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魔女は甦る
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魔女は甦るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 41~54 3/3ページ
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埼玉県で八つ裂きにされた無残な死体が発見される。犠牲者は死体発見現場そばで、現在は閉鎖されている外資系世界的製薬会社の研究所に勤務する研究員桐生と判明する。 埼玉県警の槇畑は、桐生の恋人だったという女性美里とともに、桐生の人となりを丹念に捜査し、真相を追う。しかし、思いもしなかった恐ろしい展開が彼らを待ち受けて・・・。 ストーリー展開はとてもスピーディー。 世界的製薬会社の歴史的、国際的な背景、同時多発的に起きた嬰児誘拐や行方不明の数多くの猫など、魅力的で刺激的な事件が一気に収束していく過程は圧巻だ。 そして結末は・・・。この結末が多くの批判を浴びているようだが、やはり、私も別の結末を求めていた。(やはり警察官の単独行動はいけません。) しかし、この作品はここで終わらないのだ。「ヒートアップ」が完全にこの作品の続編にあたり、この「ヒートアップ」を読まないと、中途半端な感じがするのだと思う。 登場人物は、とにかく悲惨な経験をとおして、トラウマに苦しんでいて、ちょっと鬱陶しいところもあるが、ストーリーはとても面白かったので、お勧めです。 | ||||
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と思います、こんな話。 後半、イカレたカラスに襲われる場面はヒッチコックさんの「鳥」を思い出してしまい、 大幅に端折ってしまいましたね。 | ||||
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中山七里さんの作品は結構好きで複数読んでいますが、この作品だけは読後感がどうもしっくりこない。一年位この作品についてはもやもやしていたのですがその理由がやつと分かりました。この作品においてカラスは全くの悪者です。 ある日街中でカラスを見かけて愛らしいと思った時気付きました。 カラスを全く被害の対象としてだけ描かれていて良い面が描かれていない。 だから世界の存在として未完成な感が残る。 内容は怪しげな研究所とか出てきて超好みなんですが。これでしっくりしました。 | ||||
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面白かったと思います。一時の貴志祐介さんみたいな迫力とおどろおどろしさが私にはハマりました。以前に読んだ法廷ミステリーも良かったけど、こちらも面白かった。続編を読むのが楽しみです。 | ||||
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ストーリーは面白く一挙に読めるのだが、この作者の初期の他の作品と同じで、どうしてこういう結末にしたのか納得がいかない。 読後感が悪すぎる。 | ||||
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中山七里さんの作品はどれも良作ぞろいだと思いますが、これに関しては 設定もオチもストーリーもぜんぶが少し浅く感じました。 ラノベ風ホラーサスペンスとして読めば、充分一定の水準には達していると思いますが、 このネタひとつで長編を読ませるのは少ししんどいと感じました。 他の作品は本当によくできた話が多いので、七里作品でどれを読もうと迷ってる方は これは外してもいいと思います。 内容は、はっきり言って高校生くらいの子が初めて書いた小説レベルです。 ただ、もし映画化するならこれくらいの作品の方が映像化はしやすそうですね。 | ||||
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魔女は蘇るという意味深なタイトルにいきなり冒頭から猟奇的死体が登場し、一体どんな事件が始まるのかと期待は最高潮になるが、ドイツの製薬会社が登場した辺りから、大体後の展開は予想の範囲内で終わってしまい、やや消化不良感の残る惜しい印象の作品。 被害者の人生の掘りさげ方やドラッグネタや誘拐ネタまで絡んできて盛りだくさんだが、被害者を殺害した真犯人は殆どの読者が何となく途中で気づいてしまうのではないだろうか。 後半はミステリー色は殆どなくなりパニックアクション描写で引っ張っていくが、ネタが割れた後も退屈せずに一気読みさせてしまう氏の力量は素晴らしいと言える。 | ||||
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衝撃のラストです! 全く予想のできなかった結末に、読み終わった後は愕然というか呆然というか。。。 ストーリーは、人だと思われる生物のバラバラの肉断片が見つかるシーンから始まります。 描写がとても細かく、事件の異常性、グロさがひしひしと伝わってきました。 「こんな恐ろしいことをする犯人はどんな奴なんだろう?」 「どうして被害者はこんなひどい目に遭ったんだろう?」 と真相がものすごく気になり、一気に読み終えました。 しかし、途中からびっくりするぐらいカラーが変わります。 推理も捜査もあったもんじゃないです。 あまりの展開に、私はつい笑ってしまいました。 それぐらいありえない展開です。 この作者の他の作品は読んだことありませんが、 誰も予想できない結末にしようと、変な気合を入れすぎてしまったのではないでしょうか? | ||||
