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ユリゴコロ
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ユリゴコロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全196件 41~60 3/10ページ
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サンプルを読み気になり購入。淡々とした語り口の衝撃な出来事、物語にグイグイ引き込まれ中弛みもせず一気に読み終えました。間違いなく良い作品だと思う。 が、しかし私は感動でもなく、この物語を呑み込めない。最後の被害者?はいざ知らず、主人公がユリゴコロを感じがたい為の殺人又は感じなかった無駄な殺人。理不尽に訳も解らず殺された人やその家族。 事故死だけどお母さん(主人公の妹)夫に大事にはされてても心から愛してもらえないのは悲しかったと思う。 やはり唯一の救いは主人公の息子と婚約者。読書後は感動ではなく気持ちがゾワゾワしました。 読後は必ずレビューを書くマイルールを決めていましたが、この作品は中々かけませんでした、読んで後悔はないですが再読もないと思います。 | ||||
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内容もなんとなく現実ぽくて面白かった。ただもっと怖いかなと思って読んでたのに対してそうでもなかったです。映画を見てみたいと思います。 | ||||
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大分以前に読んで、沼田さんの大ファンになりました。なのに、読んだのを忘れて、又購入してしまいました。新しい作品を期待してます。 | ||||
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映画の予告から、興味を持ち購入しました。前半で静かに描かれた狂気が、後半はテンポアップして、深い愛情に。買ってよかったです。 | ||||
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途中でやめようかと思うくらい気持ち悪い情景。でも最後は涙を抑えられなかった。親として女として読むとまた違った感想が持てるラストだった。 | ||||
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読んで、泣きました。 もちろん様々な意見もわかりますが、そこは小説ですから。私は小説なら可と思いました。 で、映画。はっきり言って観ていて気持ち悪くなりました。何度か吐き気さえしました。 残念です、原作の良さが消されている、強調すべき所がズレている、と思いました。 そのあと、恐る恐る二作目(彼女が…)を観に映画館へ。良かった!こちらは原作の感動を思い起こさせる素晴らしい映画化だと感じました。 同じ作家の同じくらい心打つ作品を、違う造り手が映像化するとこんなにも差があるのかということを目の当たりにしました。 | ||||
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主人公が父親の家で偶然見つけたノート。人を殺す事に悦びを覚え、小さな女の子の頃から次々に周りの人を殺めていく、その告白文は淡々としていながらも非常にショッキングで、自分は読んでいて体調を崩したほど。 その戦慄の前半部分に対して後半はやや尻すぼみ感があり、最後のサプライズも「ああやっぱり」といった感じ。でも悪くはなかったです。 | ||||
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偶然実家の押入れから見つけてしまったサイコパスの手記。これは男か女か。自分の父か母の手によるものか。導入部からかなり惹きつけられます。手記に書かれた殺人部分はかなり気分が悪いものですが、その後の愛を知って変わっていく部分に救われます。でもやっぱり殺された子供たちは可哀想…。 | ||||
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面白かった!大きな驚きとかがあるわけじゃないけど、ああ良かったって最後ちょっとだけ思える。 小さい子が死んじゃうのが辛かったけど | ||||
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最初に読んだ時はホラー小説かと思うほど、気持ちわるかった。 しかし読んでいくにつれ、人間としての感情を持てるようになり幸せになっていくヒロインがほほえましかった。 最後は感動です。 | ||||
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映画をみる勇気がなく本を購入しました。 ラストまでハラハラドキドキしました。 面白かった。 | ||||
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悲しくて切なくて号泣しました。 不思議な世界に引きづりこまれるお話。 湊かなえの告白以来、かなりドキドキした内容で一気読みしてしまいました。 | ||||
