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ユリゴコロ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ユリゴコロ
ユリゴコロ (双葉文庫)

ユリゴコロの評価: 3.99/5点 レビュー 196件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全196件 121~140 7/10ページ
No.76:
(5pt)

凄い

生き物の中で人が1番怖いと思っていました。自分の現状を改めて見つめ考えることが出来ました。自分の人生をもう一度考える年代の人に読んで欲しい。
ユリゴコロ (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:ユリゴコロ (双葉文庫)より
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No.75:
(4pt)

まとまり具合のすばらしさ

圧倒的な読ませる力の強さ。これに脱帽。
ある殺人鬼の手記を偶然ながらみつける主人公。
この殺人の手記を物語の軸として据え、周りの人々への見方が変わってしまう主人公とその周囲。
淡々と進む殺人手記と、周囲への不安、猜疑、疑惑に駆られる主人公。
主人公を軸に手記と現実の2つのストーリーが展開する中、これらがどう交錯するのか、という疑問を読者に植え付ける。

そんな、期待の中、自然と落ち着くように見せられつつ、ご褒美ともいえるラストに、これまでの気持ち悪さ、納得のいかなさがすべて帳消しにされてしまう。
伊坂幸太郎の一作品が参考となるかもしれないが、圧倒的に本作がすばらしいと言える。
ユリゴコロAmazon書評・レビュー:ユリゴコロより
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No.74:
(3pt)

☆三つは「普通」ということらしい

どこからだろう話の終わりが見えだしたのは・・・
たぶん あの人の行動があまりにも「いい人」では済まされなくなってから・・・
でもね・・・ この人が「いい人」になっちゃう過程が読み取れなくて・・・
なので最後まで迷わされました・・・ 弟にするかこっちにするか・・・
しかも最後まで読んでも 納得できないときたもんだ
この人って おどろおどろしい描写が人気の秘密なんですかね?
ユリゴコロ (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:ユリゴコロ (双葉文庫)より
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No.73:
(4pt)

迷いと救い

押し入れで偶然見つけた手記を読んで、家族の中に殺人者がいるかもしれないことに気づく・・・という出だしから惹きこまれた。
内容とは裏腹に抑制された文体が、ほど良いスリルと緊張感を与えてくれる。

手記の主は、「悪の教典」のようにはっきりとサイコパスぶりをひけらかすことはない。
手記の主は、迷いながら生きようとする、人間であるのだ。
そこが心地よいし、読んでいて救われる点だと思う。

ただし主人公の暴走っぷりは読んでいて違和感が非常に強かったし、
警察がこんなにふし穴なのかなど不自然な点もあったので、星4つで。
そこを除けば、構成など非常に好きです。
ユリゴコロAmazon書評・レビュー:ユリゴコロより
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No.72:
(5pt)

あくまでフィクションとして楽しむ!

引き込まれて一気に読んでしまいました。文章も読みやすくて、面白いです。
著者の本は初めて読んだのですが、不思議な読後感が心地よかったです。切ないとも違うし、悲しいや感動でもなく…。
被害者の家族の気持ちや法的な裁き等、現実的な事は考えず、のめり込んで読むのがお奨めです。
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No.71:
(2pt)

愛…?

デビュー作でも感じた登場人物たちの独善さは健在。
さらに全員の、殺人への抵抗感のなさにビックリ(苦笑)

僧侶でもある沼田氏には、独特の死生観や倫理観、
人生観があるのでしょうか。基本的な人物造形があまり
一般的ではないと思います。

引き込む展開と読みやすい文体は評価しますが、

猟奇的=ミステリー、心の闇=身勝手な想い・殺人、
でも家族や恋人のため=愛。

なにもかもが、単純にすぎる。
全くリアリティを感じず、故に感情移入もできない。

あとにのこるもののないお話でした。
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No.70:
(4pt)

ユリゴコロ

この小説に自分自身を見た。

文章にトゲが無く、スッと作品に引き込まれてしまった。

傷と空の心の【より所】って何でしょうか。

読み終わってからは、言い知れない虚無状態でした。

まさか同じ様な人間を小説内に見るとは、感情移入や親近感も覚える筈です。

チョッと洒落にならない自分への恐怖と、本なんだという安心感がなんとも言えない充実さを与えてくれました。

久し振りに良い物に出会えた気がしました。

オススメしません!

他の本買って下さい!

これは私だけの作品にしますから(笑)
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No.69:
(3pt)

う〜ん…

手記や一人語りの文体は好きでしたが、なんて言うか、個人的には主人公の気付かなさ過ぎる感がイラっとしました…まあ、その点も作者の計算かも知れませんが…賛否両論あると思いますが、個人的には、''普通'でした。
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No.68:
(4pt)

最初はちょっとひいたけど

最初はちょっと殺人の場面で、目をそむけたくなるような残酷な描写があったので、これはちょっとサイコ的なストーリーかと思ったけど・・・・
徐々に解き明かされていき、後半から感動的な場面があり、涙する場面も・・・
読み終わって・・・なかなか面白かった。
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No.67:
(4pt)

う〜ん。。。

読みやすく、情景もすんなりと頭に浮かびます。ぐいぐい引き込まれ数時間で読み終わりました。ただ最後まで読んだ時に納得できるかは読みて次第だと思いました。
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No.66:
(3pt)

ユリゴコロ

なかなかの収束の付け方だと思います。
しかしながら、相当の異常な人格の殺人者の扱いには賛否はあるだろうと思います。
通り一遍でないところがこの作品の魅力かな…ブロットも破綻はなく、かなり面白いミステリー。
「悪の教典」や「告白」がOKの読者であれば買って損はないと思われ!
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No.65:
(1pt)

人気なの?

