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ユリゴコロ
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ユリゴコロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 181~200 10/11ページ
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| みんな誰しもが持ったことのあるだろう不安定な気持ちをユリゴコロと名付けている、ノスタルジーな冒頭でまず、ぐいぐいと引き込まれました。 ユリゴコロは思春期とも言うのかな、と思いますが…大小深さは違えど、その思春期たるやが陽か闇かみたいなところだと感じました。 たぶん…ちゃんとしっかりしたプロットがあって、巧妙に書かれたんだろうけど…そんなのあたしは一切感じませんでした。 いま小説を読んでいるのか読んでいないのか何なのかぐちゃりとする感覚で、なのに気付いたら綿あめみたいに優しくなります。 ★ひとつ少ないのは…、千恵のくだりがあまりにも取って付けたように無理矢理入れたみたいだから。作者も作中でたまらず、千恵の旦那の悪事を「出来すぎ」みたく書いたんだろうな…そこだけが残念…現実に冷めちゃいました。 とは言え、優しく綿あめみたいな気持ちになれました。 読後すぐにお腹下しちゃって、トイレにこもってしまったのは…あたしのユリゴコロなんでしょうかね… | ||||
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| 非現実的であっても、正義に目を背けても、 猟奇的で陰惨であっても、利己的であっても、 登場人物に共鳴できなくても、それでもいい。 今作品の描く世界こそ、小説の醍醐味であった。 全体のプロット、段階を踏んだ恐怖とミステリーの 展開の完成度、読者を引き込む筆力、ドス黒い心闇 からは想像できないラスト、今作のイメージをさらに 補完する装丁、告白部分の楷書フォントから伝わってくる 内容とは違う優しさ・・・、すべてが読後感を高める 味わいを持っている。 湊氏・道尾氏・真梨氏テイストな設定を、三氏では踏み込めてない レベルで昇華させたと思う。 邪悪で底なしの絶望と、辟易する場景の中から、ある種 静謐な温かさ・救いを生み出す。 また、トリックに騙されたという意味での2度読みはよくあるが、 今作に至っては、2度読みの意味合いが違った。 ある人物と主人公が取り交わす会話や出来事の場面での、 ひとつひとつのやり取りや科白が、最後に至るまでの 伏線として、丁寧に表現されていることを再認識した。 そして、さらっと書かれた、最後の殺人が行われたであろう 背景を想像するに、一瞬、読むのをやめて、天を仰いだ自分が いた・・・。 人が殺されたのに、加害者の心情が切なく、重く、やりきれない。 読者が、被害者や遺族の心情を気にしなくなるのはなぜか? 彼女は、生まれ持っての異常者のまま生きてきたのか? ようやく手に入れた、「アナタ」と、どこへ行くのか?・・・。 「ユリゴコロ」の行方は? 血縁とは、家族とは、親子とは、命とは、宿命とは、償いとは? 読者への多くの命題をしっかりと提示した今作。 小説としての存在価値を高い次元で創造している今作。 直木賞候補にもならなかったのが不思議だ。 せめて映像化を、茶化すことない演出と配役で実現してほしい。 「彼女がその名を・・・」「猫鳴り」と合わせ、「まほかる三部作」 として、業界を席巻するのは時間の問題であろう。 次回作が一番気になる作家である。 | ||||
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| なかなか面白かった。どうしようもなく狂っている人殺しの女が恋に落ちた。その相手は自分の父親だった。 末期ガンの父親の部屋で見つけた手記4冊。読んでいくたびに、人殺しの恋の相手が父親であると確信していく主人公。ということは、この二人の子どもが自分なのか... 主人公の現在と、手記によって綴られる父親の過去が交差してスリリングに展開していく新感覚サスペンス。 | ||||
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| 一気に読了できる本だ。文章も平易で上手。 ラストのどんでん返しにもまんまとハマってしまった。 それでも、どこかすっきりしない読後感が残ったのは何故だろう。 確かにある意味メデタシメデタシ、だが、彼女の罪は結局裁かれないまま。 屠られた人間にも家族はあり、その人なりの社会があったのに。 また、一人の人間があれだけ人格を変えてしまうのかという点にも疑問符がつく。 この方の他の作品を読みたいか、と尋ねられたらたぶん私は首を振る。 | ||||