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先に映画を見ました。 吉高由里子と松坂桃李が小説の世界と映画の世界でぴったりと一部の隙もなく重なり、キャスティングが絶妙だったんだな、と思いました。 小説よりより「アナタ」の雰囲気をぐっと醸し出してた松山ケンイチには脱帽。彼の存在感は小説よりも映画の方が遥かに良い。 それと、映画と小説はそもそも、話の設定が大幅に違うのですが、この小説のいちばん引き込まれる部分は、ヒロインの手記であり、アナタへの思慕であると思うので、その点では映画も小説もとても良かったというか、惹き込まれた。しばらくは自分の日常のなかに「ユリゴコロ」の世界が残ってる感じ。 読んでる間は早く続きが読みたくてたまらなくなるし、結構中毒生の高い作品だと思った。 小説に登場する主要な登場人物のなかで、唯一最後まで「なんだったの?」と真相が回収できてない人物がエミコ。しかも冒頭でもう亡くなってしまっている上に、死の真相も最後まであやふや。 結構な重要人物なはずなのに、なぜあのタイミングで死んだのか、何を思っていたのか、解らないのがスッキリしない。 ヒロインとアナタの物語はとても良かった、というか、ヒロインの壊れ具合には恐怖を感じたけれど、それでもというかそれ故に愛してしまう男の気持ちも何となく理解できた。 主人公の亮介と千絵の物語は良かったけれど少しうすぼんやり。というか亮介の人物像がしっかり描かれてるのに対して、千絵の人物像があんまり見えてこなかった。それに対して弟の人物像はしっかり描かれてる。この小説で、弟と亮介の部分が唯一明るいというか温かみを感じさせる部分。家族の話を描くのに、この弟は良い役割をしていると思う。 そして衝撃?のラスト。 えっ? 行っちゃうの? どこに? あれ? と思ってる間に終わっちゃった。 あのー。。。 「アナタ」が美沙子を許せないのは、沢山の人を殺したからじゃなくて、あの溝の下敷きになった男の子の件があるからじゃ?それはもういいの? あっ、いいんだぁ。。。 なるほどー。。 という呆気ないラストでした。 小説より映画のほうがラストは納得しやすいかも。病院に会いにゆく、って方が。 美沙子の殺人の衝動については、凄く丁寧に描かれてるし、どうでもいい奴(ラーメン屋、元上司)を殺してもユリゴコロが得られないという部分に、なんとなくリアリティがあって、ちょっとゾッとさせる。 美沙子にとって唯一の殺せない存在「アナタ」への恋愛感情はすっと入ってきたし、アナタを思う描写はいつまでも心に残って離れない。 ただミツ子という同級生への愛情は、結構なボリュームで描かれてるのにも関わらず理解はできなかった。 ミツ子は一体なんだったんだろう。 ミツ子を殺したことを全く後悔してないのに、ミツ子との大事な思い出を書くために手記を始めた美沙子の心情が、個人的には全く分からなかった。 そういう意味でヒロインは本当にサイコパスであり、そのヒロインが愛した人物はアナタだけであり、ヒロインにまっとうな愛情を注いだ実の母も父も妹も、ヒロインにとっては、自分とは関わりのない人物のように感じている。だからエミコが死んでも何も感じないし、老い先短い実の母が入所してる施設にも行かない。 そのあたりが本当に怖いなと思った。そしてこういう人間はきっといる、と思えた。 何にしてもとても心惹かれる作品だった。 | ||||
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例えばアメリカの作家だったら先天的な特殊性や個性について宗教を下敷きにして展開できるんだろうけど、日本人の作家は苦労してるよね。とてもおもしろかった。 | ||||
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映画を観た人の感想を聞いて、映画を見る前に原作を読みたいと思いました。 あっという間に引き込まれて、鬼気迫る描写に恐怖も感じたのに、なぜだか読み終わった時には、爽やかな気持ちになっていました。 不思議で、ちょっと愛おしい作品です。 | ||||
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ドンデン返しを意識しすぎてご都合主義な部分もあるけど、小説として普通に面白かった | ||||
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ぐいぐい 引き込まれ一気に読みました。生まれながらの殺人鬼。殺人のところの描写では さすがにぞっとしましたが サイコパスの人の心理とは こういうものなのかもしれないと思いました。 全体的に暗い話なのに なぜか 最後は 子を思う親の気持ちに温かい気持ちになり 読後感は爽やかになりました。 | ||||
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映画の予告で気になって読んでみましたが 題名の通りココロが揺さぶられる作品でした | ||||
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深い理由や原因もなく、上滑りなサスペンスと感じた。愛情に関しても、深い理由や出来事もなくこんな風に受け入れる訳もないので、感情移入も出来ない。 | ||||
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初の沼田まほかる作品でした。 作品の完成度はひとまず置いておいて、 ●50代でデビュー●前職(現在も?)が僧侶等々、経歴自体も異色な方のようですね。 オチは、度々出てくる前フリからある程度予測がつくものの、ラストはほんのりハッピーエンド風。 あらすじにもある「絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラスト」が納得いくかどうかが肝。 罪悪感を抱くことなく犯罪を犯し続ける人間に対して恐怖を抱いていたはずが、 なんとなく同情を誘うような展開になっていき、挙句の果てにはあらすじにあるように「深い愛へと辿り着くラスト」だと…? と突っ込みどころは満載だが、一気に読ませる力はある。 なんとなく読んでいると流されてしまって「最後感動したわー」となりかけるけど、ちょっと待って、冷静に考えてこれいい話なのか? いやいや、おかしいでしょ、と引き戻されてしまうとハマれないと思います。 | ||||
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