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前半は本格推理を軸としたサスペンスで 読み応えは充分あるにもかかわらず、後半は 映画的な感じで全体としては中途半端な感が 読後強かった。続編としての物語があるようで (ヒートアップ)、ノンストップアクション ミステリとして読んだ方が面白い。 | ||||
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ドイツの薬物研究所の元職員の惨殺事件、嬰児誘拐事件を追う埼玉県警の槇畑。二つの事件は相次ぐ少年による殺人事件ともつながり、怒涛の結末へ… 無理矢理の三題噺的なストーリー展開という感じで、結末も在り来たりだった。じっくり複数の事件を掘り下げる訳でもなく、最初からドイツの薬物会社を真の悪と決め付けているわりには真の悪には何ら懲罰も無いという読み手にはいささか消化不良の内容。角川ホラー文庫の白土勉の『死の鳥』にも似ている。 『連続殺人鬼カエル男』は面白かったのだが… | ||||
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前半はいったいどんな真相が待ち受けているんだろうと はらはらしながら読んだが、分かってみるとなあんだという 感じは否めない。 それだけこの作者への期待が高いということなのだが。 これで続編がなきゃ尻切れとんぼだろうと思ったら やはり続編があるんですね。 | ||||
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『さよならドビュッシー』でこのミス大賞を受賞した著者の最新刊。実は、この間に2冊、著者の本は出版されているんだけど、未読。まずは、「ドビュッシー」とこの本の雰囲気の差に驚いた。 まぁ、前作、『連続殺人鬼 カエル男』は、ホラーものってことは知っていたんだけど、最初の作品の青春モノっぽい作風とガラリと変わった感じが、ちょっとオドロキだった。もともと、ホラー寄りの人なのかな? 内容的には、出だしは上々。あまりホラーものが好きではない私だったけど、製薬会社の研究員が猟奇的な手口で殺害された事件をきっかけに、猫や赤ちゃんがいなくなったり、薬物事件の捜査に暗い情熱を持った刑事の登場や、ちょっと謎めいた被害者の交際相手の女性、ナチとつながる製薬会社など、舞台仕立ては十分で、このあとどんな展開になるんだろうって、期待感をもたせる内容だった。 ところが、後半の展開がちょっと残念。せっかくの材料が生かされないまま、直線的な解決に進んでしまった。惜しいなぁ。もっとふくらませれば、もっと面白くなったのに... | ||||
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途中までは凄く面白かったです。 八つ裂きにされて殺された製薬会社の研究者の生い立ちや表と裏の顔、多発する少年の猟奇犯罪と製薬会社との関係――。 過去の事件で心にトラウマを抱える埼玉県警の槇畑刑事を中心に物語は進みます(槇畑の他にカエル男にも出てきた古手川や渡瀬も登場します) 都市型ホラー的な滑り出しは読者にも恐怖を植え付けつつも、読者は先が気になってハラハラしながらページを進める手が止まらない。カエル男の時もそうでしたが、不気味な恐怖の煽りは本当に巧いなぁ、と思います。 真相(に、ついては全く個人的に少し拍子抜けでした)に近づいてからの最終章は延々アクションシーンになりますが、このアクションシーンがまたカエル男の時とソックリで「痛い」んですよ。やっぱり傷だらけになる展開で、読んでて辛い‥‥。 カエル男のように二転三転する結末ではありませんが、本作は読後感はすごく悪いです。 好きか嫌いかなら今回はあまり好きじゃないかな‥‥。 | ||||
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途中までは凄く面白かったです。 八つ裂きにされて殺された製薬会社の研究者の生い立ちや表と裏の顔、多発する少年の猟奇犯罪と製薬会社との関係――。 過去の事件で心にトラウマを抱える埼玉県警の槇畑刑事を中心に物語は進みます(槇畑の他にカエル男にも出てきた古手川や渡瀬も登場します) 都市型ホラー的な滑り出しは読者にも恐怖を植え付けつつも、読者は先が気になってハラハラしながらページを進める手が止まらない。カエル男の時もそうでしたが、不気味な恐怖の煽りは本当に巧いなぁ、と思います。 真相(に、ついては全く個人的に少し拍子抜けでした)に近づいてからの最終章は延々アクションシーンになりますが、このアクションシーンがまたカエル男の時とソックリで「痛い」んですよ。やっぱり傷だらけになる展開で、読んでて辛い‥‥。 カエル男のように二転三転する結末ではありませんが、本作は読後感はすごく悪いです。 好きか嫌いかなら今回はあまり好きじゃないかな‥‥。 | ||||
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