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連続殺人鬼 カエル男
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連続殺人鬼 カエル男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 21~40 2/7ページ
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中山七里さんにハマり3冊目です。 贖罪のソナタでさゆりがこの本に出てくると見たので気になっていました。 今回もおもしろかったのでついつい読み進めるのですが、本当に残虐でした。ここまで酷いのは初めてできつかったです。 続編も気になりますが、少し時間を置こうと思います。 寝る前に読書していますが、寝る前はおすすめしません。電気つけたままじゃないと怖くて寝られない… | ||||
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題のネーミングと表紙絵で惹かれたのがきっかけでしたが、内容が濃く整合性のとれた一冊でした。 後半はページをめくる手が止まらず、顔が不細工になる程真剣に読み入ることができました。マスクしててよかったです。 それぞれ登場する人々の性格やセリフの言い回し、生活の背景などもわかりやすく、またしっかりと把握しやすかったです。 だからこそ、ストーリーが入ってきやすくて読みながら思い浮かべる場面のイメージも、リアルにしやすかったのだと思います。 他の方が仰っていられるように、少々使い慣れていない日本語がでできますが、雰囲気で読み取れるし問題になるほどではないかと思います。 続編があるとのこと、さっそくAmazonでポチります。 最近読書ノートをつけ始めたので、読み終えた今、どんな記録をつけようか、そちらもワクワクしちゃいます。 | ||||
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本文に散りばめられた、時には登場人物のセリフとして書かれている社会批判や持論、皮肉、 それらは若干説教臭くなることもありますが、ヒポクラテスシリーズの時から自分は非常に心地よく、 そして「もっと言ったれ」と共感するものが多く、それも中山七里作品を読むときの楽しみの一つになっています。 殺人や解剖、暴力の描写は、目でみるように詳細に書かれており、過激な表現もある為、読む人によっては少し拒絶反応が出るかもしれません。 読みながら主人公と同じタイミングで「おいおいおい…」と嫌な予感がしてくるところも、作品に没入できる要因なのだなと思いました。そして同じように焦燥に駆られ、苛つき、憤り、嘆くことができました。 この作品を読む前に『ヒポクラテスの誓い』で古手川刑事を知っている人は、物語の中盤あたりで本当に嫌な予感がしてきて、そしてそれが的中することでしょう。 続編も購入し読み始めました。面白いです。 | ||||
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我々が持つ膿の部分を克明に描いていると思います。個人を剥ぎ取られた「大衆」がもつ残虐さがいちばん印象的でした。 続編も読みます。 | ||||
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ヒポクラテスの誓い等、法医学シリーズにハマったのでこちらも読ませていただきました。 結果、読み始めたら止まらず凄いスピードで読破しました。 多すぎない登場人物、予想を裏切る展開、どれをとっても読みやすく面白かったです。 ○○男というと、某文房具男の小説を思い出しました方は多いのではないでしょうか。そんな方に是非とも読んでいただきたいです。 | ||||
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某ハサミ男を先に読んでいたため、 名前にまつわる叙述トリックは割と初期に見当がついてしまい残念。 しかし最終どんでん返しまで用意されていたので心地よく右往左往させてもらいました。 序盤の次々と事件が発生するテンポの良さが嘘のように 後半の延々と続く暴動の状況や人物を痛ぶる描写でやや辟易。 もう大怪我して大ピンチなのはわかったから、話をさっさと進めてほしい。 と思ってしまったのが正直なところ。 読後感は爽快とはいきませんが一気読みさせる面白さがある良作でした。 続編もあるらしいので拝読したいです。 | ||||
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暴動のシーンが長すぎる等のレビューがありますが、私は全然普通に楽しめました!めちゃくちゃおすすめです!とにかく読んで欲しい! | ||||
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気に入ってます | ||||
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此の作品が「岬シリーズ」第一作「さよならドビュッシー」と同時に書かれたというだけで驚きです。 片やクラシック音楽の(肯定的)力を描き、此の作品では、クラシック音楽に関わる人間の「魔的側面」を描く、真に「音楽には神も悪魔も居る」という真実を描き分けた点で、作者の並々ならぬ「音楽愛」に驚嘆せざるを得ません。まさか、此の本の題名からクラシック音楽が「鍵」になるとは予想もしませんでした。 此の作品ではベートーヴェン・ソナタが登場しますが、登場人物にアシュケナージのCDを買わせる処等の読者への配慮は心憎い限りです。 普通、クラシック愛好家にとって、ベートーヴェン・ソナタなら「バックハウス」で決まりなのですが、曲を聴いた事の無い人もいるであろう21世紀の読者にとって、其れでは固すぎます。 また200ページ辺りで「犯人」はコイツだ、と読者に「確信」させておいて、実は「事件解決」後に更なる「仕掛け」が用意されていると言う構成は、「さよならドビュッシー」と最後迄「大賞」を競ったと言う逸話も宜なる哉です。 「ピアニスト年齢的に有り得ない」というなら、松本清張の「砂の器」の方がもっと有り得ない事になります。 抑もミステリーは「純文学」では無いので、そう言う「野暮な事」を言う必要は無いのです。 兎に角此の作者のミステリーには「外れ」がありません。 それにしても、此れが実質「デビュー作」なのですから、恐ろしい才能です。 やたら「称讃の声」が添えられて登場する最近の海外ミステリーが「ポリコレ」配慮で詰まらないものばかりになっている現在、改めてミステリーの基本が楽しめます。 どのミステリーを読もうか、と迷っている方、ホロヴィッツやグリフィスなんかより中山七里をお勧めします。 | ||||