レビューの評価が良かったので読んで見ましたが、はあ???ーとい感じでした。
押し入れでノートを発見して読む件は確かにワクワクしたけど、、、あとはグダグダ。
自分の家族さえよければ他の命は軽い軽い。
主人公も何だか気持ち悪いし、短絡的。
全然面白くない。
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No.64:
(4pt)

なんとも不思議な物語

実に面白かった。ノートに記された殺人の告白は衝撃的で、先が気になってページをめくる手が止まらなくなる。

ノートを読む青年を取り巻く現実世界でも奇妙な出来事が起きており、やがてノートに記された世界と現実の世界が奇妙にシンクロしてくるので、どんどん引き込まれてしまう。

それにしても、終盤の展開はやや拍子抜け。殺人の衝動に駆られていた「彼女」が、あの出来事の後、なぜ全く別人のようになってしまったのか。その理由付けが弱いと思う。展開が半ば読めてしまうだけに、その点が実に惜しい。
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No.63:
(4pt)

いつまでも余韻に浸ってしまいました

恋愛小説は全く読まないのに不思議なストーリーに引き込まれてしまいました。
ラストにこんなどんでん返しがあるとは。
全く予想が出来ませんでした。
思わず最初の方を読み直してしまいました。
今まで読んだ事のないジャンルの小説でした。
これからはいろんなジャンルの本を読んでみようと思います。
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No.62:
(4pt)

ホッとするような、心に小石を置かれたような…

久々に沼田まほかるの作品を読んだ。前半はまるでイヤミスのような展開が続き、これは真梨幸子の作品かと思った。次第に真相が明らかになる後半は何とも言えない哀しい気持ちになり、やはり沼田まほかるの作品なのだと納得する。

年老いた父親の部屋で主人公の亮が見付けた『ユリゴコロ』と題された告白文の綴られた四冊のノート。告白文に綴られた真相を探るうちに…

妖しくも、哀しいミステリー。読後はホッとするような、心に小石を置かれたような不思議な感覚になる作品だった。
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No.61:
(3pt)

感動?気味悪いじゃなくて?

人を殺すことの快感にとりつかれた人間の告白ノートを軸に展開する作品。
とにかく、この告白の部分が薄気味悪く、作品中に漂っている空気すら始終不気味。

最後の展開には驚愕です。
私にはまったく想像のしていなかった大どんでん返しのラストでした。
ネット上には「感動した」という声が多かったですが、私は感動よりもドロドロした気味の悪さだけが印象に残ります。
ユリゴコロAmazon書評・レビュー:ユリゴコロより
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No.60:
(5pt)

号泣しました

こんな結末が待っているとは・・・・。
殺人の衝動が止まらない、のストーリだけで終わらなかった想像もしなかった結末に号泣しすぎて息ができませんでした。
この本に出会えて本当によかった。
普段は人に本を勧める事はないのですが、これは皆に勧めたい一冊です。
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No.59:
(4pt)

あと一歩先の恐怖か驚愕か感動を!

人は誰も本を手に取る時、何らかの期待をして読み始めるはずです。
とりわけミステリー小説ともなればなおさらでしょう。
この作品も、そんな期待を多くの読者に抱かせた一冊だと思います。

実家の押入れから数冊のノートを見つけた、主人公・亮介。
表紙に『ユリゴコロ』と書かれたその中身は、凄惨な猟奇殺人の記録だった。
誰が何のために書いたものなのか。そもそもこれは事実か、想像の産物か。
また、もしここに書かれた内容が真実であれば、
これを書いた人物はどこの誰なのか。

と、ここまであらすじを紹介されたら読まずにはいられません。
はい、非常に楽しませていただきました。
こんな怖ろしい記録を、それも自分の実家で発見してしまったら
誰もが震えあがってそれでもなお真実を突き止めたくなってしまう。
そして真実にたどり着いた先に見えたものが深い深い〈家族愛〉だなんて。
沼田まほかるさんの何とも卑怯な手口にやられました。
そして「ユリゴコロ」というものが、ある言葉の聞き間違えというくだりは
たぶん、作者自身が実際に体験したことなのではないでしょうか。
作品にジャストフィットなタイトルも秀逸。

しかし、正直な話、あ、途中で犯人わかっちゃった、という
あっけなさが否めないのも事実です。
クライマックスは、汚れた血を清き水で洗い流すかのごとく
あまりにさらりとしてしまい、ささくれのようなはがゆさが残りました。

もうひとこえ、恐怖か驚愕か感動を、舌を巻くようなどんでん返しを
胸に刻み込ませて欲しかったかな、というのが本音です。
ユリゴコロAmazon書評・レビュー:ユリゴコロより
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No.58:
(4pt)

家族愛の物語り

猟奇的で謎めいた物語りの進み方なのだが、この小説の根底に流れているテーマは家族の愛である。しかし、それはベタベタしたものではなく、普遍的で崇高なものだ。話の展開もテンポ良く、最後の仕掛も絶妙。面白い小説です。
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No.57:
(2pt)

途中までは面白かったけど

途中までは面白かったです。
ある時部屋で誰かの手記に目を通してみたら…っていう話は確かに興味をひきました。
ただ、読みすすめていくうちに微妙な気持ちになりました。
この家族はそんなに良い家族なのかなぁと。
主人公や弟はともかく。
あんまり言うとネタバレになってしまうのであれですが。
後は全体的にリアリティに欠けました。
同じ作者なら猫鳴りのほうが個人的には好きです。
人間の気持ちの細部まで描かれていると思います。
この作品はちょっと大雑把かな。
ユリゴコロAmazon書評・レビュー:ユリゴコロより
4575237191

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