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暗い抱擁



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【この小説が収録されている参考書籍】
暗い抱擁 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

暗い抱擁の評価: 4.07/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

まったく理解できなかった

イザベルの行動原理と心理がまったく理解できず、共感もできず、なのでまったくおもしろくなかった。
(以下ネタバレあり)
イザベルとゲイブリエルが駆け落ちするまでは、つまり全体の9割ぐらいまでは、結構おもしろかった。事故で寝たきりとなった語り手。個性的で野心的で、しかし劣等感の塊でもあるゲイブリエル。お城の保守的な高齢女性たち。暴力夫から逃れられない、人の良い女。冷静で客観的な、語り手の義姉。これらの人物が織りなす人間模様は、飽きずに読み進めることができた。

だけど、イザベルは何でゲイブリエルと駆け落ちして、あんなみずぼらしい生活をいつまでも続けていたのか。ゲイブリエルのことを好きで好きでたまらなくなったというならまだしも、そうでもないのに婚約者を捨てて、周りにいっぱい迷惑かけて、相手の男が甲斐性なしのために落ちぶれた生活を余儀なくされて、それで何も動じないって、単に現実を理解する能力が欠如した、超鈍感な女っていうだけじゃないか。そんな女に惚れるゲイブリエルも、自業自得か。

クリスティーは何を描きたかったのか。わからん。
暗い抱擁 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:暗い抱擁 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300864

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