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ダークライン
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ダークラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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1958年 テキサス州東部。ドライブ・イン・シアターの経営者として越してきたミッチェル家の長男 スタンリーは、ある日、土に埋もれた金属の箱を見つける。中には二人の人物の手紙が入っていた。13年前、その二人のうち一人はベットに拘束されたまま焼死し、一人は時を同じくして首のない死体が発見されていたのだった。 ・・・ ビルディングス・ロマンは大好物なのだが、どうしても『ボトムズ』と比較してしまう。ミステリとして読むと、本作の方が弱く感じてしまうのだ。作家が同じ傾向の作品を書くのであれば、前作よりすばらしいものを期待するのが当然というものだろう。『ボトムズ』より前に読んでいれば、絶賛していたと思う。ミステリ要素を抜きにすると、面白いのは確かなので読んで損はしないのだけれど、しっくりしない気持ちが残る。残念。 ラストの定番、”あの人は今”のくだりは、やっぱり胸が熱くなってしまうがなぁ。 | ||||
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池上冬樹はこれがランズ様の最高傑作と言っているが、 私は『ボトムズ』 が最高傑作だと思う。 純文学が好きな人には『ダークライン』の方が受けると思うが、 『ダークライン』はミステリとしては切れ味が悪い。 サスペンスアクションとしても『凍てついた七月』 ほどのスピード感は無い。 『ダークライン』は文学として描写をじっくり楽しむ小説である。 1958年を舞台にした歴史文学として楽しむべき小説だろう。 女も子供も黒人も同性愛者も差別しない 主人公一家は魅力的であるが、 ミステリとして期待するとちょっと脱力する。 | ||||
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マキャモンの「少年時代」を彷彿とさせる小説だが、そこまではいかないかな・・という感じを受ける。「性」について何も知らなかった少年が、わずかの期間に、「近親相姦」や「娼婦」を理解できるのだろうか、少年の家で働く2人男女の黒人が、あの時代にあれだけの影響を少年に与えられるものだろうか、そしてまた、殺人犯人とその動機の不自然さ、あいまいさなど、納得できない部分が残る。雰囲気はよく分かるのだが、結局何があったのかその部分が弱いように思う。 | ||||
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