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| 確かに一気に読みたくはなりました。 でもそれは単に筋が気になるから、というだけであり、何か心をゆさぶる感動を得られたからではありません。 ストーリーは確かに今まで無いものかもしれませんが、死をここまで軽く書いて良いものでしょうか。 著者が元僧侶という割にはあまりにも、死を軽々しく美化し過ぎていると思います。 (せっかくの著者の「思いつき」である)ユリゴコロはなぜ消えたのか? その点をもっと掘り下げたら少しはマシな小説になった、かもしれません。 あと、お父さん末期がんの割に結構元気…。 そこにも違和感を感じました。 あと、もう少し推敲して文章をもっと練った方が良いのではないでしょうか。 ちょっと稚拙な表現が目立ち過ぎです。 この作家の担当編集者も頑張って欲しいです。 | ||||
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| 某雑誌でおススメしていたので読んで見ました。最近の『実は・・・』と読み手が推理できない新事実を最後にうワーッと並べ立てなんか腑に落ちない本が多い中、読み始めは『失敗かな』と思っていましたが最後まで読んでよかった本でした。今ドラマでやっている『それでも、生きていく』の俳優人でドラマ化してほしかったですね。そんな本です。 | ||||
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| タイトルから、恋愛絡みかなと読み始めたが、始めっからラスト直前まで、倒錯した雰囲気で話が進む。 ラストのどんでん返しを読んでから、また頭から読んで、しっかり、じんわりと何とも言えない読後感がある。 ミステリーでもあり、家族愛でもあり、倒錯癖者の話だったり、色んな側面で味わえる。 1回ではこの味は分からない。 | ||||
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| 誰が書いたかわからない「ノートの記述」に魅かれ、一気読みしました。 が、私には残念な感想しか残りませんでした。 主人公の青年がもっと若い学生(中高生)だったら、また違ったカタチになると思う。 物語後半はもうグダグダな内容になってきたので、飽きました。 | ||||
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| 「告白」に続き、双葉社が強烈にプッシュしていた本作。インパクトは「告白」が上だが、読後感はこちらがずっと良い。ある殺人者の告白があり、かなり不気味な雰囲気でしたが、最後は不思議な感覚にとらわれる。おもわず拾いものした感じです。過去作品も読んでみたいです | ||||
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| 主人公・亮介の「ユリゴコロ」の続きを読みたいと、はやる気持ちと 自分の気持ちがシンクロして一気に読んでしまいました。 親にもそれぞれの過去があることなど、気に留めたことさえないけれど 知ることが幸せなのか、知らないままが良いのか。 著者の他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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| TV Bros.の豊崎さんのレビューを読んで、興味を持ち、「ユリゴコロ」を購入。 沼田さんの本は初でした。 このストーリーの秀逸さは、4冊のノートに描かれた内容とその時間の表し方だと個人的に感じました。 とても面白く、ノートに自白を綴った人間がどんな人なのか、気になって、どんどん読まされます。 ただ、最終部分のもう一捻り二捻りほしかったかもしれません... おそらく、自分の理解不足なのですが...あの最終部がちょっと腑に落ちず... ちょっとエモさに流されてしまったような... しかし、沼田さんは筆力のある、素晴らしい作家さんだと思います。他の著書にも、俄然、興味をもたされる1冊です。 | ||||
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| ユリゴコロとは、自分が自分のまま存在していいと認めてくれる空気感のようなものだろうか。 その語源は小説内手記であっさり種明かしされるが、言葉の響きの美しさは失われない。 美しい言葉だが、蓮の花が泥沼の根っこから生え出すように、ユリゴコロの根元には暗黒と血なまぐささがわだかまっている。 家族と血縁の不思議な美しさを描いた作品だった。 登場人物の何人もが、気味の悪い人、壊れた人である。 それなのに、墓場に咲いた曼珠沙華のように、不穏な中にも静かに美しい物語だった。 この作家は、醜いものや邪なものから、美しく清らかなものを紡ぎだす独特の手腕を持っている。 | ||||
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| 本書の出足は江戸川乱歩の「心理試験」をモチーフにしたのでは?と思っているのもつかの間、夢なのか?現実なのか?コロコロ境なく転がり出す。 フワフワふわふわ浮かんでいる状態のまま終幕へ導き出される。これは一体何なのだろうか? かなり不思議な感覚は捨てがたいです。絶対にお勧め作品です。 | ||||
