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下町ロケット
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下町ロケットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全611件 561~580 29/31ページ
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最近ビジネス書や偉大な経営者の著書や伝記本を多読していましたが、 ある掲示板に久々に爽快感のある本であるとの書き込みがあり、早速 読みましたが、スピード感があり、登場人物の描き方も明解で、映像で 見るよりも鮮明に表現されており、あっという間に読み終えてしまい しまいました。 途中何度か涙があふれ出てきた場面もあり久々に感動した一冊でした。 私も経営者の一角にあり部下やライバル会社などの苦悩もありますので、 佃社長の立場になって読んでしまいました。 経営者にとって非常に勇気付けられる本です。 | ||||
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バーチャル世界だの、猟奇殺人だの、最近の小説は訳のわからないテーマが多いなかで、大企業の横暴な企業エゴに敢然を立ち向かい、苦労の末に成功を勝ちとるハッピーエンド。読んでいて久しぶりに気持ちがいい作品。 中小企業を取り巻く、様々な課題がリアルに表現されているが、筆者の元銀行員として実態を見てきた目が生きている。 危機が連鎖して主人公が追い詰められていくときに、家族、親、社員と自分を支える人々が主人公の人となりを立体的に浮き上がらせる。 人情味あふれる登場人物が場を盛り上げ、ついつい引き込まれていく。 ギリギリのところで挽回している描写が非常にリアルなので、「こんな小説じゃあるまいし?」というような薄っぺらなものは感じない。 読み返しても新たな発見がある良書。 | ||||
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ミステリーとサスペンスばかり読んでいた私も、書店に行くたびに見かける「鉄の骨」の存在は知っていました。もちろん作家さんの名前も。 しかし粗筋を見たところミステリーではなく、社会・人間ドラマを扱ったものだったようなので特に興味は湧きませんでした。 ところが以前テレビで放映された「鉄の骨」のあまりの面白さゆえ即好きな作家リストに追加。ドラマではなく本で読むべきだったと後悔しました。 月並みな表現ですが、読み始めたら最後、どんどん引き込まれてしまい止まりません。 登場人物の性格や容姿なども非常に分かりやすく、しかも全員が影が薄くなることなくしっかりとストーリーの中での重要な役割を果たしており中だるみがまったくありません。 どこを読んでいてもそこで登場している人物に完全に感情移入させられてしまうところがこの作家さんの魅力ですね。 どんな感動的な本や映画でも涙を流すことのなかった私が、ラストの数ページでは涙が滲んでしまいました。 このレビューを書いている1週間後にこの「下町ロケット」がテレビドラマ放映されますが、今から楽しみにしています。 読書の楽しさ、喜び、わくわく感、爽快感、感動。すべてを最高の内容で与えてくれる至高のエンターテイメント小説です。 | ||||
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著者の作品は「鉄の骨」に続いて2作目。「鉄の骨」はシリアスな題材を軽く読ませる作品だと思ったが、この著者独特の軽さが本書では絶妙に効いていい作品になっている。 内容は盛り沢山だ。 ・下町の中小企業が取引先から切られて売上減少したところに、競合相手から特許侵害で訴えられて苦境に陥るが、敢然と法廷闘争に挑む。 ・資金繰りに苦しむこの会社が、主力銀行に資金調達を申し込むが断られ金策に苦労する。 ・日本を代表するロケットを作る日本屈指の重工業の製造会社から、エンジン部品の特許を売ってくれと言われるが断って、逆に自社製品をこの会社に売り込もうとする。 ・中小企業の中における営業と研究部門の不和、経営方針を巡って経営陣と中堅どころとの対立。 などなどの、掘り下げると重くて深い話になりそうなテーマを、著者は軽やかに料理して話をどんどん進めていく。掘り下げが足りないと感じないわけではないが、読者はこのスピード感に乗せられて、ある時は大企業や銀行の横暴に憤り、悔しがり、ある時は社長の苦悩に共感して泣きそうになったり、そして物事がうまく進んだ時には一緒に喜んだりしてしまうのではないか。 少なくとも自分はそうだった。エンターテイメント精神に溢れているが、実は考えさせられるところも多い、いい作品だと思う。 | ||||
