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狩りのとき



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狩りのときの評価: 4.47/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(5pt)

読んで損なし、最高傑作!

スワガーの大活躍ぶりが爽快で、もう何回読んだか、わかりません。
カバーも擦り切れてしまいました。
そのくらい面白いです。

おすすめします!
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.13:
(5pt)

アメリカの名作

最近の作品がイマイチなので余計この作品の輝きが増しているように思います。半年にいっぺん読み返している自分がいます。たしかジョージ クルーニーで映画化を進められたこともあったような?個人的には極大射程より好きです。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.12:
(5pt)

『ボブ・リー・サーガ」の最高傑作

時間がなく、シリーズの展開を早めたいのなら、
「極大射程」を読み、この「狩りのとき」を続けて読むという手もあります。
「ダーティーホワイトボーイズ」と「ブラックライト」は、あとでも良いかもしれません。

「極大射程」と「狩りのとき」。「ダーティーホワイトボーイズ」と「ブラックライト」
これらの2作は、それぞれ密接に関係しています。
刊行順を無視する場合は、この組み合わせにしてください。

それにしても、ダニー・フェン。やはり、これほどの男だったのですね。
さすがは、ボブ・リーの永遠の相棒。ジュリィの永遠の恋人。

…納得です。(涙)。です。

読んだあなたなら、わかるはずです。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.11:
(5pt)

この種の男は、敬意を払うべき対象を必要とします

ベトナム戦争では、兵士の射撃の正確さではなく、軽量な高速連発銃による火力で圧倒する戦術がメインになり、この時点で戦争は特別な兵士は要求せず、普通の男を大量に必要とした時代となっていました。その中で主人公ボブ・リー・スワガーは準備段階におけるあらゆる変数の扱いに習熟し、実行に際しては天才的レベルの技能を発揮する選り抜きのスナイパーです。この構図は何か現在求められるビジネスパーソンに結びつくように感じました。

 大量生産、大量消費の時代では突出した優秀な人材より、平均的な成果が期待できる普通の人材が歓迎されていました。しかし低成長の現在、少数精鋭、選り抜きの人材が求められています。その意味で、スワガー、フェンの人物像はある意味これから求められるビジネスパーソンのある意味ローモデルになるのではないでしょうか。

狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.10:
(5pt)

続編不要!納得の締め括り

「極大射程」から続いてきたシリーズの最終巻。

「極大射程」では国家に仕え従軍するも友を失って帰還し、世を捨てて暮らすベトナム戦傷兵が
熾烈な闘争を経て孤独に耽る生活を終えるまでが描かれましたが、
本作ではベトナムで死んだ友の過去、ベトナムでの戦闘の日々、
そしてそれらの過去が引き金となり、主人公がまたも過酷な闘争に巻き込まれる有様が描かれます。
この物語の主人公ボブ・リーはすでに伴侶を得、家庭を持っていますが、
いまだベトナムの記憶に縛り付けられたまま日々をすごし、すでに齢50を超えています。
そんな彼に過去が再び脅威として襲い掛かり、それを彼は全力を持って退け、ついに人生に平穏を取り戻す。
この作品はボブ・リー・スワガー「サーガ」と呼ばれるこのシリーズ全体の印象を強める、よく出来た締め括りだと思います。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.9:
(5pt)

銃器に興味のある方には読み応えがある

クレー射撃にまで話がおよび、射撃をやっている者には嬉しくなります。銃器、銃弾についても詳細に書かれており、水割り飲みながら読んでいると、自分もその世界に没入。
 同じ作者の「極大射程」もぜひお薦めします。
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No.8:
(5pt)

文句なし、5つ星

本書(上・下)は近年、読んだ冒険小説(ミステリ−要素もちょっぴりある)のなかでは、最高の読み物ののひとつ。
少々、緊迫感に欠けるところもあるが、F・フォ−サイス(緊迫感)、J・ル・カレ(文学的要素)の名作に準ずる評価をしたい。
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No.7:
(4pt)