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すぐに届きました。本もとても状態の良いものでした。 | ||||
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読了した感想として、全体的に仕掛けや、伏線を散りばめるテクニックが素晴らしいと思いました。 少しネタバレにはなりますが、作品全体を通して、人間の先入観をうまく利用したトリックだったと思います。 再度読むと確かにそうとは断言されていなかったり、ちょっとしたニュアンスも、先入観によって人は簡単に騙されるのだと思いました。 ただ、他の方もおっしゃるように、市民の暴動の部分をあれほど長々と続ける必要はなかったかなと思います。そこがなければもう少し手に取りやすいボリュームなのかな、という感想です。 面白かったです、ありがとうございました。 | ||||
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刺激的で荒唐無稽なストーリー。無駄に難しい四字熟語、漢字等がちりばめられている文体なので、辞書で調べるのがちょっとメンドクサイ。冗長な部分も。 しかし、精緻な描写と是非はともかく理論で裏打ちされているため説得力を持って読ませる。特有の文体や冗長さは臨場感を狙っていることの裏返しで、たしかに読んでいて恐怖や痛さが伝わってくる。 解説によると著者さんは作品にあたり「一気読みさせる・どんでん返しがある・最後の一行で必ず驚いて戴く」の3つの条件を設定したそう。読んでいてちょっと先がわかっちゃう部分もあるけどそれがまた先を焦らす感じでページをめくる速度が増していく。無責任な読者として不満を見つけるのは簡単だけど、これだけの構想はやっぱり才能が無ければできないとも思う。読んでいて 黒い家 (角川ホラー文庫) を思い出した。シリーズ続編の 連続殺人鬼カエル男ふたたび (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) も読みたくなった。 なお、解説は「このミステリーがすごい!」の選考委員のひとりの方のものによる。選考過程をもとに解説されていて読後感を損なわないものとして好感が持てた。 | ||||
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連続猟奇殺人事件の話です。 怒涛の展開にページを捲る手が止まりません。 読者の裏をかくことも見事な作者ですが、様々な描写、例えば死体、格闘シーン、ダメージを負ったシーンなどあまりにもリアルで臨場感がえげつないです。 登場人物の描き方、背景等も引き込まれます。 初めて出会った作品から4作目を数えますが、中山七里作品は全部読んでみたいです。 | ||||
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暴動、戦闘、性描写がくどい!長い! でもラストにかけてどんでん返しの連続で面白かったですよ。 あんまりカエル男に恐怖する群集心理は上手く表現出来てなかったですけどね | ||||
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以前から手元にはあった本書。なんとなく手付かずのまま、本棚にしまっていました。 夜、夫のイビキが煩く寝付けなかったため、寝落ちするまでの暇つぶしで読み始めました。 気づけば一晩で読破。興奮冷めやらず、結局朝まで寝付けませんでした。 読み始めるなら、陽の明るい内をおすすめします。 | ||||
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展開を想像させて裏切ってくるどんでん返しの心地良いストーリー。内容は少しグロさもあり引き込まれていきました。この小説から中山七里さんにハマり次々と読み始めています。 | ||||
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「連続殺人鬼カエル男ふたたび」が読みたくて、数年前に読んだこの本を再読。 内容をすっかり忘れており、覚えていたはずの結末は「切り裂きジャックの告白」だったので、 またイチから楽しめました。 結局、かなりラッキー続きの結果オーライ逮捕でしたが、嫌ぁな描写や、グロい綺麗さがあり とても楽しめました。さぁ、次は「ふたたび」へ。 | ||||
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一気に読みました。よくある題材ですが、終始緊張感があって飽きませんでした。 | ||||
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『あー!ええー!!!!えええええー!!!!』 この本を読んだ人の大半はこうなること間違いなし。 ただ、どちゃくそ愛犬家の私には大分心苦しくなるシーンがありそこは全てまるっと飛ばして読みました。 そこ以外は一気に読破! はぁ面白かった! | ||||
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"また、この日のみならず埼玉日報はもう一つ重要なものを世間に与えた。犯人の名前だ(中略)こんな名前をつけた〈カエル男〉と。"2011年発刊の本書は、サイコスリラーの雰囲気を保ちながら、心神喪失者の責任能力-刑法39条の是非も問う。どんでん返しの社会派ミステリ。 個人的にはミステリ強化読書中であることから、同じ著者の『さよならドビュッシー』とは全く違うタッチで『このミステリーがすごい!』にダブルエントリーされたことでも知られる本書も手にとってみました。 さて、そんな本書はマンションに蓑虫の様にぶら下げられた女性の全裸死体、そして傍らに置かれた子どもが書いたような稚拙な犯行声明文の発見から物語が始まり【吊るす、潰す、解剖する、焼く】と章の名前からも連想できる陰惨な連続殺人事件が続いていくわけですが。 ミステリには毎回あっさりと著者たちに騙され続けている私ですが。別の作者の傑作ミステリ『ハサミ"男"』を読んでいたことから、今回の名前は似ているカエル男の犯人も同じ仕掛けだと思って読んでましたが。まさか【もう一つ仕掛けがあるとは!】と驚きました。 一方で【謎を解き明かし犯人をつかまえる】本格ミステリ作品としてだけ捉えるならば、多少饒舌過ぎるというか【不要な描写が多いようにも感じられましたが】刑法39条といった社会問題的テーマを作品に意図的に盛り込みたいと思ったのなら仕方ないのかなあ。とも思ったり。 どんでん返しミステリ好きな方へ。また心神喪失者の責任能力についても考えてみたい方にもオススメ。 | ||||
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