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直木賞選考委員の方が「読み終わった時の爽快感がある」とおっしゃっていました。私も読み始めて一気に4時間で読みとおしてしまうほど引き込まれるものがありました。テレビで著者池井戸潤氏が自らテレビドラマにもなることを紹介され「原作を超えた」と言われるのは困る、と言っていたが、私は最後の最後で納得しました。なぜ、主人公佃社長が、このロケットの水素エンジンに使うバルブシステムの特許を取り、これを決して売り渡さないし、使用させない理由が。帝国重工の役員会で、7年前に打ち上げに失敗したロケットの謎が明らかにされる・・・・・・・。 | ||||
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面白い痛快小説で一気に読める。主人公の中小企業側に憎めない好人物を配し、相手方の大企業各社には憎まれ役を配しているので、何と言うか安心して読める本だ。起承転結の四段構成になっているのだが、転から結の部分(帝国重工とのやり取り)にも小さいヤマがいくつもあって最後まで退屈させない。そういう筆者の気遣いもまた良い。 私は個人的には、中小企業善玉論には組しない。中小企業は生き残るのに必死だ、と本書にも何度も出てくるが、現実の中小企業取引は必死であるが故の理不尽さが横行する世界だ。大企業取引には大企業独特の理不尽さがあるのだけれど、本書の場合は後者がテーマなので、そこに焦点を当ててもう一言。 池井戸文学の面白さは、大企業とかエスタブリッシュメント側のロジック破綻を時に喜劇的に(時に悲劇的に)描き出すところにある。『鉄の骨』では「談合」にすがりつくゼネコンマンが出てくるし、本書では知財紛争を理解できない銀行や弁護士が嘲笑の対象になる。帝国重工の意思決定プロセスも大企業らしい様々な社内ロジックが横行していて面白い。まぁ現実にはこんな馬鹿ばっかりではなくて、変化に柔軟に対応できる人々がエスタブリッシュメント側にも相当数いるから、企業社会は破綻せずに今日も動いているのだけど。 | ||||
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30代・男です。 爽快な読後感でした。 「へえ〜、技術があったらあったで、こんな大変なことも あるのかも・・・・」と少し勉強にもなりました。 私自身大田区在住なので、舞台が同区というだけで 手に取るには十分なきっかけでした。 池上線、久が原、蒲田の名前が出てくるだけで、 なんだか嬉しくなりました。 確かに大田区は、工場が多いです。 普段自転車で通る道の両脇には「○○製作所」「○○工業」 というような看板が沢山並んでいます。 読んでいると、作中の「佃製作所」が 本当にありそうな気がしてきました。 ・・・いや、あって欲しい、と探してしまう自分がいます。 | ||||
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最近、長編小説を読むのに抵抗を覚えていました。この小説も ドラマ化され、ドラマで見ればいいかと思っていました。しかし 書店で気になって購入後 一気に読みきってしまいました。やはり テンポというか作者のうまいところだと思います。中小企業経営者なら 多少とも感じていた部分に触れられていて、共感というか内容に入り込み一気に読み進んでしまいました。 | ||||
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なかなかおもしろい作品だった。 芥川賞の不調に比べると、小気味よい。 | ||||
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直木賞受賞に値する作品。 読んでいて涙が溢れそうになった。 勧善懲悪を得意とする池井戸氏のこれまでの経済小説とは少し毛色が違った気がした。 やっぱり悪人は悪人として成敗してほしい。しかし、感動できる物としては、池井戸作品の中で最高傑作。 | ||||
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流石に直木賞受賞作です。 一気に読ませるし、テーマ的にもしっかりしているし、そこに登場する人間たちも生き生きとしています。 大企業と中小企業、銀行と企業との関係。そこにある大企業や銀行の横暴、そしてその従業員たちの保身からくる高圧的な態度。 更に酷いのは、中立であるべき裁判での裁判官の視点。ここでは、弁護士の活躍で逆転させますが、実際には、中小企業など弱者にとっては極めて不利な状況があります。 大企業の中の勢力争いも垣間見えます。 出世の道筋を求めて態度を豹変させるのは、別に珍しいことではありません。 ここで登場する大企業の態度は普通でしょう。 又、内部で従業員が反発するのも、その通りでしょう。 みんな自分の生活が大事なのです。 しかし、それだけでは長いサラリーマン生活は務まりません。 そこに、「夢」なり「生きがい」が必要です。 そうしたもののない仕事は、苦痛以外の何物でもありません。 でも、それが解るには時間がかかります。 この小説の中での若者たちの反発は良く解ります。 この本を読んでいて、実際にこの会社の中で働いている一人の人間になりました。 主人公と一緒に悩み苦しみ、最後は喜びました。 それだけ、読者を引き付ける大きなものを、この作品は持っています。 | ||||