読みごたえ満点の、4部作の最終作

スティーヴン・ハンターの“ボブ・リー・スワガー・サーガ”4部作の第4作。壮大なスケールの年代記は本書をもって幕になった。

’99年、「このミステリーがすごい!」海外編第15位にランクインしている。

ショキングな幕開けの「プロローグ」の続きは「第3部」までおあずけとなる。

「第1部」では、海兵隊員のダニー・フェンがヴェトナム戦争の機密漏洩事件に巻き込まれるスパイ小説の趣すらある内容である。上層部からの指示を断固拒否するダニーは退役間近にもかかわらず、再度ヴェトナムの最前線へ送り出されるのである。そこで伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーとチームを組むのが「第2部」である。

著者本人がヴェトナム戦争の最前線の経験者であるかのごとく、その詳細な叙述は並みの戦争小説のレベルをはるかに超えている。そして、宿命のライバル、ロシア人のスナイパー、ソララトフが登場する。

「第3部」は、時は現代、場所はアイダホの牧場でひっそりと暮らすボブ一家を再びソララトフが襲う。本書で最長の第3部のそのまた最長の後半部のチャプター48は、ボブとソララトフの死闘のクライマックスが描かれており、最大の読みどころである。

これで話は終わったかと思ったら、「第4部」では“どんでん返し”が待っていた。

いずれにしても、文庫上・下巻あわせて959ページという、シリーズ最長のボリュームを誇るこの大長編は、どこをとっても読み応え満点の傑作巨編である。

狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.6:
(5pt)

最高のアクション&ミステリー

兎に角これも面白い。上巻はベトナム軍とスワガーの壮絶な死闘。下巻への複線になる、同僚の北爆反対デモとの関連も描かれる。戦闘が始まるまでは若干冗長である気がしたが、下巻への重大な伏線である。下巻は、スナイパーソララトフとスワガーの一騎打ち&ミステリー要素に富んだ謎解きが描かれる。最後には軽いどんでん返しもあるし、ミステリーとしてもかなり読ませるので、厚い上下であったが飽きずに読めた。お勧めの一冊。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.5:
(5pt)

謎、アクション、スリル、冒険

「極大射程」「ブラックライト」、そしてこの「狩りのとき」とボブ・リー・スワガーの英雄譚三部作を読み終えてみると、それぞれ違った書き方が採られているが、どれもその作品の内容に合っていて、その魅力に魅了されてしまいます。

この作品は四部構成で、70年代の反戦運動、ベトナム戦線、現在、そして結末となっています。実際には、この前にエピローグがあって、スナイパーに狙われるという衝撃的なシーンから始まります。
ベトナム戦線が具体的に書かれるのは、これが初めてだと思いますが、一人で何百人を相手にする戦いです。
一番面白いのは、現在の部分で、様々な謎が繋がってきて、事件そのものが見えてきます。このあたりのミステリー部分が興味深い内容になっています。実は更にもう一段の謎解きがあるのですが・・・。
それと、この部分では、スナイパー対スナイパーの一対一の対決が素晴らしいと思います。交互に描写されるのですが、それが一層の緊迫感を掻き立てます。間一髪の連続で、ここは一気に読みたいところです。
この本では特に反戦、或いは、戦争に対する嫌悪感を感じます。冒頭で、反戦運動のシーンが出てくるからと言うことだけではなく、主人公自身が、「戦争」というものから離れられなくなっていて、それを脱するための苦しみを描いたのが、このシリーズだと思うのですが、その要素が特に強いように思います。ジュリーがダイレクトにボブに強い言葉をぶつけるだけでなく、文章のあちこちに感じられます。

それにしても、最近読んだ中で最高の作品でした。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.4:
(4pt)

