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ブラック・コーヒー
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【この小説が収録されている参考書籍】
ブラック・コーヒーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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価格は非常に有利である 非常に珍しい本物のオンラインショッピング最も満足して以来。超高速配信、友人を送る、非常によく!うわー!!!!!うわー!!!!!それが好きです! 私はこの製品が高コストで実用性が高いと思います。 それと間違って行くことができない! 完全にそのようなことを必要とする誰にもお勧めします。 私の友人は買うように勧めてくれたので、私はこの製品を買った。 | ||||
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クリスティーには珍しい戯曲2篇が収録されています。「ブラック・コーヒー」は、探偵ポワロと、助手として読者にはおなじみのヘイスティングス大尉が登場する推理物。上演後に映画化され、クリスティー死後に別の作家によって小説化もされました。書斎の中で極秘の文書が盗まれ、その犯人をおびき寄せようとした同じ部屋の中で毒を使った殺人が行われる、しかしその部屋には3つの入り口がある、そんな設定です。3幕とも同じ場所で演じられ、会話が進むごとに登場人物の背景や動機が明らかにされます。ポワロ・シリーズは戯曲でもまったく違和感がなく面白いことがわかりました。 もう一つの「評決」では、殺人事件は起こりますが探偵も警察も登場せず、むしろ悲劇が始まるまでの経緯、人物同士の関係や性格に注意が集められます。一人の魅力的すぎる男性をめぐる3人の女性たちの葛藤という筋書きは演じられるのを観るのはよいとして、読み進むのは退屈です。結末をハッピーエンド(?)にしたのも納得がいきません。 | ||||
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戯曲の本なので、細かい描写がありませんが、内容には関係ありません。 面白いです。 | ||||
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もともとが戯曲なので、物語のほとんどが一部屋の中で展開します。 トリックなど、ネタバレをするつもりもありませんが、クリスティを読み慣れてる人なら序盤で「こういうことか……」と、ある程度展開が読めてしまうかも。 | ||||
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本書は、元々クリスティが舞台用の戯曲として書いたものを、チャールズ・オズボーン氏が小説として書き直したものということです。 レヴューも良かったし期待して読んだのですが、クリスティらしさは随所に見られるとはいえ、全体的にいま一つでした。なお、『エッジウェア卿の死』の内容について作中で言及がありますので、未読の方はご注意を。 本作は、構成がなんと<刑事コロンボ式>です。犯人が誰かは読者に隠されません(冒頭で犯人がコーヒーに毒薬を入れる場面がはっきり書かれます)。それだけでも軽くショックでしたが(笑)、犯人が盗んだものを隠すトリックも『スタイルズ荘の怪事件』で出てきたものと同じで、ポワロをある程度読んできた人間にはすぐに分かってしまうのが残念でした。何歳になっても純朴なヘイスティングスと若い女性との絡みもお約束感があり(笑)、容疑者一人一人に話を聞いていく流れや本筋とは別の事件がバッティングして疑似餌になる流れもクリスティのいつものパターンなので、クリスティ作品の要素はすべて押さえられた王道的な作品と言えると思います。その分意外性はありません。 また本作では、個人的にはクリスティの戯曲にある部分とオズボーン氏が加筆した部分での文体の違いを感じました。加筆された前半(ポワロが自宅で朝食を取る場面)は人物や背景に関する描写が細かく、ポワロやジョージらについて情報量が増えるので嬉しくはありますが、反面読者の想像力を活かす<雰囲気>が損なわれ、また文章のテンポが重めになっており「クリスティはこういう風には書かなかった、もっと軽妙でシンプルな文章だった」とどうしても懐古の情と違和感を覚えます。 アガサ・クリスティの、会話で人物の性格や距離感を表現する技量はやはり優れていたのだ、そしてあの飾り気のないすっきりした文体と、推理小説という内容とのフィット感も小説の魅力に大きく貢献していたのだ、というようなことを痛切に感じました。しかし加筆部分の文体が気になるのは前半だけですし、クリスティの文体に執着する私のようなやかましい型の読者でなければさほど気にはならないとは思います。基本的に親切で丁寧な文章です。 しかし、クリスティの作品に大分慣れ、パターンをある程度把握できるようになっても、このポワロという探偵の魅力には不思議なくらい飽きませんね。 ともあれ、『メソポタミア』や『ナイル』『五匹の子豚』等の重厚な作品を読んでからだと物足りないと思うので、読むなら早いほうがいい作品かもしれません。 | ||||