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| 手記の謎を探る前半と、いなくなっていた婚約者と主人公の顛末の後半、と分けられて、文章などから印象が変わりますが、もちろん、つながっています。淡々と語られていくので、その前半と後半と変化があるところが、いったん引いていきそうになる興味をまたぐっと引きつけて、最後まで一気に読めて良かったと思います。 前半の手記は、私的にはちょっとグロくて苦手だったんですが、それでも語り手に惹かれるものがあり、読むのをやめられませんでした。 後半は、まあ、わかると言えばわかってしまうのですが、きれいにまとまってくれていて、読み終えたと安心して本を閉じることが出来ました。だから、これはこれで良かったのでは。むしろ、あまり無理に隠そうとしていなかったところに好感が持てたかも。 個人的には、お父さんの話し方がちょっと言葉が荒っぽくて、手記のイメージと合わない気がしました。 でもでも、とにかくもっと読みたいと思わせてくれる作家さんでした。読んでおいて損はありません! | ||||
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| 読み手の合う合わないはあるでしょうが、これ私には効きました! どちらかと言うと、女性向きですね。 一般的に理解困難な精神を持つこの殺人者に...うそっそんな?!共感できない! けど、どういう事? で、どうなるの? と思いながら 読み進めるうち 夫婦の、母と子の、愛情が切なくて 胸がチクチクと痛くなり 最後 鼻をかみながら読みました。 これを読んでいる途中、 私が子供の頃読んだ漫画で 無垢な女の子が殺人を犯していく話 『聖・ロザリンド』を 思い出しちゃった(^_^;) | ||||
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| 淡々と読み進んでいる様でいて、実はその秀逸な文章に時々はっとさせられる。沼田さんの作品はいつも終わりに心臓を鷲掴みにされる様な、切なさ、人として切なさを感じられる事の素晴らしさを残してくれるが、今回の作品は特に素晴らしい。私には予想出来なかったラストに思わず涙が出ました。こんな作品を読めた事が幸せですね。スミレの様な可憐な作品ですが、ちゃんと存在は主張しています。素晴らしいです♪ | ||||
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| 主人公が父親の部屋の押し入れから見つける4冊のノートの手記が 大変面白い。本書の中の3分の1位がその手記の内容が書かれているが 少しづつ小出しにされて、読者を引っ張っていく。 ノートを書いたのは誰なのか、主人公の母親はいったい誰なのか? 物語に引き込まれる。 しかし手記以外の部分が、平凡です。無理もある。最後の落ちもなんだかなあ〜とは言っても 最後は思わす、涙がこぼれてしまった。 | ||||
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| ミステリーは結構読んでいる方だと思いますがこのオチはわからなかったです。過去の手記と現実の様子が同時に進んでいきますが、とても読みやすく、先が気になって一気読みでした。沢山の人が死んだり、不幸がてんこ盛りで、後味悪いな〜と思っていたところにふんわりと舞い降りるかのような衝撃のラスト!お〜最後にこう来たか〜と…なんとも体験したことのない読後感でした。面白い。もっと話題になって沢山の人に読んでほしいです。 | ||||
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| 以前からかなり気になっている作家さんです。 亮介が実家で偶然見つけた「ユリゴコロ」と名付けられたノート。 それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。 これは、誰が書いたものなのか。 亮介は真相を突き止めようとするのだが… 今までになかった様な話で本の中に出て来る本の内容に引き付けられました。 先が気になって一気に読めますし結末も意外性もあり面白い作りになっていますが 毎回読後にいつまでも感じる怖さみたいな物は残りませんでした。 でも沼田さんの書かれる世界観は好きなのでこれからも読み続けて行きたいです。 | ||||
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| うまいレビューが書けないので、受け売りはどうかと思いましたが 2度繰り返し読んだあとの感想として 新聞広告のこの宣伝文がいちばんぴったり来ます。 人の絆が、 モノトーンの世界に 彩りを取り戻させる 衝撃の恋愛ミステリー 手記の書き手が誰なのかがミステリーの軸となりますが ミステリーなれしておらず先を深読みせずに読み進められたのが かえって主人公のテンポと同化できてよかったのかもしれません。 欠点や罪や色々なものを背負っていながらも 人とのつながりによって前に向かって生きていける そういうことを感じられる本でした。 広告につられて購入しましたが、読んでみてよかったです。 | ||||
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