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ロケット開発をしていた技術者が、研究所をやめたあと 父親の町工場を継ぐ。 特許をめぐり大企業が銀行などの圧力を使って町工場の 経営を圧迫していく。そのとき主人公や周囲の気持ちなどが 文章としてリアルに感じられます。 ページをめくる手が止まらない、、、とはこのことでしょう。 日本にある町工場の経営者 一人一人にも人生のドラマがある のかと思うと 実際の町にある工場を見る気持ちも変化して しまいそうです。 ワウワウで8月21日から連続ドラマとして放送されますが この小説のドキドキ感がどう伝わるのか楽しみです。 このかたの小説の空飛ぶタイヤのドラマ化も素晴らしかったので、 この小説を原作とした下町ロケットのドラマも期待してます。 | ||||
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ビジネスで頻繁に扱われるテーマの一つである 「お金」か「夢」かどちらが大切なのか? その問に一つの回答として一読の価値はあります。 物づくりにおいて もっとも大切なこと。 それは、 他社が真似できなダントツの商品をつくること。 なのですが、 それだけではビジネスとして上手くいかないのが現実。 現実的な問題に対して 経営者のみならず、従業員や家族の視点からの意見が語られていて 自分の仕事について深く考えさせられること間違いないです。 この本のように、 現実社会で全てがうまくいくかどうか分かりませんが うまくいってる会社では、このようなやり取りがされているように思います。 思いを形にしたい人。 現実の壁を乗り越える勇気が欲しい人。 経営の目的が見えていない人。 ぜひとも読んでみてください。 | ||||
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基本的には、一気に読めて臨場感もあり、面白い本です。 ただ敢えて違和感を覚えたところを述べたいと思います。 ・上場企業でも売上100億円以下のところはいっぱいあるので、売上100億円の会社は既に町工場レベルではないです。 ・特許闘争をしかけて、その後に買収を持ちかけるという発想は、普通はありえないです。 ・ベンチャーキャピタルが外資とのM&Aを斡旋するのも違和感あり。普通はないです。 ・社外の人との会話がやたらタメ口が多いですが、ビジネス上はこころの中でどう思っていても敬語を使うのが普通なので、かなり違和感があります。 話が面白いだけに、実際のビジネス感覚からすると違和感ある記述が散見され、そこが残念です。 | ||||
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直木賞受賞作にも色々あるが、これは、文句なしの直木賞作品だ。とにかく、面白い!私は、休み休み、本を読み進めていくタイプなのだが、この本に限っては、ほぼ一気読みで、アッという間に読み終えてしまった。これだけぐいぐいと引き込まれて、ページをめくる手が止まらなくなるような作品には、滅多にお目に掛かれない。本当に大満足の1冊だった。 この作品は、一言でいえば、町の中小企業が、大企業の宇宙ロケット開発プロジェクトに参加して、宇宙ロケットを飛ばそうとする物語なのだが、この物語は、一筋縄では終わらない。彼らの前には、生き馬の目を抜くような熾烈な企業間競争による倒産の危機、中小企業を見下す横暴・傲慢・身勝手な大企業の壁、夢と実利・リスクと安定を巡る社員の造反などの難題が、次から次へと待ち構え、立ち塞がってくるのだ。まさに、読者は、読んでいて本を置くタイミングが掴めず、最後まで読み続けるしかないといった感じになってしまうのだ。 これだけ波瀾万丈で、エンターテインメント性に溢れた企業小説なら、はっきりいって、下手な一般小説やミステリ小説を読むよりも、よほど面白いと思う。今、日本経済、特に中小企業は、長年にわたる景気の低迷に加え、東日本大震災、原発問題、円高といった大変な試練に立たされている。この「下町ロケット」は、そんな中小企業に働く人に、元気と勇気、そして、夢を与えてくれる痛快な作品だと絶賛したい。 | ||||
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本書は池井戸潤氏の直木賞受賞作で、8月21日からはWOWOWで5回シリーズでテレビドラマとして放送される。 著者は文科系の出身でありながら、本小説の中には多くの技術的内容が盛り込まれている。特にロケットの技術に関しては、精力的に専門家から意見を聴取したことがうかがえる。ロケットエンジンの性能を表す比推力や、燃料送りポンプが正常に作動しなくなる原因など、実に細やかに調査がなされている。また、法学部の出身ということもあり、企業における特許の重要性とその活かし方は生き生きと表現され、中小企業における対同業企業、対大企業への知財戦略の手本としても有用な記述となっている。 本書は、技術とは何か、開発とは何か、そしてそれに携わる人の心とは何か。普段科学技術に疎遠な人にも「なるほど、そうなのだ」と伝わるように大きな説得力を持って書かれている。