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デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
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デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 41~60 3/5ページ
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中古だったけど、全然問題なし すぐ届いたので良かった。 | ||||
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ろう者の両親に生まれた聞こえる子「コーダ(Children of Deaf Adults)」である荒井は、過去とつながる殺人事件に手話通訳の立場で関わることに。ろう者のコミュニティからは疎外され、健聴者からは奇異の眼差しで見られてきた自分は何者かを問い続けてきた荒井。過去の苦い記憶を胸に自分の存在をかけて事件の真相に向き合おうとします。浮かび上がってきたのは社会的な弱者としてろう者が声をあげたくてもあげられない実態。自分が虐げられたとしても何らかの形で社会と関わり合いを持たずにはいられなかったろう者の心情には胸に迫るものがありました。普段は見えない当事者の感情や思いを形にして広く伝えようとする一冊です。 | ||||
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子供の頃から手話に興味を持っていたが、この本を読んで手話の世界というか、耳の不自由な方々の苦労や様々なことが奥深くわかった!是非、みんなにも読んでもらいたい至極の一冊! | ||||
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周りの評価が非常に高かったので読んでみました。 スラスラと読みやすく、1日で読み終えることが可能です。 また、手話の種類や聴覚障害についての今までの自分の無知を思い知らされました。 著者がこの分野についてたいへん詳しく調査されたことがうかがわれました。 ただ、ミステリーを今まで多く読んできた方には割とすぐに犯人のあたりがつきます。 また、内容には障がい者への性的虐待という重い内容が含まれますので、 読後感は爽やかとは程遠いです。 | ||||
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生活のために手話通訳士となった荒井尚人。彼が法廷通訳を務めたことで、ある事件の謎と彼自身の過去へと向き合うことになる。 手話のことはほとんど知らずに手に取ったんだけど、手話について生き生きと描かれていて素晴らしかった。聴覚障害者とろう者の表現や、日本手話と日本語対応手話の違いなど、この本を読まなければ知らないままだったので、手に取って本当によかった。堅苦しいこともなく、手話という言語が物語になじんでいるところもいいよね。 両親ともにろう者である聴こえる子“コーダ”。日本手話を自然と身につけ、音声日本語も聴き取れる存在。しかし、尚人は過去の経験から、コーダであることに向き合えずに生きてきた。仕事も結婚も上手くいかなかった彼を救ったのが、その経験だったというのが運命的なものを感じる。現実の人生でも自分がしてきたことが思わぬところで助けになったりするよね。 コーダという存在に対する問いに答えを出した尚人。最後の文章には痺れた。聴こえない声に寄り添い、それを繋ぐ存在なのだと。そして、あの人もまた自身がコーダであることや、自らの過去へと向き合うことができたのもよかった。 ミステリーとしても丁寧に描かれていて、先がどんどん気になって後半は一気に読んでしまった。事件の謎・人間ドラマ・手話を盛り込んだまま、読みやすく完成されているところがすごかった。 まさしくこの一冊が、ろう者と健聴者を繋いでくれるコーダなんだと感じた。 | ||||
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手話の勉強になるからと、講師に勧められて読みましたが、読まなければよかったと後悔しました。私は誰にも勧めません。 | ||||
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絶版書籍なので定価より高いのは致し方ありませんが、ページにキツク沁み込んだタバコ臭が酷く、読み進むことが苦痛でした。読了後、図書館へ寄贈予定だったので商品説明に加えて欲しかったです。 | ||||
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自分は聴覚障害者4球だが、この本の大部分において共感が持てた。讀賣新聞で紹介されていて中学3年生だったか高校3年生の女子だったか、うろ覚えだが、面白い傑作として本作を挙げられていたのでアマゾンで購入した。読者が聴覚障害者でなくても、推理物として面白く読めると思う。 | ||||
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新品の本なのに表紙がボロボロでした。交換したい。 | ||||
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ろう者の孤独、聴者の孤独。 掘り下げた、心の深いところ。 | ||||
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面白すぎて、続気が読みたくなりました! | ||||
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障害を持たない人でも共感できるような種類の葛藤として描けないか。 多くの人たちにとって「聴こえない人」や「手話」を理解する「入口」になってもらえれば幸い。 筆者があとがきに書いたことは完璧にかつ優しさをもって実現されている。 「聴こえる/聞こえない」はミステリーにも活かされていて面白いのだけれども、なんといっても、ろう者やコーダの、こだわり、矜持、葛藤といったものがひしひしと伝わることに、興味がそそがれる。 名作。 | ||||
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「手話には、【日本手話】と【日本語対応手話】がある」 「先天性失聴者の多くは誇りをもって自らを【ろう者】と称する」 ということを、 NHK手話ニュースキャスター木村晴美氏の著書で知って 新鮮な驚きと感銘を受けたとあとがきに記しているのですが 私は、丸山氏の小説で同じような驚きと感銘を受けたのです。 あとがきには 「法律で手話が【言語】として正式に認められつつある。近い将来『手話言語』と呼ばれるようになるだろうとあるので、そうすると【日本手話】と【日本語対応手話】といった種類がなくなるだろう」という方向性も書かれています。 ただ、本作に描かれている違いはアイデンティティーに非常に関わり 大切にしたい文化そのものだろうなということを思いました。 丸山氏は 「障がいを持った人を書いた小説や映画・ドラマは過去に沢山あるが、多くが『障がい者はかわいそう』『でも、頑張っている』という視点で描かれているように思う。自分はそういうものではなく『何らかの障がいを持っている』ことは確かに特別なことではあるにせよ、それをマイナスなものでも逆に賞賛すべきことでもなく、障がいを持たない人でも共感できるような種類の葛藤として描けないかと思った」 ということも言及していて、これにも非常に感銘を受けました。 | ||||
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ろう者と手話通訳士の物語です。 全く気づかなかった世界が、こんなに身近にあるとは! とても考えさせられますが、とても清々しい良書です。 | ||||
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これを読んで、コーダの存在も手話にも種類があることを知りました。とても感動しましたし、事件ものとしてのストーリーもとても良く出来ており、今続編も読んでいます。 | ||||
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手話通訳という仕事、手話の種類が色々あること、聞こえない人の家族のこと。様々な事を知る。物語としても読み終わった後、感動とひと言で言えない胸にせまるものがあります。 | ||||
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馴染みがある方が少ないであろう聾者を扱った本ですが、文章は非常に読みやすく、5時間程度あれば読み切れると思います。内容としては、前半:聾者と主人公を取り巻く話題/後半:ミステリー、です。ミステリーの部分は途中で予測がついてしまいますが、この本のメインはそこではなく、立場の異なる人間がどう歩み寄って行くのかを主人公の葛藤を描きながら示す部分がメインだと考えます。 「コーダ(Coda)」や「日本手話」と「日本語対応手話」等初めて知る内容も多く勉強になる事も多いですが、何より自分のスタンスを決める事を求められる中で、双方の意見を鑑みながら繋いで行こうとする部分に感動しました。 | ||||
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良い本に出会えたと思います。ハマりました。聾者の世界観がとってもわかりやすかった。感動しました。第2弾早く読みたいです。 | ||||
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手話を勉強中なのですが、この本を読んで手話について知らなかったことがたくさんあったことを再認識させられました。 医療や福祉に携わる仕事なので、この話に出てくる施設長がしていることは「吐き気がするほど嫌だけどありそうな話」だと思って‥。 「いくら殺しても足りないような男」本当にその通りだと思いました。 | ||||
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感動作。 この本を読まなければ知りえなかった世界、積極的に知ろうと思うことはなかった世界が次々に展開されていきます。 | ||||
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