド・スネークの野望を知ってしまった彼は、盟友オタコンとともに無理を押して戦場へと向かうのだが……。 マン・マシンの完成された世界、という点は前作「虐殺器官」とほぼ同じ設定なので、あの作品が楽しめた人には楽しめる内容だと思います。 また、急激に老化していく体とか、機械に制御される意志とかの設定も独特で面白く、物語も上手に進んでいくので、単純に小説として面白い作品だとも思いました。 ただ、原作(ゲーム)があるというのはやはりネックになっています。それは、どうしても「わからない」部分が出てきてしまうからです。 僕はこのゲームのシリーズの2作をプレイしたことがありますが、それでもやってないゲームの箇所が出てくる部分は読んでて「わからないなぁ」と思ってしまいました。 作者はできるかぎり丁寧に説明はしてくれています。それでも、やはり描ききるにはこの長さでは不十分だったような気がします。 しかも、難しいことに、同時にそこは、ゲームをやった人にとって、それはやったから知ってるよという箇所が延々と説明される部分でもあるのです。繰り返しますが、僕は2作しか遊んでいません。だからこそ、両面がはっきりとわかるような気がしました。 おそらく、このゲームを知らない人にとっては「???」となってしまう箇所が多いでしょう。 逆に、このゲームを知り尽くした人にとっては「それは知ってるからもういいよ」という箇所が多くなるでしょう。 このバランスは作者にとってもすごく難しかったところだと思います。読んでいて、そのことはひしひしと伝わってきます。 ただ、それをさしおいても小説として面白い作品であることは確かです。 よく「力のある作品」という言い方をしますが、この小説にはその言葉がぴったり繰るような気がします。穴は多いけれど、何かぐっと迫る独特な魅力に満ちている。 少なくとも、ファン向けの適当なノベライズではありません。 ゲームを遊んだことのない人にもオススメします。 ※ほか、ちょっと。 ・ゲームの原作者、小島秀夫さんの後書き(インタビュー)はヤバイです。かなりジーンときます。 ・原作を知らない人、もしくは原作を知り尽くしている人の感想を聞いてみたいなぁと強く思いました。 ・正直に言えばやはり「虐殺器官」のほうが面白いです。 | ||||
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「虐殺器官」でファンなり、彼の第2作という位置づけで読み始めました.そして、彼の作品のベースはこのゲームにあるのだなと納得させられました.ただ、本作は「メタルギア」というゲームのノベライズであり、ゲームのファンが読むべき本であって小説単体としてはやはり不完全といわざるを得ないと思います。もちろん、ストーリとしては完結していますし、十分に面白いのですが多くの内容を詰め込みすぎたため、バタバタとした印象が否めません.伊藤計画さんの原点を知る意味では、十分に収穫があった作品でした. | ||||
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