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戯曲、といえども 侮ることのできない1作品。 毒殺から始まる事件は のちのち登場人物側からさまざまな 事実が露見してくることにより 真の犯人は見えなくなってきます。 そして最後はポアロが 考え付いた作戦により 犯人が姿を現します。 きっとそれは意外、と感じることでしょう。 往々犯人は意外性をついては来ますが… 短いけれども最後に 「えっ…」と思わせる要素のある 充実した作品でした。 | ||||
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小説版を先に読んでしまったので、少し、話の展開がまどろっこしい感じがしました。 最初にこちらを読んでいれば、話が飛んでいて、わかりにくかったかもしれません。 アガサクリスティの戯曲を読むのははじめてなので、まだ、どのあたりに味があるのかが分っていません。 面白いのは「と書き」です。 戯曲を書くときの参考になりました。 | ||||
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本書にはアガサ・クリスティーの2編の戯曲が収録されています。 『ブラック・コーヒー』はクリスティー初の戯曲で、ポアロが登場する推理もの。面白かったのですが、すでに小説で使われたのと同じトリックなどが使われていることなどもあり、傑作というほどのものではないかなあ、と思いました。 『評決』は推理ものではないため、公演当時は人気がなかったそうですが、傑作だと思います。理想主義者は自らの理想のために愛する者さえも犠牲にしてしまう、というのが主題のようで、『アクナーテン』などにも通じるものがあるように感じました。 | ||||
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自分は、最近博品館劇場において行なわれている舞台「名探偵ポワロ〜ブラックコーヒー〜」 を観劇してから本作品を読んだのだが、人物描写などのちょっとした所作や言動が読む者を惹きつける書き方はさすがクリスティ作品だなと唸ってしまう。これは舞台でも同じで舞台、小説どちらも非常に優れていてどちらもあっと言う間に作品を見終えてしまう。 戯曲版ではこのようにはいかないだろう。戯曲というのは舞台の演出を書いているような物だから普通の読者ならこちらをお勧めする。もし貴方がこの小説を読んでも他の人には犯人は決して教えないように・・・ | ||||
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クリスティーは、戯曲の分野においても、この作品を始め、「ねずみとり」、「検察側の証人」、「蜘蛛の巣」、「招かれざる客」といった傑作を残している。ただ、戯曲というのは、演劇の脚本として書かれたものであり、小説と違って、読者に読まれることを意識して書かれていないため、これらの戯曲を小説と同じ感覚で、読んで楽しもうとするには、少々、無理がある。登場人物の台詞の合間合間に頻繁に入ってくる、役者の動きや演技の指示などのト書きが、かなりうっとうしく、読者の集中力をそいでしまうところがあるのだ。私は、ト書きを飛ばして読むことにしているのだが、やはり、戯曲は、本来、舞台で楽しむべきものなのだろう。読み物としてのそんな戯曲の欠点を補うべく出版されたのが、チャールズ・オズボーンの手による、この「ブラック・コーヒー〔小説版〕」である。ここでは、先に述べた、役者の動きや演技の指示などのト書きが、小説としての情景描写の中に自然に溶け込み、ずっと読みやすくなっており、書き手がクリスティーではないという違和感も、全く感じるところがない。「ブラック・コーヒー」を読むのなら、この小説版の方だろう。 ちなみに、戯曲の出来としては「ブラック・コーヒー」を上回る「招かれざる客」も、チャールズ・オズボーンによって、小説化されている。さて、物語の方だが、舞台は、物理学者クロード・エイモリーの読書室。莫大な金銭的価値のある新爆薬製造の化学式の入った封筒が盗まれているのを知ったクロードは、読書室に閉じ込めた6人の中に犯人がいると宣言し、電灯を消している一分間のうちに、封筒をテーブルの上に返しておけば、無罪放免しようと通告する。しかし、一分後に明かりがついたときには、クロードは毒殺されていた。クロードのブラック・コーヒーに毒を入れたのは、一体、誰だったのだろうか?ポアロの捜査が始まる。 | ||||
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