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13人目の探偵士
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13人目の探偵士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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元々「13人目の名探偵」という推理ゲームブックだったものを小説として再構成・加筆修正された本。 ゲームブックの方は名作と言って良い出来でした。 本作は基本的な設定・トリック・ストーリーをそのまま踏襲していますが、ゲームブックの枝葉の部分(理不尽にゲームオーバー・バッドエンドになってしまう選択肢)までそのまま小説に持ってきたため、奇妙にありえないストーリーになってしまっているのが残念です。 そしてその辻褄を合わせるために、小説の最後に「実は…」という種明かしが追記されているのですが、それが夢オチのような強引な内容で蛇足感が凄かったです。推理小説でそれをやってしまったら、身も蓋もなくなってしまう。 これならむしろゲームブックの形のまま多少の手直しのみで出して貰ったほうが良かったと思います。 | ||||
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もともとはゲームブックとして書かれたもの。1987年にJICC出版局から刊行されたのだが、それが東京創元社の戸川氏の目に留まり、普通の小説形式に加筆修正されて1992年に単行本として出た。さらに2002年に講談社ノベルズに入るに当たり、新たな登場人物を加えるなど大幅な加筆を行い、復刊。それをまた文庫化したのが本書。 キッド・ピストルズやブル博士の最初の作品に位置づけられる。英国のパラレル・ワールドを舞台としており、ホームズやモリアティの子孫が出てきたりする。 ミステリとしてはまあまあ。ちょっとやりすぎのような気も。 かなり加筆修正を行ったようだが、ゲームブックだった痕跡は隠せていない。まとまりがなく、不自然な部分も多い。小説としての完成度は低い。 | ||||
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