スワガーシリーズ最終作

伝説のスナイパー、ボビー・リー・スワガーシリーズの最終作。
冒頭、乗馬を楽しむスワガー一家が狙撃され、スワガーが撃たれるという衝撃的な場面から始まる。
一転、第一部は、ベトナム戦争当時の平和運動の学生達に溢れるワシントンD.C.が舞台。ベトナムでスワガーと狙撃チームを組むことになるダニー・フェン伍長の物語。第二部は、不祥事の責任を取らされて、再度ベトナムに派遣されたダニーがスワガーと狙撃チームを組んでからの話。嵐の中、前線の孤立した拠点を救うべくたった二人で北ベトナム軍の大隊規模の攻撃を退けるシーンは大迫力。第三部で冒頭の狙撃場面に戻る。ベトナム戦による精神的な後遺症で世俗になじめないスワガー、夫と離婚を決意する妻、とスワガーの家族が危機を迎える中、事件が発生する。なぜ狙われたのか?誰が狙ったのか?ラスト近く、家族を救うため嵐の中、単身出撃するスワガー。敵役の狙撃手との雪の中での対決は本シリーズのお決まりの決闘シーンだがその緊迫感たるや、スワガーシリーズの真骨頂。狙撃手を倒し、大団円と思えば、ダニーの残した最後の謎を解決し、本当のラストを迎える。スワガーシリーズの例にもれず大部な作品。だが、今回は上巻1巻のほとんどがダニー伍長の章とベトナム戦争の章にあてられており、メインストーリーになかなかたどり着けない。著者自らの後書を見ると、どうもスワガーに飽き足らずダニー自身の物語を書きたかったということであるが、全体から見ると冗長な印象を受けたのも事実(もっとも第二部はいつから戦争小説になったのかと思うほどの迫力!)。
シリーズ前3作がよくできすぎているため、完成度を比べるとわずか見劣りするが、けっして本作がおもしろくないというわけではない。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.3:
(4pt)

余計なお世話ですが・・・

余計な文字稼ぎをせずに、サクサクと進むプロット。
え!と思わせるストーリー展開。
アメリカの小説らしいハードボイルドなセリフと表現。
アクション有り、セックス無し(まあちょこっとはありますが)。
そして、銃とライフルと、男の中の男。
まさにエンターティメントな小説です。この小説は一話完結ですが、ご存知の方も多数いるとは思いますが、アール・スワガーとその息子ボブ・リー・スワガーのガンマンの血を語る
五部作となっています。
その五部作を本国アメリカで発表された順番で並べると・・・1.極大射程
2.ブラックライト
3.狩の時
4.悪徳の都
5.最も危険な場所私の記憶に間違いが無ければ、こんな感じです。
順番に読むのはもちろん良いのですが!、バラバラに読んでもやはり面白いです。
なお、アール・スワガーの最新作は、現在執筆中のようです。
もう発刊されたのかな?
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.2:
(5pt)

最高。

狩りのとき。最高です。四転五転する展開には驚かされるばかり。是非、極大射程→ダーティーホワイトボーイズ→ブラックライト→狩りのときと順を追って読むことをお薦めします。マジでおもしろいから。マジで。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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No.1:
(4pt)

狩のとき Time To Hunt

ベトナム戦争から現在までのエピソードを4部構成でつづる。
ベトナムで負傷した後、ダニーは内地で儀礼隊の勤務を勤めていた。国内では反戦活動が荒れ狂い、ダニーもその渦中に巻き込まれていく。 自らの正義感を貫いたおかげで、彼は理不尽にも再度戦地へと送られ、そこでボブと出会う。二人の狙撃チーム「シエラ・ブラボー・フォー」は、幾多の戦闘で奇跡的な勝利を挙げる。やがて、戦争も終結に近づき、ダニーの任期も終わりを告げる時に、悲劇が襲う。引き金をひいたのはロシアから送られてきた超人的なスナイパーであった。 ・・・・それから、長い年月が流れて舞台は米国国内へと移る。ひっそりと牧場に暮らすボブを、再びあのロシア人スナイパーが襲う。
ボブのベトナム時代を、ダニーを軸にして物語られている。スナイパーの戦闘シーンは、ちょっと too much という感じだが、スリリングな戦闘シーンだけでなく、スパイ小説の醍醐味あり、当時の若者の戦争に対する葛藤ありと、単純なミステリにとどまらない盛りたくさんの内容。ボブが狙われる理由もその真相は裏の裏があり、楽しませてくれる。
狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
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