また、大企業は大企業なりに、中小企業は中小企業なりにその内部で起こる典型的な人間の葛藤や事件を、それがまさに今、目の前で起こっているように表現されている。さすがに直木賞受賞作品である。 記述に無駄がなく、構成もしっかりとしているので、この407ページの書は、技術とは何か、開発するとは何か。今の日本人が忘れかけたものを再発見する上でも是非とも読んでおくべき一冊である。掛け声だけの復興ニッポンではなく、そこに具体的に本書で提示されたな成功事例を重ね合わせることにより、日本人も強い決意で日本の将来を考えていくことができる。 アマゾンの書籍紹介や読者の書評にあるように、本書の出来は素晴らしい。私も本書を一気に読み進め、久しぶりに科学技術に挑戦する喜び、そしてそこに人生を賭ける人の夢とロマンに感動することができた。 | ||||
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まず、タイトルが良いです。 そして、 昔懐かしいSF小説を思い出すような、 ジャケ買いしそうな素敵なフォントと表紙も好印象です。 内容は?と言うと、 良い意味で期待を裏切ってくれました。 勝手にSFだろうと決め付けて読み始めたら、 終わってみれば、本当に濃厚な人間ドラマという感じ。 その引力にグイグイと引き込まれ、 とても読みごたえがありました。 考えても見れば、 「宇宙開発」という壮大なモチーフを前に、 決して飲まれることなく、大判風呂敷も広げずに、 「部品」に焦点を絞った事で、 結果、濃い物語になっている気がします。 途中に入る家族とのやり取りも、 頭の中を整理するブレイキングタイムという感じで、 効果的な演出だと思いました。 もちろん、現実はもっと複雑で、 本当の世界は、もっと厳しいだろうなぁと、 頭では分かってはいるのです。 しかし、 主人公や周囲の人間のやりとり、 特にセリフや行動の中に現れる、 勇敢な生き様は、ロケットのように感情が湧き上がって、 その展開に不思議と説得力が出て来るのです。 良く、現実は小説よりも奇なりと言いますが、 この小説は、歯がゆい今の現実に、 少なからずの「ヒント」をくれるような気もします。 主にクリエイター、 または何らかの大きな失敗を経験した人は、 本当に熱くなる読み物だと思います。 なので、ある意味で残念なのは、 これがフィクションであるという事でしょうか? それでも尚、情熱大陸、プロジェクトXなど、 ドキュメンタリータッチの世界観が好きな方には、 相反するかもしれませんが、 特にオススメしたい1冊だと思いました。 | ||||
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日本のモノづくりにかけるエンジニアそして中小企業の社長の情熱が見事に描かれていて読み応えがあります。 大企業にも、中小企業にも良い点、悪い点がやはりあると思います。その良い点も悪い点も見事に描かれている点がとても面白かったです。 大企業の本部長クラスの方がどれほど世の中を動かしているかという凄さ 一方で大きい組織に属するため、ほとんど悪気も無く人を気づ付けてしまう大企業の怖さ(仕入先の買いたたき等) 中小企業の社長さんだからこそできる英断や自分の方針を自分で決める自由度 一方で、技術者といえども日々の資金繰りという厳しい現実に追われ、社員の生活を支えなければならないというプレッシャー 大企業で働く人、中小企業の社長さん、これから社会に出る学生読む人によって感想は変わると思いますが モノづくりにかかわるなら、そして仕事って何なのかを今一度考えなおしたいなら是非読んでいただきたい一冊です。 本書にある言葉を1文だけ引用させていただくと 「仕事っていうのは、2階建ての家みたいなものだと思う。1階部分は飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。」 私も夢と現実をバランスさせながら世の中に貢献できる仕事をしたい、そう思わせてくれる良書でした。 | ||||
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弱い立場にある中小企業の社長、社員の奮闘に感動した。 物作りを生業とする下町の企業に次々と降りかかる難題、そして好機、混乱。自分は完全分業制下での一サラリーマンであるが利益・貢献・やりがい・夢といった仕事の持つ多様性についても主人公や登場人物の立場で色々と考えさせられた。 文章も読みやすく一気に読み切れた。物質的に満たされている今のこの日本で目標を見出し難い学生諸君、若いサラリーマンにもお薦めの一書! | ||||
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知的なスリルと人間ドラマを味わえる久々の良書。 前半はロケットエンジニアリングを巡る経済ドラマ。 知的所有権を巡る知恵の絞りあいがスリリング。 大企業の圧力に屈せずそれを乗り越えていく様がドラマチック。 どこをどう切り取ってもこの本は面白い。 久々に読み応えのある本でした。 | ||||
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